カテゴリー別アーカイブ: Pattern Design

ハイブランドのパロディバッグ!

今日は大晦日でございますが、わたくしにはお休みはございません。本日もデータ納品予定があり、やっぱりいつもの月末と変わりはございません。本年最後の作品は、Nagao様制作の、あの有名ブランドに似せたバッグでございます。

誰もがよく知るハイブランドのパロディバッグですが、色を変えて制作するとまた大きくイメージが変わって、なんだかとても新鮮でございます。なんとかグラムという名のついたバッグが有名ですし、アンバー系の色で製品がラインナップされているのに対して、この全く違う色の組み合わせで制作されたものをドカーンとぶつけてきてくださったことに大変感動を覚え、2つ作られたどちらも納得の美しさに思わずうーむ。すごい。素晴らしい!さすがだ!と嬉しくなったのでございます。
このパターンは、無償でご提供させていただいておりましたが、ちょうど以降は中止させていただくことにしようと思っておりましたので、最後にNagao様のこの作品のお写真を拝見して、もうこれで良い とわたくし自身も納得致しました。だいたい、パターンを差し上げても、作品として完成された作品を見せていただけることはまれです。さらに、このデザインなんて誰でも描けるものなので、わざわざお送りする必要も無いともなんとなく思っておりましたので、よい機会でもあると思えました。

ですが、実は、このパターン、イメージ通りに仕上げるには注意が必要で、きっちり制作しないと、あれ?となってしまう難しさがございます。なので、パターンをお送りしても作品を見せていただけない理由もそこにあるのかなあとも思いつつ、最後にこの新鮮なハイブランドのパロディバッグを皆様と一緒に見せていただこうと思ったのでございます。素敵ですよね?どっちの色が好き?と聞いてみたくなるような魅力がございますもの。

2017年は今までの中で一番ブログを更新しない1年でございました。それでも、いつもご覧いただいております皆様には心より感謝させていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。
そして良いお年をお過ごしくださいますよう合わせてお祈り申し上げます。

シャンシャン公開記念に2

縫い代やカットの方法についてのご質問、結構ございます。独学でハワイアンキルトを制作して居られる方は、一度ハワイアンキルト教室の扉をたたいてみるのも良いのかもしれないと思います。なぜなら、ご質問くださる方は皆さん「大きな不安」にかられておられる。「間違っている」かもしれない。という文言がご質問の中に見つけることができるからです。
なので、この前の「ささ様」が描き込んでくださったコメントにひとつお答えする意味で、例のシャンシャンを試作中でございます。

わたくしは、わたくし自身の描いたパターンに、縫い代はプラスせず、そのままカットいたしました。通常のアップリケを施し、ここまで試作してみました。ちなみに、パターンに縫い代を足すと、これよりもう少し太った感じのシャンシャンになるのだと思います。
このようにパーツを組み合わせるタイプのパターンは、縫い代を足すのかどうなのか悩みがちですが、ピローのパターンやウォールのパターンをご覧いただくと分かるのですが、日本ハワイアンキルト製作所では縫い代を加えることはできないデザインがほとんどであることを、今一度ご確認いただけると皆様の不安の解消に繋がるのでは?と考えております。
パターンは、作品制作につながるきっかけのひとつに過ぎないと思っておりますので、完成という結果に至る手法もひとつでは無く、たくさんあって当然だと思います。教室を主宰されておられる先生方が固有に持っておられるノウハウは、全て全て美しい作品を仕上げるためのものなので、間違いはひとつも無いと思います。
なので、制作過程の最初のところで、不安を感じてしまうのであれば、教室に通って先生のお考えに耳を傾けることはとても意味のあることだと思います。なので、サイトでも、ハワイアンキルトの教室やサークルをご紹介させていただいているのでございます。日本ハワイアンキルト製作所サイトは、教室ではありませんし、教室を開こうと考えたことは一度もありませんので、パターンを使ってくださっておられる先生始め、ちゃんとした教室で一度学べば、その後の作品制作の問題の多くは解消されるはずでございます。

シャンシャン公開記念に

シャンシャンが一般公開されたというニュース。わたくしは、パンダファンではありませんが、約30年ぶりに上野で生まれたパンダを見て、とてもびっくりしました。へーっ。子どものパンダってピンクなんだ~。かわいい~。見に行きたいが、面倒でもある。
そして、もうひとつ気づきました。パンダって顔がそれぞれ違うんだ~。こんな状態ではパンダファンの方から叱られてしまいそうでございますが、シャンシャンって割と個性的な顔してるんだ~。かわいい~。もっとよく見た~いと、上野パンダライブを見ようと思っても昨日はなかなかサイトにつながらず、よく見ることができませんでした。それでも、テレビを見たり、画像検索したりして、シャンシャンの個性に気づいたのでございます。

そんなシャンシャンがピンクな内に、みんなで作ってみましょうと、パンダのパターンを作成いたしました。写真をじっくり見て、シャンシャンらしく描いたつもりです。サイズは25×25cmの箸休めサイズですし、彼女らしくふわふわに仕上がるようにキルトラインも極力少なくしましたので、大掃除などの合間に簡単に作れると思います。今回も公開記念にFree Downloadとさせていただきました。グレーのところは、なるべく「黒」で作っていただいたほうが、よりシャンシャンらしくなると思います。
本日は以上でございます。

上手にリバースアップリケを使う

最近多くのお写真をお送りくださるK.Y.様から、また新しい作品のお写真をいただきました。「Tiki 6」です。カットがきれいにされているのか、フラットでとても美しい仕上がりです。Tikiの顔やバナナの葉の葉脈などのアップリケ、上手だなあとおもいました。なんとここにはこんな工夫があったのでございます。

「顔とバナナの葉?はリバースアップリケで作製致しました。」

なるほどです。リバースアップリケは、布を載せるのではなく、上に載せた布に孔を開けて、中から出た色を生かしながら上に載った布の方をアップリケする方法で、線を細く仕上げることができる縫い方です。複数の色を使う場合や、狙ったイメージ通りに作品を仕上げる際にお使いになる方もおられます。
載っているほうが良い感じ、あるいは、リバースで仕上げた方が良い感じ。これはそれぞれ制作される方がお決めになることですが、もちろんパターンを描く際にも考えます。でも、これはあくまでも描く側の都合で、その通りに制作しなければならないことは全くございません。なぜなら、日本ハワイアンキルト製作所サイトは、教室ではありませんので、完成した姿をイメージできるのは、制作者ご本人以の自由であると思っております。もちろんサイトでは教科書なども販売致しておりますが、この中に書いたことだけが正解という訳ではございません。ひとつの手法をまとめただけに過ぎないのです。

わたくしの所につい最近も。こんな質問がございました。(一部抜粋です。)

「こちらのパターンはカットラインだけで出来上がりラインの記入がありません。デザインの完成は出来上がり線だと思うのですがその記載がないので角、鋭角部分で分からなくなって困っています。
迷いながらも針を進めて参りましたがやはり不安で解いて刺し直し、やはりデザインが不安で新しい布で作り直しています。
完成作品の画像を拝見できれば判断出来たかも知れませんがそれも見つけられず、作り直している今確認しなければ作品が台無しになってしまうと連絡させて頂きました。」

まずは「出来上がりライン」という手法があるのか?新たに興味津々なわたくしでございましたが、既にカットの段階から「このようにカットしてください」と強制することは致しておりませんし、お客様の中には縫い代を足して仕上げられる方もおられます。いつも申し上げて折ります通り、ご自分が知っている手法に従って作品を制作していただくことが制作者にとっての正解であると思います。何度も言うことは申し訳無いのですが、わたくしどもは教室ではないので、このように作ってください と申し上げることは決してないのです。
ご質問くださったこの方は、とても真面目な方だと感じましたし、作品に対する強い思いも素晴らしいと思いました。美しい作品を完成させようと、いろいろ悩まれたのだと思います。ですが、正解はご自身の知っておられる手法の中にあると、ご自分をもっと信じて欲しいとも思うのでございました。
この方には、お買い求めいただいたパターンのカットされた様子をブログでご紹介致しておりましたので、その記事のURLをお送りして参考にしていただくようお返事を差し上げました。もちろん、制作方法に規定はない旨も一緒にお伝えしました。

その後。お写真を見て「しっかり参考にさせていただきます。」とお返事をくださいました。良かったです。

オハイアリイ

バッグやポーチをご紹介させていただくことが圧倒的に多い中、大きなサイズの作品にチャレンジされておられる方のこともお話したいと思います。作品は「Ohai Ali’i 2」です。制作されておられるK.W様はすでにアップリケまで終わられています。このお写真を受け取らせていたきましたのは10月19日のことでしたので、今はキルティングがずいぶん進んでいることと思います。

オハイ・アリイは赤+黄色のロイヤルカラーの花ですが、この作品はグリーン系で制作されています。K.W様は
「布地が安いときに買いだめしてから作り始めるスタイルなために、手持ちの布でこちらのほうが色味に合っていると思ってこちらから始めています。」
とおっしゃっておられます。アップリケ中は仕事場にもちこんでこっそり縫っておられた(すごい!)そうですが、キルティングに入るととても無理(わかります。)なので、以降の速度は落ちてしまうかも…。でも。ご自身ものんびり仕上げたいとお考えのご様子で、れはとても素晴らしいことだと思いました。アップリケまで終わっていれば、ほつれる心配もありません。縫ったり縫わなかったりその時々の気持ちや健康状態に従って無理せず完成目指して縫い続けていただきたいと遠くから応援させていただきたいと思っております。また、長い時間かかって仕上げるベッドカバーのような作品は、ご自身が仕上げられるまでの期間は見なければいけませんから、好きな色で作ることも大切な要素だと思います。
モチーフにつきましてはサイトで「オハイ・アリイの花のベッドカバーです。株の下の方につく楕円形で、規則的に並ぶ葉の要素を加えたデザインです。葉を縫い上げるのが楽しくなるようにデザインしました。単独のモチーフで構成されているベッドカバーは、昔のハワイアンキルトのようで、白ベースで作りあげることをおすすめしたいです。植物が自然の中で風に吹かれているような動きのある様子を描きたいと思ってデザインしたパターンです。」とご紹介させていただいております。K.W様は、こうして白ベースで制作されておられるので、とても嬉しく思いました。完成がとても楽しみでございます。
お写真をお送りいただいたときから、掲載をお許しくださっていたのに、ご紹介が遅くなって申し訳ございませんでした。以後も進捗もお送りくださいますようお願い申し上げます。わたくし自身は、皆様の作品のお写真はすべて大切に保管させていただいております。

クリスマスも…

Honuは多くの方がご購入いただいておりますパターンなので、いっそクリスマスでやってみようと試みたのがこんなやつです。

今年はこれら、クリスマス用のパターンも「無料ダウンロード」していただけるように準備しました。更新を怠っておりますわたくしのブログに、毎日のように多くの方がのぞきに来てくださっておりますこと、わたくしは知っております。また、本年はクリスマスのパターンを新たに描くことができませんでした。そのお詫びの印でもあります。
パターンとしてはポーチ用。でもなんでも良いのです。試しに途中まで作ってみましたが、サイドビューのHonuは、この色にするとワニっぽい?などという反省もございますが、クリスマス用のモチーフなので、緑にしたのが敗因なのかもしれません。でも、まあ、無料なので楽しんでいただければ幸いでございます。左図のようにドカーンとポーチの真ん中にレイアウトするのは、あまりおすすめできません。帽子をとった中の形までちゃんとパターンには描いてありますので、モチーフの配置変更は自由にできます。さらにもうひとつ。35×35cmのミニタペストリー用のパターン。

「Mele Kalikimaka」はハワイ語で「Merry Christmas」の意味です。文字以外は以前描いたモチーフを組み合わせたてクリスマス感を楽しんでいただけるようご用意したパターンです。こちらも「無料ダウンロード」できるよう準備を整えました。35×35cmなので、家庭用のプリンターでは出力が難しいかもしれませんが、作ってみようとお考えの方はこちらからダウンロードできます。(PDFファイルですのでAcrobat Readerは必要です。
花については何にしようかいろいろと考えたのですが、クリスマスカラーを持っているアンスリウムとハイビスカスに加えて、日本で人気のモンステラを組み合わせて、少し媚びたデザインになってしまったかもしれません。ほかのパターンを持っておられる方は、モチーフを変更されて、オリジナルデザインで楽しんでいただいても良いかもしれません。
お詫びの印に、どうぞお楽しみいただけること、心より願っております。また、このパターンを使ってキットを量産されても全く問題はございません。以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

去年のヒット商品!ですって!

愛知県で、教室を展開されておられるWashio様より、久しぶりにお写真が送られて参りました。ひさびさっていうのは何でも嬉しいものでございます。ああ、覚えていてくださったんだなあ、と思えるからです。本日お送りくださったのは、Honu & Plumeriaのペットボトルケースで、これ、昨年のヒット商品だったのだそうです。

お使いになっておられるのは、バニティ用のパターン「Honu & Plumeria」だと思われます。Washio様からは、
「ホヌは大ヒットでしたよ。みなさん小銭入れとペットボトルケースは喜んで作ってました。何10個とキットをセットした記憶があります。」
っておっしゃっておられます。そして、何十個と製作されたキットづくりのご様子までお写真でお送りくださいました。お送りくださったお写真を拝見させていただくと、生徒様それぞれがお好きな色、細かい部分は、お好きな仕様で作品を制作されたのかな?と思えます。ホヌは根強い人気のあるモチーフではありますが、バニティのパターンをアレンジされたWashio様のアイデアが、ヒットにつながったことは間違いなさそうです。ボトルの口部分にハワイアンファブリックを使っておられるところも、みなさんのハートを捕らえたのかもしれません。

同時期に製作された小銭入れは、こんな感じなのだそうです。小銭入れのお写真は1点だけお送りくださいましたが、これも、いろいろな色がたくさん並んでいたのだとしたら、とっても楽しかったに違いありません。その様子も、拝見したかったなと思います。

バニティだけでなく、Honuは、本当に選ばれる機会の多いモチーフで、このピロー用のパターンも多くの方にお作り頂いているデザインです。こちらもWashio様がお送りくださいました。今回は珍しく赤系+ピンクの作品でしたので、個人的にはとっても新鮮な感じがいたしました。圧倒的にブルー系で制作されることの多いホヌですが、初めてと言えるかもしれない色、とっても素敵だなと思います。四隅をカーブにしてパイピングで仕立てられているので、おしゃれな仕上がりをイメージされたのかな?と勝手に推察してしまいました。
最後に同じくWashio様がお送りくださったハイビスカスの大きなバッグのお写真です。お身体と比較して大きさを想像してみてください。何にお使いになるのかな?と思いましたら、キャンバスを入れてお使いになるのだそうです。そうか~。なるほどね~。わたくし自身も大学に入る前や、浪人時代に、大きな袋を持って歩いていたことを思い出しました。自分は、このような素敵なバッグではなく、IZUMIYA(現在のToo)LEMON画翠の袋をそのまま持って歩いておりましたのですが。それにしても、すごいバッグです。もちろんバッグのデザインは、Washio様によるものでございます。
今回は、多くのお写真をお送りくださり、ありがとうございました。以後もどんどんお写真をお送りくださいますようお願い申し上げます。

なんだか興奮しちゃって(Lokelani)

Lokelaniの新しいデザイン、アップリケしてみました。きれいに縫わなきゃって常に思うのですが、縫い進めて行くうちに、どんな感じになるかというのが気になり、そう思って作り始めたことを忘れて、だんだん興奮してきてしまいます。わたくし自身のなかで、このデザインがうまく行って欲しい。でも、失敗することもあるだろう。そんな自分にがっかりしたくない。とりあえず、怖いもの見たさな気持ちも込めて、セオリー通りの縫い方も無視して、4分の1づつ縫って行ったのでございます。

予想通り、アップリケは、超楽しかったですし、自身のスキルと精神面に訴える部分も多くあると感じられたデザインでもございました。結論は説明的だが、個性的な表現のLokelaniがひとつ出来上がった感じだと思います。「まあ、ありかな?」という感じでしょうか?
カットした際に、一番下になった4分の1の部分から順にアップリケを施したのでございますが、形が最も甘くなる上に興奮を抑えながら縫うので、とにかくここが一番ひどい。(写真を見て、ああ、ここかな?とご推察ください。)これって、上手な人が縫ったら、線の太さとか同じように縫えるんだろうな。花の形も、同じように縫えるんだそうな。とは思いますが、フロンティアの立場としては、もっと大きな意味での結論を出す必要もあるので、こんなもんで許してちょ。と言いたい気持ちではあります。
へったくそ~。と失笑を買う写真ですが、パターンをデザインした際のコンセプトが伝わればそれで良いのだと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

パターンをアレンジ!

寒い日が続いております。今日も寒い。雨か雪が降るなんてテレビで言っておりますが、雪にならないことを祈るのみでございます。子どもの頃は、雪が降るとなんとなく気分がソワソワしましたが、いつの頃からか雪が嫌いになっている自分がおります。きっと、スノータイヤを持っていないからかもしれません。

ここのところ、続けて作品のお写真をお送りくださっているKawasaki様より、現在制作中の「ハイビスカス9」のお写真が送られて参りました。このお写真を拝見させて頂いた時に、またまた違った雰囲気の作品を制作されておられるなんて、すごいなあ。これ、もうアップリケが終わっていて、これからキルティングに突入されるところまで来ているんだ。すごいなあ。とまず思いました。
Kawasaki様は、いつもとっても丁寧に、作品についてのご説明を添えてくださいます。この作品についても、わたくしがお伝えするより、メールの内容をそのままご紹介させていただいたほうが良いと思います。

「ハイビスカスです。
温かくなりたい心理でしょうか。思い切り暖色です^^; 実物は写真よりもう少しトーンが高めです。
実際パターンを手に取りまして、その時からマルチカラーにしてみようかと思っておりました。
ハイビスカスの花の大きく華やかなイメージをより出したいとの思いで、10%拡大してカットしております。
ところが、これがびっくりするような大きさで、土台との余白のバランスが
悪いような気がしまして、急遽、手持ちの柄物のボーダーを入れてみようと思い立ちました。
これなら、全体に視線が分散され、且つちょっぴり贅沢感・重厚感が出るような気がしたのです。」

とのご説明でございました。なるほどね~。フレームをお付けになった理由がすごくよくわかりました。確かに狙われた効果もバッチリ。すごく仕上がりが楽しみな作品です。マルチカラーのベースは無彩色であるグレーにアンバー系(茶系)のハワイアンファブリックの枠をおつけになって、とってもゴージャスな作品です。ご家族様からも「ええやん!」と好評なのだそうです。

ちなみにこの作品のような色使いですと、作品と枠の関係は、コアウッドのフレームに飾られたハイビスカスのようなイメージのようだとも感じました。もともとアップリケが大変美しいKawasaki様ですが、パターンを拡大されたことで、いつも以上にきれいです。何よりも、1枚のパターンを拡大されたり、多色使いにされたり、自由にアレンジしてお使いくださっているのが何よりも参考になるのではないかと思うのでございます。いつも本当にありがとうございます。

全く関係はございませんが、昨年12月に予約して入手しました「M-1のどん」が自宅に届きました。M-1 2016グランプリの頂点に輝いた銀シャリが、優勝決定直後に撮影した特別な「日清のどん兵衛」として、数量限定で販売されています。食べるのがもったいないとは思ったのですが、本日の昼ご飯に勇気をだしてひとつ開封いたしました。わたくし個人は銀シャリファンという訳ではございませんが、コンセプトやWebsiteが面白いと思い、なんだか買う気になってしまったのでございます。シンプルな人文字であるところや、何よりも素敵だと思ったのは、「ど」の濁点がスリッパなところでしょうか?食べたところは、普通のどん兵衛のようでしたが、普段より油あげがおいしいかな?とも思ったのでございます。写真を是非拡大してご覧になって頂ければ、幸せでございます。

七福神が出来ました!

今年一番の寒さが各地に押し寄せているとニュースなどで、報じていますが、ラッキーなことに、わたくしの住む地域に雪は一切降っておりません。寒いことは寒いですが、行動に困ることはございません。発送させていただきましたご注文の商品が、無事みなさまの元に届きますことを祈っております。

Newspaperの面白い生地で、Heart Lokelaniのバッグのお写真をお送りくださいましたKitatsuji様から、「出来ました!」という元気なタイトルでお写真が送られて参りました。ななな、なんと「七福神」でございます。Kitatsuji様の教室の生徒様の作品なのだそうです。

お正月に間に合わせたかったそうなのですが、少し完成がずれてしまわれたとのことですが、大丈夫。来年も再来年もずっとお使いいただける、普遍的なパターンでございます。と思っておりますから、来年こそは、お正月にお使い頂けると思います。
表情のある生地をお使いになっておられて、全体に落ち着いた色できれいにまとめられています。この作品を制作された生徒様は、真面目にコツコツと、毎回ひとつづつの作品を完成させられるまで仕上げられる方なのでそうで、目の刺繍がなかなかうまく行かないと、何回もやり直しされておられたそうです。
確かに、じっくり丁寧に縫われていることが伝わって参ります。ご本人様も、お気に入りの1枚になられたのだそうです。素晴らしい~!
このパターンはお正月三部作のひとつとして、熊手門松とともに描いたパターンですが、登場人物が一番多いので、とても複雑なパターンです。なので、縫う前のキットを用意するのもとても大変なので、本当に制作してくださる方が居られるのかしらと心配しておりましたが、こうして作品のお写真をはいけんさせていただくと、心から嬉しく思いますし、拝見させて頂けたことにも感謝させていただきたいと思います。

ところで、個々に描かれている七福神の神たちのこと、や、御利益の意味など、もしかしたら思っておられうのと違うかもしれませんので、改めてご紹介させていただこうと思います。

①恵比寿天(えびすてん)
烏帽子に狩着と釣り竿と鯛がセットになっている漁業の神様。後に商売の神様として庶民の信仰を集めるようになった神様です。わたくしも、ビジュアルが一番好き。
・商売繁盛・除災招福・五穀豊穣・大漁守護

②大黒天(だいこくてん)
打ち出の小槌と大きな袋がセットになっている富をもたらすとされる神。打ち出の小槌は、宝物の意味があります。
・商売繁盛・出世開運・五穀豊穣・  子孫愛育

③毘沙門天(びしゃもんてん)
鎧を身につけている財宝を守る神。戦いのイメージが強い神様ですが七福神の中にあっては戦闘的な意味はあまり無いのだそうです。
・武道成就・降塵厄除・家内安全・夫婦和合

④弁財天(べんさいてん)
琵琶を奏でる天女のような姿をしています。弁舌の才能に恵まれ、学業や知恵をもたらす女神です。
・学徳成就・諸芸上達・福徳付与・恋愛成就

⑤寿老人(じゅろうじん)
白いひげと頭巾、長い杖と巻物がセットの中国の道教で「生」を司る南極老人星の化身です。
・幸福長寿・家庭円満・延命長寿・福徳知恵

⑥福禄寿(ふくろくじゅ)
寿老人の同名異体で、福(幸福)、禄(身分財産)、寿(健康長寿)の全てを兼ね備えた神です。この人が七福神の中で最強と言えるのではないでしょうか?
・延命長寿・立身出世・財運福徳・聖徳人望

⑦布袋(ほてい)
実在した人物らしいです。契此(かいし)という中国の僧がモデルなのだそうです。体格のよい姿で、大きな袋、相撲の仕切りのような杖を持っています。袋は人からの施しを受けるためのものなのだそうで、百発百中で当たる占いの布施として施しを受けていたとされているのだそうです。
・商売繁盛・家庭円満・千客万来・家運隆盛

みなさまの今年一年に幸あれと、願っております。