日別アーカイブ: 2014年7月31日

バッグもう一つ

DSC_11107月18日の記事でご紹介したShimamura様は、今週末ビックサイトでのイベントを控えておられます。PUNAというショップを主宰されており、お仕事のご依頼を受けて、出展されるそうです。きっと今頃準備をされており、大変な思いの真っ最中かな?と思っておりましたら、お忙しい中お写真をお送りくださいました。ピンクのパパイヤのかわいらしいバッグです。先ほどの記事に加えて、また、わたくし自身全く想像もつかなかったタイプの作品として出来上がってきました。彼女のホームページにも作品制作の進捗が掲載されていて、ご自分のページに載せるよりも早くこのお写真をお送りくださいました。

ハワイアンキルトは同じパターンを使用していても、手がける方の解釈や思いが込められると、新しい表情を見せてくれるものだと、本日2回目のびっくり!でした。

元気いっぱいのこの作品を拝見して、ハワイアンキルトのパターンが、作品制作の中で占める割合など微々たるものだと感じます。そしてShiamura様のように、自由にのびのびと作品制作してくださる方のために、パターンを販売しようと考えたことが、実際の作品が出来上がって来たことで、小さく実を結んだ気がいたします。次にゲッコーに取り組まれるそうで、これも写真を拝見するのが楽しみです。

パターンを持っている意味

kazuko_plumeriabag_500作品集の委託販売をお受けした甲府で教室を主宰されている村上先生から、バッグの写真が届きました。これはブラックバッグシリーズのひとつ“プルメリア”のデザインです。このバッグは、ショルダー用のデザインとして考え、村上先生は、パターン付きのキットで購入されました。わたくしは、当然ショルダータイプで仕上がると考えていたのですが、なんとバンブーの持ち手がついた手提げ型のバッグとして仕上がった参りました。パターンを見ていただいて、それがどんな完成品となって仕上がってくるかは、わたくしの想像を超えた解釈が加わり思わぬ形で目の前に現れてくるおもしろさは、キットを販売しているショップではなかなか味わうことの出来ないことだと思います。ピローやウォールなどのパターンは、バリエーションが利かないものがほとんどですが、小さなパターンやバッグ用のパターンは、キットになっていない自由さがあるのだと思います。パターンを持っていれば、それを見て何に展開しようか、どんな色にしようか、どこにどんな風にレイアウトしようかなど自分だけの自由が利くことを村上先生はよくわかってくださって、楽しんで作品制作してくださっているように見えます。布を買ってきて、色を考えたりカットしたりが面倒だから、パターンなんか必要無いという方もたくさん居られることと思います。でも、物作りが好き!というお考えをお持ちの方なら、パターンを持って、自由にオリジナル作品を作りたいと思うほうがより楽しみが増えるのではないでしょうか?

わたくしもこういった作品を拝見して“なるほどね、こういう作り方もあるのね。”と教えられるのです。これはパターンを入手できてこそその可能性が広がって行くのは間違いないと感じます。モチーフの推奨カラーの参考例は日本ハワイアンキルト製作所で、ご紹介させていただいております。参考になさってください。

多くの先生がパターンの所有の所在やオリジナリティを大切にしておられます。その考えはわたくしも同じですが、でも生徒様はどうでしょうか?生徒様一人一人にとっては、パターンについてよく理解できないあるいはどうでも良いことかもしれません。作品を作ってみようと思う基準は、ご自分が指導を直接受けておられる先生の人柄だったり、教室の雰囲気だったり。あくまでもパターンデザインは二次的な商材に過ぎないと考えています。ですから、日本ハワイアンキルト製作所のパターンを使って、教室運営されている先生たちからは、パターンが理由でやめていった方はどなたも居られないというお話をお聞かせいただいて、嬉しく思うのです。