月別アーカイブ: 2014年10月

Tifaifaiって素晴らしい

ob_c641ca_tifaifai-uruTahitian Tapaなんて検索しておりましたら、偶然こんなブログ「Quilting, Patchwork & Appliqueを発見してしまい、昨夜は写真を見まくりました。 世界をヨットで旅した経験のあるらしい、おそらくフランス人の女性です。海外の人って本当に価値あるサイトを運営している人が多くて、日本のインターネット事情とは大違いねー。ほんとに素晴らしいわーと再度感動いたしました。
この写真はTifaifai Uru。このサイトには様々なジャンルの作品が掲載されていて、是非皆様にも見ていただきたい写真が満載です。

なかでもTifaifai(タヒチアンキルト)の作品が、わたくしはとても気に入りましたし、そこに掲載されている作品写真を見て、また、なるほどーと多くの事を知ったのでございます。わたくしの尊敬する某ハワイの有名キルト作家が、タヒチに遠征した際に、タヒチアンキルトに感銘を受け、自身も作品をデザインした作品が存在します。それは、かなり個性的で、大胆な「Taro」の作品でした。制作したご本人は、アップリケまで仕上げられており、その後日本のとある先生が、買い取り、ご自身はキルティングを施して、ハワイアンキルトの作品として仕上げられました。それを見てすごいなー、こんな大胆なデザインが描けるなんて素晴らしいなーと、びっくりしたことを今でも覚えています。

ob_cb25b0_salon-tifaifai-2013-patchwork-blanc-violetob_7a6856_salon-tifaifai-2013-patchwork-vert-jauneこれはそのブログから拝借させていただいた写真そのままです。タヒチアンキルトのオーソドックスなパターンとして、様々な作品が掲載されています。某有名作家の作品は個人所蔵の作品なので、ここに写真は掲載できませんが、その影響を受けて、わたくしも同様のTaroのパターンをご用意しています。わたくし自身は不勉強だったせいで、この事実を全く知りませんでした。他にも、その作家がタヒチアンキルトの影響を受けたとされる時期の写真で拝見したことのあるデザインパターンが、このサイトの上で見ることもできます。某有名作家が、以前言っていたいくつかの言葉の中に、人のデザインを真似してはいけないけれど、よく見て自分のデザインを描くようにしなさい、というのがありましたが、それを残した彼女自身も、いろいろなデザインの影響を受けていたことが個人的によくわかりました。そして、改めてデザインと表現の独自性を立証することの難しさを感じたのでございます。これって今の日本なら「真似した」って言われてしまうのではないの?ですが、今も昔も素晴らしいと思う表現は、誰だって作りたいに決まっている。多くの作品を見て、知っているということは、ご自分がデザインをしたり、作品制作をする際にはとっても大きな財産になるということを痛感するのです。
サイトの中には、ものによって、手描きのパターンや、ベッドスプレッドがどんな風に仕上げられているかなども見ることができます。タヒチアンキルトのアップリケの美しさなども見ることができるので、みてみてみてと、みんなに言いたい気分になったのでございます。

ハワイアンジュエリー

kazuko_bungle_600kaori_bungle_600 9月に「Arashi Blast in Hawaii」に出かけたお二人から、ハワイツアーについての楽しいお話を聞かせていただきながら、
「そうそう、今回は何も買わなかったの?じゃらじゃら」と聞いたら、
「買ったに決まってるじゃない。今回はジュエリー買ったことをいろいろ言う人も居ないし、とーーっても楽しかったよーん。」
ときらきら輝く腕を、お二人がわたくしたちの目の前に、にょっきり。そこで、わたくしが、ぱちり
「ほほーう。今回は書い足しですか?お二人とも」
「そうそう。そういえば、私が前に買ったやつ、今買えば6,000ドルだって~。」(上の写真、右側のバングル。幅18mm)「えー、倍になっちゃうのーってびっくりしたけれど、もうそんなの買えないから、今回は、グリーンゴールドにしました。」と左側のマイレのバングルを追加購入されたのだそうです。「前買った時より、彫刻が綺麗になってない?」「今回の方がいいじゃない。」と皆で大騒ぎ。金の値段が上がってしまって、なかなか簡単に手が出せなくなったハワイアンジュエリーのバングルですが、やっぱりつけているのを拝見すると素敵だなーと思います。

下の写真は、以前買ったリングと同じデザインでバングルを追加購入したと、両方をつけて見せてくださいました。「青の部分さー、前の先生に、エナメルって言われてショックだったのよ。これ、ラピスなのに。見てよ、3年前に買ったリングの青と色、変わらないでしょう?」なんて。そういえば、そんなことありましたよね。確かにわたくしも「あれって、エナメルよ。エナメルなんかでジュエリー作ったら何の価値も無いのに、何も知らないのよね。」って言ってた方のことを思い出しました。きっと、その方は、自分も買いたいけれど買えない状況が悔しかったのでしょう。そのときも今も、わたくしはもちろん買えませんが、美しい物を見せていただくのは、とっても楽しいし何よりも、彼女たちが嬉しそうなのを見ると幸せな気分になります。今回のハワイはとっても楽しかったし、ハワイの見方が変わったよ。ですって。それってもしかしたらArashiだったからじゃないの?って、ちょっとは思いましたけれど。

ウォールを2枚カットしました

cut1_600今日は久々にゲストも無く、フルメンバーで会合を開催いたしましたので、ウォールのカットをすることに致しました。今月は「Maile Lei & Mokihana」と「Green Rose」の2枚で、いずれも110×135cmサイズのものです。5人で、2枚をカットして、両方ともしつけをスタートするところまでこじつけました。「Maile Lei & Mokihana」は、ギフトのために今回新たにデザインしました。

上の写真は、「Maile Lei & Mokihana」で、フラ教室の方へのプレゼント用として使います。これは今まで一度もチャレンジしたことが無い、ウォールサイズで、全てフレームと繋がっているデザイン。従ってパターンは4分の1デザインになります。いつも8分の1でカットするわたくしたちなのですが、パターンによってはこういうケースもあるのです。ウォールハンギングで、フレームと繋がっているデザインは、ハワイの某有名作家のデザインにもあることは知っていたのですが、わたくしたちの持っているパターンでは、このことをすっかり忘れておりましたので、初挑戦となったのでございます。カットして広げた結果、なるほどーと多くの事がわかりました。それはどんなこと?とお聞きになりたい方も多いことと思いますが、まだ、1パターンしかチャレンジしておりませんので、ここで偉そうに書くことは差し控えさせていただきます。同じようなパターンを描いて、カットして見て、今回やってみた結果と同じになった暁に、このデザインの特徴についてお話しようと思います。

cut2_600もうひとつの「Green Rose」は、先日わたくそどものカット講習を受講されたYoashinaga様のデザインと同じタイプのものです。中心部分は8分の1で、上下に長方形を埋めるためのモチーフが配置されているものです。ウォールハンギングパターンの周囲にある枠(ボーダー)を縫うのが苦手なので、ボーダーの無いデザインで、とのご要望に合わせてデザインしたパターンです。グレイッシュなグリーンとベースのホワイトがさわやかで美しい作品になりそうです。2枚を同時にカットし始めて、5人で平行して広げてピンを打ち、しつけ開始!というところまで、おしゃべりしながら3時間程度で作業終了しました。あとは個別に担当者がしつけを施して、作品制作するという流れになります。ウォールハンギングのカットをやり始めた頃は、1枚で大騒ぎでしたが、平行して2枚を3時間でセットできるようまでなるなんて進歩は、実践あるのみと皆で「少しは早くなったよね。」とそれぞれが、楽しく充実した時間を過ごせたようです。会合のメンバーは、ほとんどが教室主宰者なので、キットを商品として扱っています。彼女たちにとって、丁寧に仕上げたキットをいかに短時間で作り上げられるようになるかはそのままキットの価格に反映されるので、普通に制作されている作家の方たちとは違います。どんなものでも、苦手を克服するための精進あるのみなのねとしみじみと思うのでございました。

50cmの世界観

new_wreath_500北村先生から、今年のクリスマスカード用に、新しいリースのデザインを描いてほしいとのオーダーがありました。サイトをオープンしてから、めっきり減ったパターンのオーダーですが、50cmサイズで、クッションとして活用するのか、タペストリーとして壁に飾るのかどちらかわかりませんが、デザインを描きました。オーナメントをたっぷりと取り付けたデザインがほしいということだったので、ジンジャークッキー以外のモチーフを全て新しくしました。special_wreath_depホーリーベリーのリースの上に、リボン、ポインセチア、ハート、クリスマストリー、ソックス、ブルーバード、ジンジャークッキー、キャンディケイン、トナカイと盛りだくさんの「スペシャルリース」と名付けたこのデザイン、50cmというサイズで、それなりの世界観を描き出すことが出来ると痛感いたしました。

北村先生はすでにキルティングに入られていて、完成間近な雰囲気が漂って来ます。嬉しいです。ラメの糸などを使用して、キラキラに仕上げたいとおっしゃっておられたので、それも楽しみです。

今回のデザイン上での冒険は、クリスマスに「ブラウン」を導入することです。みんなの大好きな「茶色」をベースに持ってくることで、上に載せられる色の選択肢が増え、赤+緑に負けない華やかさを出したいと考えました。このデザインでは色がとても重要なので、ほとんど外国製のファブリックを色指定して、作ることをご提案させていただきました。

こういうデザインはモチーフの配置を自由に変更できる楽しさがあることはあるのですが、配置を換えた時には、色に注意が必要です。赤のモチーフが集まりすぎないようにすることと、紫と黄をどこかに必ず入れることで、ある程度の問題は解決できます。また、ベースに使う茶を選ぶ時にも、注意が必要で、なんとなく茶が合わない場合は、濃い赤(ボルドーやワインレッド)を使用すると素敵にいい感じに仕上がります。このデザインはパターン2枚組。近日中に販売を開始させていただこうかな?と考えております。どうぞお試しください。

Holly Berryが出来ました。

shimamura_hollyberry_400PUNAのShimamura様が、作品のお写真をお送りくださいました。35×35cmのHolly Berryです。すでに島村様のショップには完成品が商品として販売されているようです。
このデザインは2012年に、クリスマスカード用にデザインしたパターンで、同時に3パターンデザインしたもののひとつです。下の写真のように並べて撮って、クリスマスカードとして、先生たちが生徒様に向けて配ったり郵送したりするために協力して制作しました。このときは、ロープで周りを仕上げて、少しクールな仕上げにしたことを思いだしました。

Shimamura様は、モチーフを少し小さめに入れて、すっきりと赤のパイピングで仕上げてくださいました。ハロウィンの季節が終われば、次はクリスマスの作品を作ろうと考え始めるこの時期に、こうして作品を仕上げてくださったShimamura様に、感謝です。日本ハワイアンキルト製作所のサイトでは、7月頃に新しいデザインを公開させていただきました。Shimamura様は現在、そのなかのスノーマンを制作中とのことです。作品制作のクオリティがだんだんアップしているように思えるShimamura様ですが、常に作り続けていることの効果が現れているのでしょうか?作ったものを多くの人に見てもらいたいと、写真は下手くそですが…。なんて楽しいメッセージが添えられておりました。いつでも前向きで元気なShimamura様、お世話になっております。以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

35_minitape

幸せになる

hayashi_goodluck_600埼玉の北村先生の生徒様。ここで数多く作品をご紹介させていただいております、Hayashi様の新作、「Goodluck」110×135cmです。全てのモチーフを細めに、また、縫って行くと全てがばらばらになる、昔あったデザインのような雰囲気でデザインしたパターンです。これは、ウォールのカットを練習するという意味も含めて描きました。細かめに入れたキルトラインも忠実に仕上げてくださいました。

Hayashi様は、多数の作品を手がけられておられるので、作品の表現方法についてよーく理解されておられるので、ハワイアンキルトらしい作品を作り上げられる貴重な方です。美しく仕上げられることはもちろん、植物をキルトラインで描ききる力のある方だなと常に思うのです。デザインを描くときに、参考キルトラインはとっても大切だと思っています。というのは、何をどのように描いているのか?ということを、パターンをデザインした側から、きちんとご説明させていただくことが、楽しく縫っていただく上でとても重要なことだと考えているからです。モチーフに使う対象は、みなさんがよく知っているものばかりとは限りませんので、ラインを入れないデザインを渡されても、制作される方は、「これって何ですか?」ってなってしまいますし、「自由にラインを入れて仕上げてください」って言われても、そう簡単にラインを描くことはできません。というのが多くの方の状況なのではでいでしょうか?また、Hayashi様のようなベテランになると、ラインを気に入って作ってくださることもあるようです。デザインを描いて、「さーて、どんなラインにしようかな?」ということは、すくなくともわたくしにはございません。

ですが、キルトラインはあくまでも参考です。モチーフを全く無視したラインを入れて作品を仕上げるという手法は、過去の作品にも数多く見られます。調べてチャレンジされてみるのも楽しいかもしれません。

Hayashi様の大好きなピンクのグッドラック、仕上げてくださって本当にありがとうございました。この作品に描かれている多くの「実のなる=実になる=幸せになる」植物たちと、Hayashi様の健康と幸せを心より願っております。

Maile & Mokihana

maile_mokihana_depたまにはちゃんとしたものを描かないといけないと、150×150cmのデザインを描きました。これを描いた理由はかなり個人的なものですし、縫うのをいやがられるマイレだらけなので、売れるデザインだとは思っておりません。なぜマイレが嫌われるかと言うと、行ったり来たりの距離が長いことや、ハワイアンキルトのパターンでは脇役として多数活用されるモチーフなので、あまり意味を感じないという方が多いせいかもしれません。過去の作品を探して見ても、モキハナが主役のデザインは多数見つけられますが、マイレが主役というのは、なかなか見つけられません。なるほど、縫うのが大変なマイレは、やっぱりなかなか主役になれないのね。と思うのでございます。

先日、おつきあいのあるフラの先生からご自身のウニキコンサートへのお誘いを受けました。この先生のハワイアンネームはマイレにまつわるお名前をお持ちで、このウニキコンサートの場で、ご自分のインストラクターを続けてこられた方のお一人が、モキハナという、ハワイアンネームを受けられました。後日スタジオにお邪魔させていただいた際に、マイレとモキハナのデザインは無いの?と聞かれてしまいました。
モキハナを主役にしたデザインはいくつかあるのですが、マイレを主役にしたデザインは、無いんです。と正直に申し上げましたら、すこし残念そうに、そうなの?という感じのやりとりがあったのです。ハワイアンネームを授けたクムフラは、その理由について、主宰の先生がマイレなら、インストラクターのあなたは、それにふさわしいモキハナがいいと思ったのよ。ということなら、あくまでもマイレ様が主役のデザインの一部に、さりげなくアラカイとして先生を支えて来たモキハナさんが見え隠れするようなデザインでなければいけないわよね。と、その先生のために描いたデザインです。
150cmのサイズにしたのは、スタジオの壁面に飾っていただくためのサイズだからです。フラの世界では聖なるレイとして多用されるマイレは、長めのものを首にかけて踊ります。動きに合わせてマイレが揺れて、良いにおいをあたりに振りまきます。ゆらゆら揺れるマイレを主役に、モキハナのモチーフカラーであるパープルをメインに使って仕上げるデザインにしました。

モキハナのハワイアンネームを頂いたというインストラクターの先生は、ハワイアンキルトも手がけられておりますので、お祝いに、カットしたキットをプレゼントしてみようかなと思うのです。もしかしたら、出来上がったものをちょうだいなんて言われるかもしれないけれど。

基本のカッティング

kousyu_takahashi日本ハワイアンキルト製作所では、パターンの販売と同時に、教科書を編集して、縫う前のプロセスをきちんと習得していただきたいと、カットの講習を承っております。まだまだ個別にお問合せをいただいた方のみに実施しておりますが、そろそろ講習の開催についても、ホームページにて公開しようかな?なんて考え始めています。作品のお写真をお送りくださるお客様も、それとなく皆さん「カットに自信がなくて…。」とおっしゃるのです。また、いろいろな団体が主宰する指導者講習や、インストラクター講座でも、カットから指導がスタートするのではなく、あくまでも縫う事ができるようになることを指導のメインに置いているところが多く、いざ教室を開いても、生徒様に縫っていただく作品の元となるキットは、それぞれの教室や本部から購入するというシステムになっているということを最近知りました。

今回、講習をお受けになったNT様は、基本中の基本であるピローのカット講習を受講されました。縫うスキルのある彼女は、教室を開くことを予定されておられるのですが、縫うだけでは指導者になれないと、基本から学びたいとのご希望だったのです。この写真を見て、教科書をお持ちの方なら、どうしてこうなるのかをご理解いただけることと思います。実際にカットされたNT様は「なるほどねー。書いてある事だけではわからいことがいっぱいで、正直びっくりしました。でも、とても楽しかったです。」とお話くださいました。以後はお得の「縫う」プロセスがスタートするのですが、縫うのと同時にどんどんカットにも挑戦してください。とお願いし、日本ハワイアンキルト製作所推薦のベストセレクションパターン集を即座にご購入くださったエネルギーに感動いたしました。NT様は、カットを特別な経験にしてはならないということに気づかれたのでしょう。どんどんパターンをカットして、どんなデザインであっても美しいキットを作り上げられるようにならなければいけないと痛感されたのでしょう。縫う事と同じように、きちんとしたキットを作り上げられなければいけないということに気づいてくださったのでしょう。柔らかで優しい雰囲気を持つNT様は、しっかりと準備を整え、あらゆるプロセスを理解した上で、教室を開始したいと考えをお話くださいました。すばらし。

考えて見れば、わたくしがお手伝いしていたハワイアンキルト教室も、インストラクターの皆さんは作り方を指導することはできても、キットは主宰の先生が作るものをそのまま受け取って生徒様に販売し、キットの値段の一部を受け取るという方式でございました。本当に昔から、ハワイアンキルトってキットの戦いだな~。とNT様のお話を伺いながらしみじみと思うわたくしでございました。

少なくともわたくしたちは、キットをたくさん売りたいとは思っておりません。ですが、サイトで販売しているキットのクオリティには自信を持っています。既存の商品はほとんどありませんが、びっくりする位縫いやすいキットを、是非一度お試しください。

レフアのポーチ♪

asano_pouch1_600 オレンジペコ様より、日本ハワイアンキルト製作所のパターンをアレンジして作ってくださった初めての作品が、できあがりました~とお写真&メールが送られて参りました。掲載を許可してくださったので、ご紹介させていただきます。まずは制作してくださって誠にありがとうございました。

この土曜日は2週続きの台風明けの良い天気でしたが、わたくしは、写真撮影のご依頼を受けて、限りなく横須賀に近い、横浜のフラスタジオにお邪魔させていただきました。ところがお天気のせいか、いつもは3~40分ほどで到着する場所に伺うのに2時間もかかってしまいたいそうな遅刻。先生、ごめんなさーい。撮影を終えてさっさと帰って来ようにもどこもかしこも渋滞だらけで、晴れているってそんなに嬉しいの?と少しいらいらしながら帰宅してこの写真を拝見して、心癒やされるわたくしでございます。

asano_pouch2_600このレフアのポーチはピローのパターンを元にデザインをアレンジして作成されたものです。いかがでしょうか?わたくしはまず、色が好きです。ふんわりとしたレフアの花を赤を使わずあえて、むら染めを使って奥行き感のある花に仕上がっているのが素晴らしい。またベースのミントグリーンとよく合わせた葉の色が作品にかわいらしさを加えています。これならムラ染めの生地を使う意味があると言う色で組み合わされていて、うーむなかなか。また、パターンを見てどんなイメージを持たれたのかもよくわかります。大好きなレフアの花をシンボリックに入れたデザインにしようとお考えになったのだなということを。もちろん隅から隅まできちんと縫われていて、技を感じさせる素敵な作品です。オレンジペコ様は、これをお作りになって、ピローのデザインはピローで忠実に仕上げてみたいとも思ってくださったと、メッセージが書かれていました。これも是非チャレンジして作品をまた見せていただけるといいなと思います。中は黄色ベースの花柄で内側を綺麗に処理してあります。中を開けて黄色だなんて、ここでもなるほどね、かわいいじゃんと写真をじっと見て、ここも綺麗に仕上げられていて、心を込めてお作りになったことが伝わってきて、超うれしく思いました。
お作りくださりありがとうございました。
これからも、わたくしどものパターンを使ってずっとずっと作品を作り続けてくださると伝えいただけたことは、わたくし自身の大きな励みにもなります。愛。以後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

Iolani Palace Coronation Stand

gasrantan_kazuko_500Iolani Palace Coronation Stand銀座でこれをカットしたのは6月の終わり頃でした。サイズは225×225cmのベッドカバーです。過去のデザインを復刻しようという目的で、トレースしたデザインを記録に残っているカラーそのままに再現した作品です。これは甲府教室のAkaoka様が、ここまで仕上げてくださいました。ん?よく考えて見ると3ヶ月半で、アップリケが終了したということですか?ん?それってすごくない?と送られて来た写真を拝見しつつ密かに驚いてしまいました。おそらく制作されているAkaoka様は、このデザインを気に入り、思いの外すいすい縫えてしまったのかもしれませんが、それにしても早い。これからキルティングに入られるのですが、ここまでは順調順調という感じだったのでしょう。以後の進捗が大変楽しみで、頼もしいAkaoka様に心から感謝さえていただきます。やっぱりベッドカバーってすごいね。ここのところ大きな作品をご紹介できていなかったので、うれしさはひとしおでございました。

このデザインは、わたくしがデザインしたものではありませんし、アンティークキルトのコレクションからセレクトしてトレースしたデザインですので、パターン自体の販売はしておりません。制作されたいと希望がおありの場合は、直接お問合せください。実費だけでパターンをご提供させていただいております。

この写真は、キルティング前のサンドイッチしているところなのですが、甲府の村上先生は、生徒様からの要望で、キルト用の250×250cmサイズの綿をお使いになることを選択されました。通常わたくしたちが使うキルト綿は、圧縮していない厚手のものを使います。今回村上先生が使う綿は、世に言う「ドミット芯」と言われているもので綿をはぐ必要は無いのですが、厚手といえども平均の厚さは6mmなので、今までとは違ったできあがりになるはずです。昔のハワイアンキルトは、綿が用意できないこともあったので、中に毛布などを挟んで仕上げられているものも多数残っています。ですが、そういった材料を使う場合は、入れるキルトラインを変える必要があるので、村上先生には、数日制作をストップしていただくことをお願いしました。というのはわたくしがトレースしたパターンにいれてあるキルトラインは、厚手の綿を想定して描いたものだからです。なので、わたくしの中では現状のまま作り上げていただくのは制作者に対してあまりに申し訳いとも焦ったのでございます。ちょちょちょっと待って~。という感じに。
Akaoka様にも、お選びになった材料に合わせた仕上がりがあることを、新たに体験していただければ、またまた、ハワイアンキルトの楽しさを感じていただけるに違いないとも考えます。(制作の手を止めさせてしまってごめんなさーい。)わたくし自身は、パターンやキットを販売したいだけではないのよ。パターンデザインからスタートするハワイアンキルトに必要な情報や手法を、愛を込めてお伝えし、完成までに膨大な時間がかかるハワイアンキルト作品なのですから価値ある作品を皆様のお手元に残していただきたいなと思っているのでございます。たとえ「めいわく!」と言われても。