月別アーカイブ: 2014年12月

目がビーズ♪

新しい羊ができあがりましたと、Kawasaki様より写真が送られて参りました。これは、今までに無いパターンで、おめめがビーズによって仕上げられています。このお顔を拝見して、「そうか、ビーズか。なるほど」とにこにこしながら嬉しくなりました。それぞれの方が、ご自分の作品制作の際に、ご自分のオリジナリティと愛を注ぎ込む瞬間を拝見させていただいたような気持ちになりました。
kawasaki_sheep800Kawasaki様曰く、キルティングの針目が大きめで、納得のいくキルティングになっていない。うーんそうでしょうか?針目が一定で綺麗に揃っているのでおっしゃるような問題は、全く感じませんでした。それより顔。顔です。黒い大きめのビーズ超かわいいです。また、羊のふかふかふっくらとした感じを出すために厚手のキルト綿を使って仕上げてくださったそうです。この作品、ちゃんと顔に目が行くように作られている面白い作品だと思います。さらに、あっという間に仕上げてくださったことにも感謝致しております。ありがとうございます。

12/26にご紹介した、この羊のギャラリーと合わせてご覧いただくとまた面白いかもしれません。

それにしても作品をお作りになる方は皆さん謙虚で、努力家の方が多いです。こんな美し作品を仕上げられながらも、自信が持てないとおっしゃる。不思議です。わたくしにご連絡くださる方々は、どこかで皆さん悩んでおられるのですが、それはきっとわたくしが日本ハワイアンキルト製作所のサイトを開設した理由に直結しているのだと痛感いたします。わたくしもお手伝いしていたハワイアンキルト教室の指導者を8年感見ていて思ったことは、結局何も残っていないということでした。
フラと違って、ハワイアンキルトは、日本のハワイ業界の中で、独特な位置を保っていることを痛感します。ハワイアンキルトを手がけておられる方で、フラやハワイアンミュージックも一緒に学んでいるという方は圧倒的に少ない。わたくし自身は、デザインの仕事で、フラの興業やフラ教室の指導者とハワイアンミュージックに関わる方々、先生方に衣装を提供するハワイアンショップの方々、レイメーカーやフォトグラファーなどとコンタクトを取ることが多々ございますが、ハワイアンキルトに関わる方としてお目にかかったことがあるのはミウミント様くらいです。同時に、パッチワークの1ジャンルと考えられたり、パターンに関する様々な論争で、もの作りの視点からも遠巻きに見られている部分があって、やっぱりここでも独特な位置づけになってしまっていることを感じてしまうのです。この原因は、自分を含めてハワイアンキルトに関わる人間のクオリティの問題が大きかったのだとわたくし自身は深く反省しております。
きちんとしたノウハウを、後生に残したり、作品制作した方が主役になるようなやり方を考えたり、パターンの論争が起こらないよう、自由に使えるデザインを用意して、デザインのクオリティや、作品制作についてや、モチーフについてなど、純粋にハワイアンキルトについて議論したり一緒に考えたりできるようになったらいいと思っているのです。
作品に真摯に携わって居られるKawasaki様のような方のメールを拝見させていただくと、本当に申し訳なく思うのです。きっと皆様多くの情報に翻弄されておられるんだな~と。綺麗に縫えていても、そうでなくても、勤勉でまじめな日本人なら、ハワイの文化や歴史を学びつつ日本独自のノウハウを確立できる能力を皆さんが持っていると信じて「日本ハワイアンキルト製作所」としたのでございます。

最初のベッドカバー

hula_800日本ハワイアンキルト製作所のサイトから、ベッドカバーのパターンをご購入いただいた中からついにこのサイズ初の完成作品の写真が送られて参りました。この作品は「Hula Impliments」で、210×210cmサイズの作品です。制作者のHK様は、指導者として活動しておられる方です。このベッドカバーパターンのご注文は9月にいただいたもので、そこから換算すると3ヶ月で仕上がってしまった計算になります。えっそれってすごくない?
わたくしが日本ハワイアンキルト製作所のサイトをオープンしたのが6月15日で、サイトでベッドカバーのパターンをご購入頂いた方々の作品は年内は拝見できないと勝手に思っておりました。だってどんなに早くても半年でベッドカバーを仕上げるのは、結構難しいことだと認識しておりましたので。ところが、ところがです。HK様が、「お世話になっております」なんて謙虚なタイトルのメールをお送りくださり、何かと思って開封させていただいたら、この写真が添付されておりました。

きゃー。素晴らしい。出来上がったんだ。すごすぎる。

さらに素晴らしいことに、このHK様の作品は、フライベントのメインステージにディスプレイされることが決まったとういからすごい!名古屋で開催される「2015 Hawaii New Year Festival」というイベントで、2015年1月17日・18日両日通して飾られるのだそうです。これ、見に行かなきゃ。
210×210cmは、ハワイアンキルトではベッドカバーサイズとされていますが、このパターンのように音の出るモチーフは安眠を妨げるとして、ベッドカバーとしては使いません。わたくしもデザインした際には、フラ教室の壁や、ショーのディスプレイ用として作成したものなので、HK様のメールを拝見して、さすが指導者の先生、ちゃんと全てわかって活動しておられるな~と尊敬。また、ハワイアンキルトは、完成したものにこそ価値があるとHK様も思っておられることを感じ、ここも尊敬。
作品を通して生まれるコミュニケーションほど楽しいものはございません。出来上がった作品は常に力を持ち人を感動させるものと、わたくし自身の経験からも思います。この作品の展示で、HK様の教室に多くの生徒様が増え、ハワイアンキルトに触れてくださる方がいっぱいになればいいと心から思います。
そしたら密かにわたくしのパターンもたくさん売れるようになるかもなんて。(失礼いたしました。)

オレンジペコ&OKIKO様

いやー昨日の記事は、皆様が楽しんでくださったようで、多くの方にご覧いただけたようで、わたくしは、やっぱりみなさん作品の写真をご覧になりたいと思って居られるなんて素晴らしい!と感動いたしました。また、同じデザインを並べて見られるという機会はなかなか無いのかもしれません。今回に関しては、全て日本ハワイアンキルト製作所からお出ししているキットですので、全く同じ材料を使って得られた結果なので、たくさんの方が楽しんでくださったことと思います。また。制作し、お写真をお送りくださった皆様、本当にありがとうございました。
今日は引き続き、作品のお写真をご紹介させていただきます。オレンジペコ様OKIKO様も、ご自身のブログがございますので、制作者のご本人様のご様子は、それぞれをご覧になってみていただければと思います。
asano_ulu_red3_800まずは、オレンジペコ様の作品「Ulu」です。12月6日にご紹介させていただいた「Uluのピロー」の続編として制作してくださいました。思えばUluの赤は新鮮です。この色を選ぶことが出来たのは、最初にきちんとしたモチーフカラーの作品を仕上げておられるから全くおかしく見えません。この二つが同じ場所にデコレーションされていたら、そりゃあ素敵でしょうね~。と思うのでございます。
また、この写真は12月23日にわたくしの元に送られて参りましたが、きっとクリスマスカラーとして、わたくしのブログを賑やかしてくださろうと思ってくださったのかもしれないと、こんな時期にご紹介するようなことになってしまって申し訳無いと、反省致しております。
ところが、ふと気づくと、緑が6日、赤が23日…ということはこの赤のピローは2週間強で仕上がったという計算になります。うーん。すげー。これ50cmだよね~。で、このクオリティでしょ?北村先生以外にもこういう方がおられるんだなあ、と感心してしまいました。また、写真を拝見すると、ご自分がお作りになったこのピローを大切にしてくださっていることが伝わるのがまた嬉しい。短期間に複数の作品を作り上げると、確実にスキルアップすることは確かなことだと信じております。オレンジペコ様はご自分でテーマを決め、完成期限をご自分できちんと設定して制作されているのだということも感じます。素晴らしい。指導者になることを希望されておられるのなら、素敵な先生になられるだろうなと思います。
takahashi_kahiko600続きましてはOKIKO様の「Hula Kahiko」です。これはバッグ用のパターンとしてデザインしたもので、53cm×53cmサイズです。OKIKO様はフラを学ばれているご友人へのギフトとしてお作りになられたようで、わたくし自身もそんな友達が欲しいと思ってしまうようなできあがりでございます。
この作品を拝見して、パターンを結構描くのに苦労したことを思い出しました。手や足や横顔など、きちんと表現できる限界のサイズだと思ったからです。これ以上小さなサイズでしたら、もう何がなんだかわからなくなってしまいます。フラをご存じの方なら、こんな写真を見たことがあるという方、多いのでは無いでしょうか?この間Websiteを制作した、フォトグラファーのKuni Nakaiさんも、こんなイメージの写真を撮られております。それをわかっていたから、思い描いた通りの作品ができあがるよう、何度も調整してデザインしました。キルトラインを入れるとさらにはっきりとするよう丁寧に描いたのよOKIKO様。素敵な仕上がったので、ご友人のも喜んでいただけるとわたくしも信じております。
OKIKO様も、将来指導者を目指しておられる大変熱心な方で、いつも綺麗に作品を作り上げてくださっていて、常にありがたいと思っております。ハワイアンキルトの先生は大変です。縫う事はもちろんですが、生徒様がお作りになる作品について、パターンの由来や、モチーフ、ハワイの文化や歴史などを助言できるようにならなければいけませんから。それを思ってか、OKIKO様は熱心のにいろいろなことを勉強されておらることは、頂くご連絡からもよく伝わって参ります。
わたくしがお手伝いできることは、ほんの微々たる部分です。こうして制作された写真を拝見するたびに、やはりハワイアンキルト主役は、作品を作り上げてくださる方々なのだといつもいつも思います。

息子の誕生日と羊ギャラリー(午後に羊が増えました)

ryousukes_deskいやいやすっかりブログを放置してはや9日。やばいやばいと思いつつ毎日がすごい速度で過ぎて行きます。さすが師走でございます。
そんなこんなをしている内に本日12月26日になり長男の誕生日となってしまっております。すでに社会人と化している長男は、最近職場のパワハラに悩み、ここ数日元気がありませんでした。会社を辞めるかどうか悩んでいたようですが、すでにいい大人となっている彼にわたくしが何を言えるのでしょうか?そんな中、朝こんな写真が送られて来ました。出勤したら自分のデスクがこのようにデコレーションされていたようです。ここ数日の息子の様子をそれなりに心配しておりましたわたくしの気分も、この写真1枚で救われた気分になりました。

大丈夫。君はちゃんと会社に必要とされているではないの。

と、たまにはダイアリーなるものも書かないと、いったいこいつは何者なんだ?って思われるかも知れないと軽くエピソードを。18日から昨日までは、ほんっとにいろんなことがございましたので、スルーする訳には参りませんが、写真がたまってしまっているのです。特に羊の作品。なので、本日は一気にご紹介します。

sheep_kitamura2_800最初に作ってくだっさったのは、いつもお世話になっております、北村先生です。今回パイピングを細めに仕上げてくださいました。それがそのままキットの仕様になったきっかけを作った作品です。1cmほどのパイピングではなく、今回は5mmで仕上がるようにセットいたしました。パイピングの巾が変に太いと、なんとなくださく仕上がってしまって、悲しいほどの手作り感で、気分がどよーんとしてしまうことがあるので、北村先生もそれを気にして仕上げてくださったのでしょう。うん。わたくしは好きな巾です。
asahi_sheep次はAsahi様の作品です。これすっごく綺麗に出来ています。また、写真が好きです。柔らかな毛布のようものの上に置いて撮ってくださったようで、ああ~素敵~暖かそう~とうっとり。エコーラインにシルバーの糸を使ってくださっていて、新年の華やかさを添えてくださったのでしょう。表情もはっきり出るようにブラウンの糸で仕上げてくださっています。Asahi様の作品は、いつも完璧!これは額装されたそうで、その写真も送ってくださいました。
kazuko_sheep3_800三番目は久々の登場山梨の村上先生の作品その1です。余った生地で作ったこの色の羊のキットをそっとお分けしましたら、すぐに作り上げてくださいました。彼女はこの色が気に入ったのでしょう。いやがらずに作り上げてくださいました。わたくしはこの作品の中で、角のところが特に綺麗に縫えていて、きっとここを気に入って縫ってくださったのだろうと思いました。村上先生は、通常のパイピング仕上げて作ってくださいました。
DSC_0336次はKT様の途中経過の写真です。彼女は小さめのフープを持っておられるようで、アップリケの終わった状態で、キルティングスタートしたところで、写真を撮って送ってくださいました。(すでにずいぶん日数が経ってしまっているので)この作品はきっともう完成しているに違いありません。30cmくらいの大きさの作品は、フープをかけないで仕上げる方も多いのですが、KT様は、たくさんの作品を作ってこられた方なので、フープを使ったほうが作り安かったのかもしれません。
kazuko_sheep2_800kazuko_sheep4_800再び村上先生の作品です。完成写真も届いているのですが、少しピントが外れてしまっていたので、この写真を採用させていただきました。この作品の制作途中に村上先生から、左の写真が送られてきました。顔をどう仕上げたら良いのかについてのお問合せと一緒にね。村上先生も、ちゃんとフープをかけて制作されていることがわかります。でも、それより下書きした羊の顔がかわいらしくて、一気にこの写真が好きになりました。下書きする顔って自分に似るとよく言われるのですが、これもすこし村上先生に似ているような気がして、にんまりしてしまいました。顔と言えば、ここまで拝見させていただいた作品写真を見ると、全部違うから面白~い。同じキットを使っているのに、それぞれの仕上がり感が全然違うから面白~い。楽しい!
mysheep_800と顔ばかり気にして見ておりましたら、こんな作品が出来上がってしまいました。この作品の制作者は、わたくしでございます。わたくしが作品を作るときは、笑いを取るためというのがほとんどで、この顔になったのは、長男が描いたパターンを見て「これ、もののけ姫のシシ神のポーズじゃん。顔シシ神にしてよ。」というのでやってみたものです。ベースのキルトを格子にしているのは、このパターンにエコーラインを入れるゆがむことが気になったからで、あまり気にしないでご覧になってください。
本日はとりあえずここまで。
kaorisheep_redといっていたら、午後になってKaori姫も「うちの羊もできました。」とご連絡をくださいました。2つ作ってくださって、この飛んでる赤の羊にはシンサレートの160を使い、
kaorisheep_purpleこの紫には100を使って作ってくださったようです。Kaori姫曰く、小さなものは160がいい!とのことでございました。綿をシンサレートにしようかな?とお考えの方、いろいろな完成作品の写真をじっくりご覧になり、ご自分に合ったものをお使いください。

志木教室の作品

takano_christmas_800柏と志木で教室を運営されておられる海保先生より写真が送られて参りました~。お待たせ致しました!Takano様、Shiogama様、Kamiyo様そしてIkuta様。ここに皆様の作品をご紹介できるのをすごく嬉しく思います。
この季節なので、まずクリスマスの作品からご紹介させていただきます。まずはTakano様の「christmas」で、100×100cmの大型の作品です。4分の1のパターンで、サンタクロース、トナカイ、ソリ、スノーマン、ホーリーベリーなどを配したデザインです。わたくしが想定した色そのままにお作りいただけて、とても嬉しい。赤と緑を使うのが当たり前なクリスマスのデザインに、赤だけで勝負するとどうなるかなあと思ったのですが、やっぱり素敵です。サンタクロースや、トナカイが、大変綺麗に縫い上がっていて、こんな細かいデザインでもちゃんとモチーフを表現できるんですよ~ということを証明しています。サンタのひげ、帽子のボンボン、トナカイの角など、写真を拡大してご覧になってみてください。すばらしー。
ikuta_wreath_800続きましてはIkuta様の「Christmas Wreath」です。70×70cmのシンプルなデザインで、ウオールハンギングとして1つ作っておけば、毎年クリスマスの時期に、ご活用いただけるデザインです。このウォ-ルハンギングに、オーナメントを取り付けてみたり、キャシー中島さんがよくお作りになっているように、オーナメントを布で作って、載せてみたりして、リースをデコレーションして使っていただくベースにとも考えてデザインしましたので、ある程度の大きさが無いといけないと考えたものです。余白も結構あるので、Ikuta様にもお試しいただきたいと思います。
制作者のIkuta様は5月にハワイアンキルトを始めたばかりだそうですが、この大きさにチャレンジするなんてすごい!この作品を今年のクリスマスに間に合わせるなんてさらにすごい!加えて綺麗に出来上がっているのがすごい!なんて海保先生のメールを拝見しながら思いました。エコーラインのキルティングが大変だったかもしれません。でも、ハワイアンキルトらしさを最も表すことができる要素でもあるので、出来上がったものを手にして、達成感と満足感を味わってていただけたならいいなと思います。
kamiyo_wm_800少し季節は戻りますが、これはKamiyo様のウォーターメロン(スイカ)です。100×80cmの作品です。夏の時期にデザインのオーダーをいただきました。2種類のデザインを描き、Kamiyo様にお選びいただく形で、ご提案させていただきました。蔓植物であるスイカは、葉の数の割には実が少なく、このデザインのように実がたくさんつくことはありません。実際のモチーフに忠実にデザインするなら、葉っぱだらけになってしまいます。うーんどうしようかなあ?
また、お作りくださるKamiyo様が、葉好きなのか実好きなのかはわかりません。そこで2つのデザインを作成し、ご提案させていただくことにしたのです。もうひとつは下の画像です。
8010_watermelon_dep_300海保先生にも、このことはお伝えして、Kamiyo様に選んでいただくようお願いしました。それが出来上がって来ました。実の部分に赤をはさんでくださったので、赤+緑な感じが、意外にクリスマスっぽいじゃんなんて、この時期ご紹介できるのがなんだかれしいです。このパイピングは緑を使っておられますが、赤でも面白かったかもと思います。すこーし写真のピントが外れてしまっておりますが、拡大して細かい部分もご覧になってみてください。複雑な形の葉も綺麗に縫えていて、さすがだなーと思いました。ちなみに裏面(写真はありませんが)もスイカプリントの生地を使われているのだそう。わたくしも見たかったです。
shiogama_bag_600最後はShiogama様のモンステラ&プルメリアのバッグです。左右にポケットが付いているもので、籠みたいなステッチでキルトが仕上げられています。(なんて言う仕上げなのか、不勉強なのでわかりません。ごめんなさい。)モンステラ&プルメリアのデザインは定番中の定番デザインで、ベースに濃いブラウン、それに葉と白のプルメリアで、デザイン的にも色的にも実用的で、ハワイアンキルトらしいあこがれのバッグじゃないでしょうか?渋めに押さえたグリーンの同系色が綺麗。Shiogama様は、モンステラを、きちんと自然のモチーフとして感じながら仕上げられたのでしょうか?ナチュラルで生き生きと仕上げらていて、素敵だなと思いました。こういう作品を見て、ハワイアンキルトを始めてみたいと思われる方、多いのではないのでしょうか?ハワイアンキルトを知らない方でも、モンステラや、プルメリア、ハイビスカスなどは知ってる~という方も多くおられるので、お使いになっていて、Shiogama様も、人から声をかけられることがあるかも知れません。ハワイアンキルトにクリスマスのデザインがあることを知らなくても、このような作品が人の目にとまって、やってみようかな?と思っていただけるようになったら最高に幸せです。
志木教室の皆様、以後もどうぞよろしくお願い申し上げます。楽しく作ってね。

Tikiが出来たって!

DSC_1422PUNAのShimamura様より「Tikiが出来ました!」とお写真が送られてまいりました。表裏違う色で組み合わされていて、最終的にはトートバッグに作り上げてくださったようです。これは、ご自分でお使いになるのか、PUNAで販売されるのか不明ですが、作り上げてくださったことがとにかく嬉しいです。生地を切りながら縫うタパカパスタイルで仕上げていただくシリーズの中のひとつで、「タブーなブラックバッグシリーズ」のひとつとしてデザインしたものです。お鼻の存在がナイスで、キルトラインを入れるとさらに雰囲気がアップするパターンです。さすがにShimamura様はブラックを使わず、ブラウンで作り上げてくださいました。こっそおりと覗いて見える裏地のグリーンが、さらに色味を深く見せてくれて、いい感じ♪です。彼女の作品が好きなところは、いつも何かチャレンジがあることと、楽しく作品を作り上げている様子が伝わってくるところです。彼女のブログには、きっと進捗が掲載されていると思いますので、合わせてご覧になってみてください。Tikiは、ハワイを中心とした南洋で守り神として奉られていた神で、今は人の幸せや健康を願い見守り続ける存在。それをバッグにして持っていたら、怖い物なし?わたくしも作ってみようかしら?と思っていただけたら嬉しいデザインです。shimamura_tiki2_600
裏の色はこんな感じ。おそらく裏地から推察すると、こちらが正面なのでしょう?Shimamura様の寝起きのお嬢様が、モデルを務めてくださったそうです。この写真とても素晴らしい、背景をご覧になってみてください。ハワイアンキルトとおぼしき作品群が、所狭しとデコレーションされているように見えます。バッグもいいけど、写真の世界観もさらに素晴らしい。
つい最近、ハワイで販売する予定の商品写真をご紹介させていただいたShimamura様。常に制作を続けておられる様子が伝わってきます。パターン販売を開始して、半年が過ぎ、いろいろな方にお目にかかって参りました。そんな中、一番最初のお客様であるShimamura様は、買って縫う、これを純粋に続けてこられております。パターンを使って、どのようなオリジナリティあふれる作品が作られてくるのか一番写真を拝見するのが楽しみな存在です。ハワイアンキルトを楽しく作る。作り上げる。そんな高い能力を持つShimamura様に、いつも感謝させて頂いております。もうすぐ2014年も終わりますが、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。愛。

パターンを描くのと作るのは別問題?

2015_sheep_purple22015年の干支「2015 Sheep」のパターンやキットの販売を始めましたが、少し残った材料がありましたので、別の色の組み合わせで羊を組んでみました。20cmの小さいサイズでしたので、たまには自分で制作すべきと作ったのがこの写真。ははは、パターンを描けることと、ちゃんと作品を作れることは全く別問題だなと再確認しながら、作り上げて、恥を忍んでブログに載せる。という暴挙に出て見たのでございます。

作り上げたこのひつじをを見て、次男が「顔白すぎない?」というので、「キミエホワイト」飲んでるんだよ。」などと不毛な会話をしながら、ひとつ色の組み合わせを作ると、いろいろ実験したくなり、誰に何を言われようとも全く気にしないわたくしでございます。なんとなく、もう一色のカラーバリエーションが欲しいなあと、思いながら、生地を切り、組み合わせを考えるのです。2015_sheep_purple3

と申しますのは、この写真のような雰囲気を想像していたからなのでございます。赤いベースのものは北村先生が制作してくださいました。紫をベースにしたものを単体で見ると、地味な感じがしますが、他の色味のものと合わせると、大変豊かな色味を醸し出すことができます。色がたくさんあるように見せるなら、どこかに紫と黄色を入れてみると雰囲気が変わります。おすすめしたいのは「赤」のほうですが、紫をベースにしたものは、赤の引き立て役としての役割をしっかり果たしてくれると思うのです。

そんなこんなでまた次男が、「同じ物2枚作って意味ないじゃん。」と言うので、「紫が男の子、赤が女の子」とつまらない説明をするのです。

エマ色のククイと色についての考察

kukui_kaiho600Kukui & Kukui Leiiのオーダーされたそのままの色でカットされた写真がKaiho先生より送られて来ました。残念なのは、写真が切れてしまっているところです。携帯で撮ったから、ごめんなさーいなんて送られて来たのですがいかがでしょうか?先日北村先生がカットされたものとまた雰囲気が全然違って、本当に面白ーいと思いました。単色でカットすると、ククイって言う感じより、模様のように見えて、全く違う性格の作品に仕上がりそうで、急に楽しみになって参りました。さらに嬉しいことに、なかなか写真をお送りくださらないKaiho先生からの貴重なお写真なので、生徒様のためにも、何を置いても一番に掲載しなきゃって思ったのです。
これは志木教室のTakano様がお作りになられるそうです。以前他の先生が担当されていた教室ですが、Kaiho先生に代わってからは、なかなか作品の写真が送られてこないので、志木教室の皆様もご心配になっておられることと思っております。
クイーンエマをイメージする色で、モチーフはククイというオーダーについてわたくし自身いろいろ考えたということは、さんざん書いて来ております。これから先も永遠に続くであろうわたくし自身想像もできないさまざまなオーダーにお答えして行く際に、色?モチーフ?どっちが優先なの?という問題に必ずぶち当たるのです。これに対して必ずパターンで返すという結論を出さなければいけないわたくしは、色とモチーフが頭の中をくるくる行ったり来たりするのです。
また、悲しいことに、今までの仕事で、なぜその色を使うのか?ということに対して、自身が必ず理由付けをすることが義務づけられていたので、このモチーフだからこの色。という多くの方がわかりやすいものがベストなんだとわたくし自身思い込んでしまっていたのだと反省するのです。作品をお作りになる方が、好きなモチーフと好きな色で作りたいと思うことを許せない自分がいたのだと気づかせてくれたデザインです。これがTakano様の手で縫い上がった時に是非拝見させていただきたいと心から願うのでございます。

takahashi_cut1そんな色について考えておりましたら、カットの講習をお受けになったPannoki様よりアンスリウムのカットされた写真が送られてまいりました。7088シリーズのベースが726(パステルイエロー)パターンが708(くすんだピンク)の組み合わせです。この写真はベースがグリーンに近い色に写っておりますが、じつは黄色なのです。ご本人からは
「カット前の状態とモチーフを広げた状態ではイメージが違って見えました。思っていたより、ぼんやりした感じです。ですが、色合わせは楽しかったので、めげずにまた挑戦したいと思います。」
というコメントが寄せられており、ご自分で色合わせできる楽しみを味わっておられるようで、わやくしとしても大変嬉しく思いました。彼女は配色に関する本などを活用し、色について学びながらカットされるということをされているようで、それも偉い!と思っております。これアンスリウムの穴に、鮮やかな黄色を入れたら、バランスがとれてもっと良くなるかもしれません。Webこのパターンのようにね。
日本ハワイアンキルト製作所のサイトに記載しているパターンは、全て色を付けてあります。これも何度も書いていますが、色に悩んだときに、この色で作ってみてくださいね。という意味での色なので、是非参考になさってください。また、教室を開いて指導者になろうとお考えの方は、余計参考にして欲しいと思います。なぜなら、モチーフの色に比較的忠実な色なので、生徒さんにご説明されるときにも使いやすいものになるからです。ですので、残念ながら、指導者の方は自分のお好きな色で作品を作ることがなかなかできない日々が続いてしまうのです。

伝統的なハワイアンキルトは1色+白というのがスタンダードです。また、キットを販売する際にも、白+1から2色というのが一番好みに関係が無いので、普遍的なキットとなるのです。色味のある2色を使う場合の色合わせの方法は、あまりにたくさんありすぎて、わたくしも最後は、経験によるものがほとんどなので、たくさん切って、たくさん試してみるしかないと思うのでございます。がんばってPannoki様

石巻の真っ黒クロスケ

stone「東京駅の屋根になるはずだったスレートたち。あの震災の日、石巻の倉庫で出番を待って保管されていたスレートが津波によって流出してしまいました。80%は後に回収できたものの残りの20%は漂流。その20%がここ湘南に流れ着いているのをご存じでしたか?そのスレートを少しづつ拾い集めたので真っ黒クロスケを作ってみました。」see遊 Mayumi

本日は平塚のALAKAI BSにお邪魔させていただきました。新しいWebsiteを制作したいとのことで、久々に営業に出かけたのでございます。オーナーの佐々木昌代氏は、プロのボディボーダーで、以前海岸近くに住んでおりました頃、お世話になった方です。この平塚のお店は、ボディボードスクールなどを開催しているショップで、8月以降、ホームページの更新をしないでいたら、変なホームページの制作会社から、電話がじゃんじゃんかかって来て、放置しているとこういう目に遭うのかと、わたくしに連絡をくださったのです。そんなお店の中に、目のついた平たい石がたくさん置かれているので、わたくしは「これはなあに?」とお訪ねしましたところ、文頭のメッセージが書かれた紙を見せてくださいました。
東日本大震災のとき、改装中だった東京駅の屋根に使われるスレートが、石巻の倉庫に保管されていたのだそうです。書かれているように、80%は、回収できましたが、流され、漂流してしまった20%が、2年半かかって、葉山の森戸海岸に流れ着きました。スレートは削られ、葉山に流れ着いたときには、写真のような姿になっていて、なんだか「となりのトトロ」に出てくるまっくろくろすけのよう。そこで、このMayumi様は、そのままの状態で目をつけて真っ黒クロスケとされたのだそうです。
この方は、海岸によく落ちているガラス片を集めて、様々な作品を作っておられており、月に1度出張で、作品の作り方などを指導されています。今月はまた、18日に教えに見えるそうで、よかったら来ない?と誘ってくださいました。

「震災以降、海で遊ぶ人が減った。特に若い人がね。」と彼女
「なんで?」とわたくし
「放射能が怖いんだって。」
「そうなの?」
「だってさ、この石を見てもわかるけど、石巻の海からこうやって葉山に漂着する訳でしょ?そういうのを見るとやっぱり海は繋がっているんだって、私だって思っちゃう。仕方ないよね。」

……。わたくしは考えてもみませんでした。しばらく海から離れた生活をしておりましたので、海が繋がっていることをすっかり忘れてしまっていたのでございます。わたくしは決して社会派タイプではありませんし、原発事故のことに意見できるような立場にはありませんが、震災から3年ほど経った今でも、想像もつかない細かな影響が、わたくし自身を含めて多くのところであるのだろうと感じたのでございます。冬は海で遊ぶ人がめっきり減るので、心をこめて、彼女のWebsiteをリニューアルしようと決心したのでございます。

ちっちゃいひつじ

sheep_kitamura5日にご紹介させていただいた2015年の干支、ひつじのちっちゃい方が出来上がりました。こんな感じに仕上がります。これを仕上げてくださったのは、もちろん北村先生です。いつも本当にご協力くださり、ありがとうございます。ブログに写真を掲載しましたら、パターンだけじゃなくてキットが欲しいとのお声をいただき、これは日本ハワイアンキルト製作所のサイトで特別にキット販売をすることを決めました。といっても、綿や糸などはご自分でお好きなものをお選びいただく形で、しつけしたこのデザイン+パイピング用布+キルトラインがしっかり入ったパターンとをセットにした、他ではなかなか見られない形での販売です。同時に30×30cmのデザインのキットも、同じ形で販売します。カットするのが面倒くさいという方、すぐに作りたいとお考えの方、キットをお求めください。写真のデザインは20×20cmサイズですので、すぐに作り上げることができます。

PS049_sheep_dep2このデザイン、顔の向きと足の向きを変えるだけで、こんな動きのあるものも作れます。モチーフがばらばらになると、一気に自由度が増します。ベースを斜めにしてみたり、羊の色を変えてみたりいろいろアレンジして、お正月飾りのひとつとしてお使いいただけるとありがたいと思います。参考になさっていただけると嬉しいです。クリスマスだとかお正月だとか、なんだかせわしない時期ですので、大作ではなく、気軽にぱっと作って、お使いいただけると嬉しいです。ちなみに写真の作品は、シンサレート綿を使っています。だからもこもこ。