月別アーカイブ: 2015年8月

お嬢様とちょっとバトル

インターネットの時代に弁護士さんも大変です。わたくしのお客様の弁護士さん。情報のネット販売という難しいジャンルで、この業界に参戦なさるということで、久々にお仕事を致しました。Websiteのトップページの画像を作って欲しいとのことで、軽~くデータをお作りしたのでございます。数回の校正を経て、今わたくしが制作した画像は無事その方のトップページで使われております。
それからしばらくした先週の金曜日、再び連絡がありました。
「作っていただいた画像の中に入っている文字を、自分で直したいのでデータを頂くことはできませんか?」とおっしゃいます。わたくしは「編集できるのなら、データはお渡ししますよ。」とお返事。「自分ではよくわからないので、サイトを触ってくれている担当の人から、連絡していいですか?」と弁護士さん。「いいですよ。」とわたくし。このやりとりは平和な雰囲気で終了です。
その後、担当という方からびっくりするようなメールが届きました。

「電話でお伺いした件ですが、以前お送り下さった画像について、以下を追加して頂けるか、また、頂いた画像は自由に編集してウェブサイト等で使用して良いか、ご確認下さい。
1.
jpg形式で書き出す前のファイル
グラフィックソフト等での編集用のもの

2.
文字やロゴの部分を足していない画像
「提出した画像名」については人間の部分 (背景が透明の画像)
* 保存形式はpngが良いかなと思いますがそれ以外でも

3.
加工前の画像(素材)、及び/又はその入手先
* 今回のもの以外でも適当なものがあれば

以上です。可能なものがあれば、メールでお送り頂けるでしょうか。
よろしくお願い致します。(原文のママ)」

んんん?ご確認下さい?確認することなんて、なんにもないよわたくしのほうは。データをくれって言っているのは、そちらの方ではないの?んんんん?なんだ、この、上から目線の文章は!!!
大変です。以後の箇条書きになっている項目も、何を言いたいのか全く理解できず、「こいつ、社会人じゃないな。」と直感的に思ったのでございます。

わたくしがデータを提出する際には、相手方のPC環境が、差し上げたデータを編集できるよう整っているかが問題になるのです。ExcelとかWordとかは、ツールとして使う場合はありますが、メインとなるのは、こういうビジネスアプリケーションではありません。グラフィック系のアプリケーションがインストールされている必要があるのです。さらに文字については、モリサワとライセンス契約をしているため、同じく相手の環境にがモリサワのフォントを使えるようになっているかどうかも気になります。そのことが気になったので、このメールを送ってきた担当の方ではなく、ご依頼主本人に、今一度立場を考えた上で、メールを送ってくれるよう頼んだのでございます。担当という方は、そのわたくしの行動が、気に入らなかったのか、依頼主の弁護士さんに転送したメールをご覧になったのか、(このことも問題です)その後土曜、日曜、今朝まで、上記のような調子で、ご自分の正当性についての説明された、ものすごい剣幕のメールが送られて来て、さすがに参ってしまいました。

メールの文章も、ブログの文章も、それなりの社会性があるべきものであると考えておりますわたくしには、この打撃は大きく、久々に「ビジネスメールの書き方」的な本をプレゼントしたくなるよう方でございました。最終的には依頼主の弁護士さんが、電話をかけて来られて、ひたすら謝っておられましした。この方はお金持ちのおうちの26歳の女性で、働く必要がないお嬢様なのだそう。社会人経験が無かったという予想も大当たり。仕事で送ったメール第一号がわたくしに送られてきたものだったのだそうです。でしょうね~。でも、最近ついてないわたくしです。screen

日本ハワイアンキルト製作所で販売しておりますパターンは完璧にデータ化されていて、皆さんに同じものをお届け出来るのは、わたくし自身がひつこく続けて来た仕事が、大きなメリットになっていることは間違い無いと思っております。サイトを開設した頃に、どなたか教室の先生が、パターンを記録するためにグラフィックソフトを習い始めたということをお話くださったことがあります。そのお気持ちはとっても素晴らしいと思いますが、使いこなすまでにはやっぱり時間がかかるので、わたくしのサイトでパターンを買ってくださいと、お願いしたい気持ちです。

Bella Solidお買い得は明日まで

コマーシャルみたいに「早く言ってよ~。」とお叱りを受けないためにも、申し上げておこうと思い、本日のタイトルにいたしました。15日に販売を開始致しておりますBella Solid Japan Select(メーカー希望小売価格1,300円/m・日本ハワイアンキルトサイト販売価格1,100円/m)の品が、明日まで990円/mでお買い求めいただけます。いち早く入手された方もたくさん居られます。お試しいただくチャンスは、明日までです。9月1日以降は1,100円/mに戻ってしまいま~す。
気づいてすぐに入手してくださいましたAsahi様は、すでにカットされたお写真をお送りくださっています。asahi_monstera_800

70 Monsteraです。最初他の材料で制作をお考えになっておられたようですが、Bellaが割安で手に入るということに気づいてくださって、お試しくださっています。白が透けないと、わたくしが制作中のウルをご覧くださって、モチーフに白を使ってカットされたそうです。きっとこれはもうアップリケが済んでしまっているかもしれません。生地 いい感じですね~!とAsahi様もおしゃっておられます。ベースはわたくしが制作中の色よりひとつ明るい「Kelly」に「White Bleached」をお使いになりました。わたくしのウルも、キルティング中です。ulu_quilt

 

前にも書きましたが、布に張りがあるので、アップリケが上手くなったような気がするのが嬉しい。日本の生地より厚い=ほつれやすいですが、針の通りはよく、どんどん仕上がって行きます。(個人的な感想かもしれませんが…。)また、発色が良く、ロットによる色の違いが無いので、買い足して使っても色が違うということはありません。問題は、色数がまだ少ないということかなあ。
以前海外製の生地であるフィエスタコットンを使っていた教室のお手伝いをさせていただいていたとき、ロットによる色の違いや、傷や汚れでクレームを付けられたり、そりゃあもう大変でした。そういうことは無いので、安心してお使いいただける材料です。明日のご注文分まで、10%OFFです。

Honuとポーチ

Nakahira様は、教室を主宰されることを目指してご自分一人でキルト合宿を行ったり、勉強されたいと願っておられる熱心なお客様です。そんなNakahira様より作品のお写真をお送りいただきました。まずはHonu1です。nakahira_honu

日本ハワイアンキルト製作所サイトを開いたときに、このパターンを掲載したページは連日多くの方にご覧いただきました。こういうデザインがあまり無かったせいでしょうか?それでもこのパターンが実際に売れだしたのは、ずいぶん経ってからのことです。この作品はパイピングコードを使って、角を丸く仕上げるおしゃれな仕立てになっています。中心部分にエコーを入れない、ふっくら感を楽しむ仕上げになっているのが面白い。どういう訳か、わたくしの元に届く作品には、エコーキルトを入れない、キルトラインを入れない作品が多いので、実はみなさん綿の風合いを楽しみたいという方が多いと感じます。
この作品は、最初、販売用に制作されたのだそうですが、そのお話は辞退されたそうです。というのは、お店のほうから数がほしいと言われたことが理由だそうです。
「数がほしいといわれると ひとつひとつに心を込めたり 作っていても納期ばかり頭にあって全然楽しくないのです。」とおっしゃっておられます。
確かにね~。楽しくないというのは、わたくしにとっても大きな問題だと思うのです。そういえば、伊香保に行ったときに、隣の店で、ハワイの某有名作家ブランドのハワイアンキルトバッグがものすごい値引きされて売られているのを見て悲しくなりました。たくさん在庫があるであろうあのバッグは、日本で製造されていないということは知っておりましたがねえ。わたくしたち日本人が、ちゃんと制作すれば、そんなに数が作れるはずも無く、タダ数が揃ってる「モノ」としてしか見てくれないなら、別に慌てて販売する必要もない。賛成、賛成。とNakahira様のおっしゃる気持ちがよくわかります。
わたくし個人としては、ばっちりキルトラインやエコーが入れられているほうが好きです。もこもこの綿をきっちりラインやエコーを入れることで、ぺったんこになって行くけれど、モチーフらしさが描き出されてどんどん立体感が出てくる。というのが好きなのです。nakahira_plumeria_pouch

そんなもこもこ感がすごいPlumeriaのポーチのお写真も一緒にお送りくださいました。プルメリアひとつ以外は全てキルティングで表現されているポーチ。グラデーションの生地を、いい感じにお使いになって、とっても素敵でかわいい。Nakahira様がもこもこ感がお好きであること、このお写真を拝見して納得させていただきました。これ、触ってみた~い。って思いませんか?nakahira_crown_pouch2

一緒にお送りくださったクラウンのポーチは、ハワイアンキルトらしい仕上がりになっていて、とっても素敵です。ベースのピンク系の生地は、すこし表情のあるグレデーションかな?面白いことにNakahira様は、ポーチの仕立てのほうが大変だと感じられたそうです。確かにファスナーを付けるということは、高いハードルになることが多いようで、わたくしたちも、ファスナーを使わないポーチを考える必要があると、よく話しています。そういう細やかなことになかなか昔の人は対応できなかったのか、バッグやポーチはハワイアンキルトのジャンルの中にはありませんって、何度も書いていますが、無いのです。バッグを作りたくてハワイアンキルトを習い始めるという方が多いとよくお聞きします。絵画と同じアートとされるハワイアンキルトですから、じっくり鑑賞できるピローやウォールやベッドしか無かったのでしょうか?絵を持って歩くことを考えるのは、日本人ならではなのかもしれません。

全体が写らないサイズ

甲府教室の村上先生より、Sano様のベッドカバーが出来上がりましたと、大量のお写真が届きました。ううむ。こんなにたくさん送って来てくださったのに、切れていない写真が1枚もありません。彼女曰く、「どんなに頑張っても、全体が入らない。いろいろ試して撮ったから、全部送ってみました。」ということです。kazuko_sano_bed2_800

Sano様が仕上げてくださったのは「Ohai Ali’i 2」です。210×210cm。確かにベッドカバーだと室内で完璧に撮影するのは無理。皆さんが周りで作品を持ち上げてくださっている様子が、写っていて、苦労されたことが伝わって参ります。椅子に乗ったりいろいろしたけど、無理だったということです。わたくしも、作品集を編集するときなどは、一眼レフカメラを使って作品の写真を撮ります。
制作されたSano様をはじめ、甲府教室の生徒様たちはみなさんベッドカバーを制作されておられる、少数精鋭の教室で、主宰の村上先生ももちろんベッドカバーを制作中です。彼女達の今までの作品を見たい!という方、村上先生が2013年に開催された作品展に展示されておりました作品写真を全て収録しております作品集をわたくしのサイトで委託販売させていただいております。kazuko_sano_bed3_800
わたくしは、作品の写真を見るのが大好きです。このSano様の作品は、さすがに高いスキルをお持ちであることがわかります。茎の縫い方や、葉や花とのつながり部分など、モチーフを感じて縫っておられることが伝わって来て、素晴らしい~と、感動してしまいます。ハワイアンキルトは、なるべく1枚になるようにパターンをデザインする都合上、モチーフとモチーフをつなぐ要素が登場します。それは、茎だったり、蔓だったり、抽象的なレースと言われる要素だったりしますが、どれもモチーフを生き生きと見せるための要素なので、手抜きは厳禁。花や葉を縫うのは楽しいけれど、要素をつなぐ線はつまらないという方、結構居られるのではないでしょうか?そこは、花や葉に水や養分を運ぶ重要な部分であると考えて縫えば、作品が見違えるように素晴らしいものになること、わたくしはたくさん見て来ました。このSano様の作品もそんな素敵な作品のひとつだとわたくしには見えるのです。バッドカバーを仕上げるエネルギーはカットの仕方やしつけのしかたや様々な縫い方などの細かな「手法」なんて、小さな問題だよねって思わせてくれる芸術性の高い領域に位置しているものだと、Sano様の仕事に心から尊敬の念を抱くわたくしでございます。

これぞハワイアンキルト

いつもよくコメントを書いてくださるKawasaki様より、作品のお写真が届きました。レフアのピローです。レフアは、赤と黄色のものがあり、赤のレフアは「オヒア・レフア」と言って、フラを学んでおられる方には一番愛されている花です。このデザインは黄色のレフアをイメージしてデザインしたのですが、Kawasaki様は、わたくしがイメージした通りに仕上げてくださいました。kawasali_lehua_800

Kawasaki様ご自身にとっても会心作であることが、メールの文面からも伝わって参りましたが、わたくし自身は、このお写真に心奪われたのでございます。ソリッドの生地を使い、ベースは白、モチーフの色も実際の植物に忠実なもの。完璧にキルトラインが入れられていて、余白にエコーも入っており、これぞハワイアンキルト!という作品です。
ハワイアンキルトの教科書に収録しているパターンを使って、なななななんと超嬉しいことに、わたくしに対して、親愛と感謝の気持ちを込めて、レフアにいたしました。と、書かれているではありませんか。
てへ。そんな~。
でも、そのお言葉、とても励みになります。
上下左右のエコーキルトの入り方を見ると、カットされた時に、きちんと、ベースとトップが合わせられていることがわかります。それでもご本人は、ずれているとおっしゃっておられますが、ハワイアンキルトがどんなものであるかということに、気づかれたことを伝えてくださる作品です。アップリケやキルティングも超綺麗に制作されていて、参考作品のよう。
わたくし自身は作品を、モチーフに忠実に制作してほしいとは思っていません。自由にご自分の好きな色を使って楽しく仕上げていただきたいと思っております。ただ、サイトに掲載しておりますパターンに全て色を付けておりますのは、描いたわたくし自身が、付けている色を想定して描いたということを、お知らせするためのものです。そして、わたくし自身が想定する色は、特に、花の場合は、モチーフそのものの色であることが多いです。これは、モチーフを知らない、見たことが無いという方のために、実際の色を知ることも制作のきっかけにしていただけるのではないかとも思っているのです。

ひどい目に遭いました

土曜日から昨日まで、それぞれ別の理由で出歩いておりましたわたくしですが、久々に最悪、ひどい目に遭ったのは、土曜日でございます。いつものように、クライアント様の要望で、練馬区の方に出かけ、伊香保のときのように1日中テントに居てフラの方を対象とした品々を販売する仕事をお手伝いです。イベント開催時間は11時からで、事前の触れ込みでは、来場予測5,000人ということでしたので、6店舗出ていたそれぞれのショップの方もわたくしも、さー、頑張って売るぞー。と、心うきうきでお客様を待ち受けておりました。
5,000人もの方がお見えくださるのなら、さぞかし忙しいことと、わたくしたちも2名体制で準備しておりました。11時が過ぎて、イベントが始まりました。もちろん最初から多くのお客様が集まるということはそうあるわけではございません。なので、始まった段階で来場者が少ないな~、と不安にはなりましたが、時間が過ぎたら多くの人が来てくださるはず。まあ仕方無いか。と、その場を離れることなく、依頼された仕事を忠実にこなそうと、暑い中5,000人の方が押し寄せて来てくることを待ち続けておりました。hikarigaoka_800

ところが、ところがです。この写真を撮った14:20頃になっても、5,000人どころか100名の方が来てくださったかどうかという状態で、2日で5万円、1日あたり25,000円の出店料を払ってしまえば大赤字という状況でございます。わたくしたちだって、この時間までに当然25,000円を売り上げることなど出来ず、ちょっとまずいんじゃないかしらと思い始めておりました。他の出店業者の方達も、「どうなってるの?」「5,000人来るって、フラレアや素敵なフラスタイルのイベント情報にも書いてあったじゃない!」「これってちゃんと宣伝してるの?」と互いに言い始めました。
わたくし自身、いろいろなイベントにお手伝いで伺いますが、こんなの初めて。こういうイベントは、ステージで地元のフラ教室の方達が時間を決めて踊り、1日20~30のハラウ(教室)が出演するのですが、この日出演するのは9ハラウ(教室)のみ。えー大丈夫?(伊香保は50~80組出演)
また、彼女たちがフラを披露してくださる、ステージと呼ばれる場所は、わたくしたちが出店しているのと同じ高さで、テントとテントの間に敷かれたグレーのシートだけ。どんなイベントでも、ある程度高さのあるステージが用意されておりますのが普通なので、わたくしも「えっ…。ここがステージですか?」
と、最初にわたくしが思った不安が的中しました。
いくら手伝いとはいえ、25,000円も売れないというのは問題です。今月初めに手伝った伊香保でも、昨年ほど売れないと言われていても3日で、100万ほど売ったわたくしはどうしようと気分が重くなりました。

それはわたくしたちだけでなく、他の店も同じような状態です。このままではあまりにまずいということで、わたくしたちを含めた業者全員で主宰者に話を聞きに行くことに致しました。わたくしとしては、不本意なのではありましたが、主催者の元に出店業者全員と一緒にお話を伺いに参りました。この方は、説明を求めるわたくしたちに対して「警察を呼びますよ。」と言うので、わたくしたちは「どうぞ、呼んでください。第三者を入れて話したほうがいいでしょう?」。その後主催者の方は、警察に連絡することは無く、いろいろ言い訳をされて、最後に「今から明日までに5,000人く・る・ん・で・す!」と逆ギレされてしまいました。
この言葉を信じて、いったんわたくしたちは、販売に戻りましたが、最終的にプラス50名ほどしか来場されませんでした。朝8:30~17:30までずーーーっとこの公園に二人がかりで居て、35,000円を売り上げ、それでもこの日の出店業者の中で、ダントツトップという笑える結果でございました。
ひさしぶりに「無駄な時間」を過ごした土曜日。同じくひさしぶりにひどい目に遭った1日でございました。

最終的に、主催者は、出店業者全店舗に出店料を返金するという結果になったことは言うまでもありません。翌日も続くこのイベントがどうだったのかは、考えたくもありません。

彼女はBellaが大好き

orikasa_anthrium orikasa_lehua7月にご紹介させていただきましたR.O様から、作品のお写真が届きました。R.O様は、ずっとBella Solidを愛用されておられて、日本で買えるようになって嬉しい限りです。おっしゃってくださいました。彼女は、今までアメリカのショップで購入されておられたようですが、今は、円安や送料を考えるとそう気軽に注文できなかったそうです。前回ご紹介させていただきました作品は、Bella Solidをお使いになられているそうですが、この作品は違います。アンスリウムは、国産の手染め生地で、レフアはシーチングをお使いになられたそうです。他にもMichael Millerなどもお使いになられるそうです。R.O様は大きな作品より、ポーチやバッグを制作されるのがお好きなそうです。作品のお写真を拝見させていただくと、どれも完璧な仕上がりなので、大きな作品も綺麗に仕上げられるんじゃないかしらんと、なんだかもったいない感じがいたします。それにしても、自由にいろいろな材料をお使いになられる探究心は、見習うべきと思います。
さらに、わたくしはポーチ自体の形がどちらも素敵だと思います。アンスリウムにはアンスリウムに合った形、レフアも同じです。これは、モチーフに合わせて形を変更されていると感じ、なんだかパターンを大切に扱っていただけたような気がして、すごくうれしく思いました。パターンの形に合わせてポーチを作るということ、わたくし自身も考えたことがありませんでした。なので、形は違いますが、このふたつの作品には自然な統一感を感じます。趣味いい~。お写真も切り取られた状態で、お送りくださいますので、もしかしたらデザイン系のお仕事をされておられるのでは?と勝手に想像してしまいました。以後もまた、作品を拝見させていただければと思います。

好きな雰囲気はどれですか?

6月に公開させていただきました、Baby Quilt Ulu。babyquilt_ulu_dep_300サイズは100×100cmのパターンです。女の子用にデザインしたNaupakaより、評判が良かったのは、モチーフのせいでしょうか?デザインのコンセプトとしては、実になる子どもをやさしく包むという感じで、パターン的には、Baby Quilt以外にも活用できるものなのかもしれないということは、本日ご紹介させていただくお写真達が物語ってくれます。描いた側から見ると、どれもなるほどね~そう見えるのね?と新たに教えられることの多いパターンでした。ここにご紹介させていただく5点から、新たにインスピレーションを感じていただけたら、わたくしも嬉しいです。kkitamura_ulu_cut_800

最初のは、北村先生のもの。ベージュ+深い赤で、豊穣で、大人っぽいイメージの色です。これは生徒様が制作中で、すでにキルティングがスタートされておられるそうです。7088のあまり使われない2色765(ベース)+781(パターン)でカットされていて、これをご覧になった生徒様は、即ご購入くださったそうです。こういう色合は、おそらくご自分の好きな色相に関係無く良いと思っていただける組み合わせなのかもしれません。kazuko_ulu_cut_800

次は甲府の、村上先生がカットされたもの。水色+緑のわかりやすい色で、元気いっぱいな感じになります。ハワイアンキルトらしい組み合わせで、青空に緑のウルをイメージされたのかもしれません。ulu1

こちらからの3点はLino QuiltのYosinaga様がカットされたものです。彼女の教室は、Kona Cotton®を使っておられるので、とっても色が美しい~。これはパステルカラーの水色+ピンクなのだそう。これはBaby Quiltとして男の子にも女の子にもお使いいただける、理想的な組み合わせの色だと思いました。ulu2

ここから以降の2枚は、リサイズされて110×110cmに変更されたそうです。作業の手順としては
「最初はフレーム部分の布の大きさだけ大きく取って頂ければいいのですが・・・と依頼されましたが、
それだと仕上がった時にフレーム部分が重たくなるのではないかと思い、四方外側に5cmフレームのみ移動しました。
その分、中央部分のモチーフとフレームとの間の土台部分の面積が少し大きく露出しましたが、
110cmサイズの場合はこれくらいの方がバランスも良いのかもしれませんね~」
これは、ベースが白+赤で、王道の美しい色。ハワイアンキルトを制作される方なら、1枚は持っていたい色の組み合わせです。この組み合わせは、ハワイアンキルトの美しさを一番伝えやすいわかりやすい色なので、制作することには大きな意味があると、わたくし個人は思っております。ulu3
同じく110にリサイズされたもので、ネイビー地にパールピンクなのだそうです。パールピンクで白を感じさせるという手法で構成されたもので、よく見ると白にほんのり色味が感じられるということを狙っているのかな?作品を制作する際に、自由に色を選ぶというところが、もしかしたら一番楽しい時間かもしれません。でも、ご自分が制作されているモチーフのことは、しっかり知っておいて欲しいといつも願っております。よく先生方から、生徒様からパターン何でしたっけ?と言われるというお話を伺います。この状況は、パターンを描く立場としてはとても悲しいことです。何のパターンか知らずに縫っているならハワイアンキルトではなく、ただの縫い方教室になっちゃう。もっともっとパターンやモチーフに多くの方が興味を持っていただけることを、心から願うわたくしでございます。

5枚のハロウィン

教室でHalloween2012を5枚カットされ、生徒様と一緒に作品制作されておられたSameco先生より、
ようやくアップリケ終わりましたー!
綿入れも完了!
久しぶりにスタンドフープ出してキルティング開始です(๑•̀ㅂ•́)و✧とeguchi_hallween1_800このお写真をお送りくださいました。

このHalloween2012は、季節のぱたーんの中で、お選びいただく方が多いデザインなのですが、その理由は、わたくしが描いた時のコンセプトをそのまま受け入れてくださる方が多いのだと思うのです。そのコンセプトとは、ハロウィンのオールスターが登場するこのパターンを1枚作っておけば、ずーーっと使える という風に考えたことと、楽しくどんどん仕上げて頂けるような面白いデザインにしたいと考えたことです。100×100cmで、ハロウィンを作るのは相当大変です。実際Sameco様の教室でも、10月に間に合うようにと、7月に皆さんが制作を始められているという事実からも、推察できます。
eguchi_halloween4_800Sameco様は、この作品のキルティングにスタンドフープをお使いになるご予定です。すごい。これをお持ちになっておられるということは、大型の作品を制作された経験がおありなのかな~かっくいー。と思ってしまいました。フープの横から顔を出しているオバケがかわいい。先日ご紹介させていただきました教室の生徒様もみなさんキルティングに突入されているそうです。アップリケが終わり、キルティングに入ると、それぞれ個性的な作品に仕上がってゆくはずなので、わたくしもとても楽しみです。
モチーフのキルトラインは、紫でいく?ラメ糸でいく?と一人で悩んでおられる様子でしたので、ラメで行け!と頂いたメールにお返事させていただきました。ラメは、糸がよれてしまいがちなので、思った以上に大変かもしれませんが、ラメの糸を使って仕上eguchi_hallween3_300げられた作品を見たことが無いので、個人的な希望を申し上げてしまった次第でございます。季節のイベントをテーマにした作品は、普通の作品よりも自由に装飾しながら仕上げてもいいのでは?と個人的には思っておりますので、ラメでも金でも、華やかに仕上がるよう、いろいろと工夫されながら、結果、ご自分だけの素敵な1枚を作り上げていただくことが、一番の願いです。なので、オレンジ色の部分もエコーで仕上げるのではなくて、雲を描いたり、月を描いたり、景色として仕上げてみるのも楽しいかもしれません。
最後に、この作品の裏地。このちょーかわいい生地を使っておられます。この生地に描かれているモチーフが、ほとんどパターンには登場しますので、このお写真を拝見して「すごい。ぴったりだ。」と思わず声に出して言ってしまいました。eguchi_hallween2_600

Bella Solid売ってます

ブログだけでなく、日本ハワイアンキルト製作所のサイトも見てくださっておられる鋭い方は、すでに気づいておられることと思いますが、8/15より、Bella Solid Japan Selectを販売開始致しました。300色近くあるBella Solidのなかから、40色が日本に入って来ました。年内には100色ほどになる予定ですが、最初の40色のなかから、39色の取り扱いを開始致しております。(扱っていないのは黒)メーカー希望価格1メートルあたり1,300円のところ、わたくしのサイトでは1,100円。さらに31日までのご注文は10%引きの990円。気づいておられる方は、どんどんお試しくださっております。
bellapage現状ネットで販売しているところは無いようなのと、取り扱ったとしても今購入できる全ての色(黒はありません)を全部揃えている所は無いとのことなので、これ以上安く購入することはできませんし、31日までならさらに安くお買い求めいただけます。ベラなんて知らない~。えー大丈夫なの~。なんて思っておられる方、是非一度お試しください。サイトにも記載しましたが、Bella Solidは、海外製品ですが、ロットによる色の違いは、ほとんど無く、買い足しでお使いいただいても色の違いはほとんどありません。織り目も均一、傷もほとんど無く、 表裏をはっきり判別できる便利な素材です。生地は厚みがあり、白を上に載せても、下が透けることはありません。柔らかいのに張りがあり、針通りが良いので アップリケやキルティングも大変スムーズに。生地幅が115cmあるので、ベッドカバーや、ウォールを効率よく制作することができます。日本の生地には無 い色が揃っております。と説明させていただいております。ulu4

アップリケを終え、キルティングしようと決めて綿をはさんだこのウルも、Bella Solidを使っております。白、透けていないと思いませんか?試しにベースも濃いめのグリーンEmeraldを使い、パターンはWhite Bleached(要するに真っ白です。)以前、ハロウィンの時にも申し上げましたが、生地は日本製のものより厚く、高級感がありますので、アップリケが急に上手くなったように感じます。ほんとうに日本には無い色(特に緑系)も多いので、是非一度お試しください。