月別アーカイブ: 2016年1月

グリーンがトレンド!?

今日はバッグの作品をご紹介させていただきたいと思い、わたくしのところに届いた順番に整理をしておりましたら、あらら?グリーンがトレンド?って思ってしまったわたくしでございます。ですが、どのバッグも素晴らしいものばかり。中にはタウン誌に掲載された作品も登場。皆様がバッグにかけるエネルギーに打ちのめされております。kimura_crown_bag

まず最初は、12月6日にご紹介させていただきましたYuka様のバッグ第二弾です。前回のバッグも元気いっぱいの色で、ご覧になった方たちから、ステキ~。かわいい~。センスいい~などのお言葉をいただきましたが、今回もやった~という感じのさわやかな作品です。ほぼソリッドの生地で構成されているのですが、マイレの部分だけ、少し表情のある生地をお使いになっておられるところもステキです。ターコイズ系のグリーンの色味が、気持ち良い組み合わせに感じられるのは、持ち手のオレンジのせいでしょうか?色がデザインされているところ、参考になりますよね~。washio_bag
Yuka様の作品の対局にあるこのバッグは、Washio先生の教室の生徒様の作品です。Washio先生は、作品のお写真と一緒にいつもきちんとコメントを付けてくださいます。わたくしがいろいろ申し上げるより、よっぽど参考になることが書かれておりますので、そのまま引用させていただきます。
「モンステラの葉だけお借りしました。マルシェバックのモンステラ&ハイビスカス3がもとです。
ご主人(60歳代)のお仕事バックを作ると言うことで30cmのスクエアバック。
土台は金亀NO.41.スモークグレーのむら染とモンステラは金亀NO.18ダークグリーン(アイビーグリーン??)です。カットした時ちょっと渋かったかと思いゲッコーをのせてみました。」
ご主人様(60歳代)のために制作されたバッグなのだそうで、なるほど、大人の持つバッグなのね~。とこの色と構成に納得したわたくしです。モンステラの占める面積が大きいのとゲッコーの色とで、このバッグのテーマカラーも、グリーンです。それにしても、このバッグ仕立てがすごくきれい。ミシンの指導をされておられるWashio先生さすがです~。murai_bag_img

続きましては、Murai様のモンステラ&プルメリアのショルダーバッグです。妹さんのプレゼント用に制作されたのだそうですがなんと
「丁度、手芸センター ドリームで手作り作品の写真を募集していましたので、応募したところ手芸センター ドリームの2015Winter Vol.4.0 Dream Garden という、Take Freeの紙面に掲載されました。」
のだそうです。すごい。ちなみにこのバッグに使われている、むら染めもグリーンです、白?地に載せたシンプルなつくりが、いいな!と思われたのかもしれません。susuki_bag

最後は、Suzuki様のロケラニバッグです。ベースはコットンバティック。モチーフは手染めコットンだそうです。なんだかものずごく緊張感のある、完成度の高い作品で、思い入れがエネルギーになって伝わってくるようなバッグです。
インパクトのある地布に負けないよう、4つ編みの持ち手です…人と違うものを作りたくって…
とおっしゃる気持ちが伝わってくる、パターンからは全く想像できない素敵なバッグです。

以前緑がきれいに見えるのは、東京より大阪と教えられたことがあります。空気の組成が違うから、きれいに見える色が関東と関西では、違うのだそうです。緑の車は大阪でしか売れないですよ。って教わったのに。この作品を拝見させていただく限り、今年、バッグはグリーンがトレンド?日本全国で、緑がきれいに見える時代が来たのかな?と思うのです。

ベッドカバーの考察

好きなハワイアンキルトのデザインというものは、みなさんあるのでしょうか?わたくしには、とてもとても好きなデザインの作品があるのです。パターンに対するいろいろな考え方はあるのかもしれませんが、ハワイアンキルト好きの人ならみんな、作家やデザインに関係無く、参考にしたいと思う作品があったら、それを作品のして見てみたいと思うのは当然のこと、と言いたいのですが、そういう人は圧倒的に少数派であることを、少し寂しく思っているのでございます。過去の素敵な作品を、実際に見て、知っておくことは、以後の制作活動に大きな影響を及ぼすに違いない。事実、いくつかの衝撃的な作品との出会いが、今も、作品を作らない、わたくし自身の興味と探究心を維持させ続けてくれているのです。

なので、ベッドカバーパターンのページに、無償提供させていただいているいくつかのデザインは、過去の作品で、人のデザインです。なので、研究用に制作したいと望む方に、無償提供させていただいております。ご覧になって、制作したいと希望される方、がもっともっとたくさん現れてくださることを期待しておりますが、今現在2名だけという結果になっております。こ掲載しておりますパターンの中のいくつかは、正統な継承者の方が、どこかに居られるかもしれませんが、そういう方からのご連絡は今のところ無いのが残念です。h1_800

初めてお問合せくださったのはLino QuiltのYoshinaga様でございました。ですが、Iolani Palace Coronation Standを110cmにサイズダウンして欲しいとのお申し出で、わたくしは最初とてもがっかりしました。ですが、彼女の教室の生徒様たちは、100cm以上の作品をどんどん制作されて居られることを知っておりましたわたくしは、先生ならば、ベッドカバーにチャレンジされたらいかがでしょうか?210が無理ならば、180cmにサイズダウンするという手がございます。などと図々しくご提案させていただいたのでございます。ダメかと思っておりましたら、Yoshinaga様はこのわたくしのご提案を聞き入れてくださり180cmにサイズダウンしたIolani Palace Coronation Standを、現在制作されておられることと思います。

そして、もうひとかたは、Hibiscusにチャレンジしてくださるとのことで、年末年始に、カットして広げるお手伝いを、北村先生と一緒に、これも無償でさせていただきました。このチャレンジャーは、Mikana Hawaii StyleのNagao様で、わたくしが作って欲しいと、お願いしたこともあって、この作業はとっても楽しい時間でございました。debbies_hibiscus_800
このパターンは220×275cmのサイズがあり、カットして広げるだけで、多くの経験ができたことは、わたくしも、Nagao様も、北村先生も同じだと思います。ご覧のとおりのデザインなのでございますから…。このパターンが、ずっと昔にデザインされたこと、それを、キットに仕上げた人が居たこと、それを縫って作品に仕上げた人が居たことなど、ここまでの作業で、それをトレースすることができたということは、Nagao様に感謝させていただきたい気分でございました。
そんな作業の途中で、この大きさのパターンの場合は、中心から置いて行くより、フレームで決めてから、中を置いたほうがいいのではないの?と、もう一枚過去のデザインをベースに、フレームを追加したパターンを用意し、Nagao様のハイビスカスを仕上げたあと、一気にカットしてフレームから置くという実験を行いました。ハイビスカスと同様、中心から放射線上に広がるデザインとしてセレクトしたのは、ブルージェイド。220×220cmのパターンです。debbies_biuejade_800

これも過去にあったデザインを元に、要所要所に変更を加え、あえてフレームを付けました。これはカットしてここまで仕上げるのに3時間半ほど。(北村先生が切るから早いということも考慮に入れて。)大きなパターンは外から置くほうが、作業が早く済むし、伸びてまいがちなバイアス方向の問題も解決できるかも?と実感したのでございます。
この作業はあくまでも、考察と実験です。わたくしはキットを売りたいとは思っておりませんので、これはわたくしのビジネスには、一切関わりありません。何か変わるとすれば、あといくつかパターンを、同じようにカットしてみて、教科書の内容を、変える必要があるかもということだけです。カットしたこの2枚。1枚はNagao様が制作され、1枚は北村先生が持って行かれました。

今どきバニティ!?

12月に、バニティケース用のパターンのオーダーがございました。えええっ?今どきバニティ?とわたくしの心の声はささやくのでございましたが、そういえばバニティケース用のパターンを正式には描いていなかったことを思い出し、いくつかのパターンを用意しました。指定のサイズは23×15cmのトップで、高さは15cm。ということは、トップと側面と両方デザインする必要がございます。個人的には、こういった小物のデザインは、面倒だな~と思ってしまいがちなのですがそれでも頑張って12個描きました。
オーダーで頂いたのは、Honu & Plumeria、タロ、ティアレ、ハイビスカス、モンステラの5種でございましたが、以後なるべくバニティのデザインをしなくて済むよう、プラス7種を描いておけば、どれかひとつくらいは気に入って頂けるのではないか?と思って12個描いたのです。v1_800

左上から、Honu & Plumeriaロケラニパタゴニアンフィッシュハイビスカスモンステラマイレ&ククイレイです。今回、多くの細かなモチーフのほとんどを新たに描き起こしました。ホヌ&プルメリアは、ありがちなデザインなのですが、ひとつは用意しておかなければならないデザインかもね。と妥協の産物かもしれません。個人的には、亀とプルメリアが同居する意味がよくわかっていないのです。ロケラニは新作。パタゴニアンフィッシュは、パタゴニアのKidsウェアに描かれていた魚のモチーフを、ハワイアンキルト用に描き直したものです。ハイビスカスは、Hibiscus Loveをベースに、小物用のパターンで、縫えるよう描き直したもの。モンステラは、全くの新作です。マイレ&ククイレイは、ククイレイを新たに描きました。v2_800

続きです。左上から、タロティアレくじらFlowersウルパイナップルです。タロを入れて、オーダークリアです。タロもティアレも、ニューデザインですし、くじらは初登場です。Flowersとウルは、以前のポーチ用のパターンを組み合わせたもの。パイナップルも新しいパターンです。これはキルトショー用にデザインしたパイナップルをマルチカラーでバニティ用にデザインし直したものです。
バニティ用のパターンの難しいところは、トップとサイド両方を描かなければいけないことです。トップを基本に自由にサイドをデザインしてみて。というのは難しい事だと思うので、パターンは、トップとサイド、各色見本を付けて、4枚セットになってしまいました。さらに、側面は、ファブリックのデザインと同じく、つながらなければいけません。どのデザインも。それをちゃんと考慮して描きました。すごーい。ちゃんとつながるじゃん。と、ご納得いただければ嬉しいです。1セット800円で、ご購入いただけるよう、今準備中です。個人的には色、デザインとも、タロが最高!って思っております。こういうバニティなら、絶対誰も持っていないはず!

あけましておめでとうございます

すでに3日が過ぎて、新年のごあいさつが遅くなって申し訳ございませんでした。年賀状をくださった皆様、お返事を送らず申し訳ございませんでした。ですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
washio_plumeriua1_800年内から、ずっとずっとご紹介させていただきたかったWashio先生の教室の生徒様の作品です。これ、ずいぶん前にカットされた様子をご紹介させていただきました。その際に、ボーダー柄の生地があることを知らなかったわたくしでした。キットの様子も大変魅力的だったのですが、作品になると、この生地をお使いになった意味がよく理解できます。すっごく楽しそう。
この作品を制作されたのは、出ました、スーパーレディー、85歳の方の作品です。この方は、意欲的に作品を制作されておられる方で、2015年は、のれん2枚、180×250cmのベッドカバー(拝見したい!)ベビーキルト2枚というすごいボリュームで制作されておられるそうです。うらやましいことに、Washio先生の教室では、こういう方がスタンダードなのだそうです。washio_plumeria2_800
この作品も、同じシリーズなのだそうですが、またすこし違うフレームの柄を使っておられて、雰囲気が変わっています。Washio先生は、
「全部同じパターンで、やれば?」と言われるのですが、皆自分の好きな色で、好きなサイズでそして好きなデザインで作ると言うのが私の教室のスタイルです。作品はかなりバラエティに富んで面白く、勉強なり、自分のスキルアップになるのですが、用意や指導方法はハードです。」
とおっしゃっておられていて、唯一無二の作品を、どの生徒様も制作できるように心がけておられるんだそうです。これもうらやましいポイントだと思うのです。ですが、こういった先生のお考えだからこそ、多くの生徒様が集まってくるのだろうとも思うのです。washio_guava_o_800 washio_guava_b_800
最後に、本当の枕カバー。グアバです。上がレタスグリーンベースに、柿色、下が、白ベースにブルー。デザインに関しては「おおらかで良いですね。」と、お褒めの言葉をいただきました。教室の生徒様にも大うけだったそうです。このお写真を拝見して、そうだ、このサイズを増やそうなんて思っていたことを思い出しました。
このグアバも、もしかしたら、もう出来上がってしまっているかもしれませんね。ご紹介が遅くなって申し訳ございませんでした。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。