月別アーカイブ: 2018年6月

シーツのベッド

シーツのベッドっておかしな言葉ですよね。でもシーツのベッドなのです。

お写真をお送りくださったのはPUNAのShimamura様です。生徒様からのオーダーでフラットシーツの上にHibiscusを配置したものをご希望になられたとのことで、お写真を拝見させて頂いた瞬間になーるーほーど!と今回も思いっきりうなったのでございました。
そもそも干したシーツに写った植物の影をトレースしたのがハワイアンキルトのパターンがこのような形になったことに由来すると言われておりましたので、最初のコンセプトに忠実な考え方なにかもしれないとも納得したのでございます。150cm×240cmということなので、セミダブルかと思いましたが、シングルの普通のふらっとシーツです。

こんにちは!!
生徒さんからシーツを使って作りたいとの依頼があり
デザインも私が作っている作品のデザインでとの事で配置してしつけしました。
上下の部分が空いてしまうので上手く繋げて配置できずだったのですが💦
やってみました。

というコメントと一緒にお写真をお送りくださったのでございました。
ベースになっておりますパターンは、「Hibiscus Love2」で、これをベースにしたShimamura様のオリジナルデザインに仕上がったものです。それなのに、わたくしに見せてくださったことはなんとなく申し訳無いように思うのですが、アイデア的にはお送りいただけたことはとても嬉しく思いました。色もきれい。ここで何度も申し上げておりますが、白+赤の作品は、ひとつは絶対に作っておくべきと個人的には考えておりますので、それも素敵だと思います。
シーツなのでつなぎ目もない1枚の布で、縁は仕上げられているのは制作する際にはベース布のほつれが起こることはないので、少し安心です。でも反対にそれがアップリケ終了時にどんな影響があるのかないのか興味津々でもございました。

アレンジをお考えになる際は、「生け花のような感覚で配置しました。」とこのようなデザインに決められる課程も想像できて、素晴らしいと思いました。ベースの布の接ぎ合わせを考えなくて良いシーツを使うというアイデアは、ベッドのキットをどうしようかとお考えの指導者の方にとっては参考になるのではないでしょうか?と考え、掲載させていただきました。
お写真、ありがとうございました。進捗もぜひお知らせください。

オーダーメイドキルト

この間記事を書いてからもう1週間経ってしまったのね。と愕然としている内に、どんどん歳もとって行ってしまうのでしょう。思った通り「CREA」に記事を掲載してもらったことは大きな失敗であったことは、この期間に気づきました。もう二度と載せないぞ~。

本日ご紹介させていただきますのは、Mikana Hawaii StyleのMiyuki Nagao様の作品です。日本人のハワイアンバンドHOENE様のオーダーでわたくしがパターンを作成し、Nagao様が仕上げられました。おそらくHOENE様は、まだ、この完成された姿はご覧になってはいないかもしれませんが、ここ数日中に納品される予定だと思います。パターン自体は200×200cmで作成しこの完成作品は日本の布の生地幅に合わせたもので、通常のベッドカバーサイズは225×225cmというのが普通です。完成されたとのことで、お天気の良い日にご自宅に伺い、お写真を撮らせていただきました。完成された作品は、フラットに美しく仕上がっており、お母様も見にお見えになっておられました。常にこのサイズ以上の作品を継続して制作されておられるので、あれも、これもとお願いして、他のものもお写真を撮らせていただきました。

300×300cmのハワイアンフラッグ。これは、Nagao様以外にパターンをご購入くださった方もおられませんので、唯一の作品です。このフラッグは、ステージディスプレイ用に描いたもので、イオラニ宮殿の門扉で見ることができる紋章をそのままパターンにしたものです。ぶら下げてお写真を撮らせていただこうかと思いましたが無理でした。中心部分だけで170×170cmの大きさがあります。これも今週末にハワイアンコンサートのステージで使用されるために、Nagao様ご本人とともに神戸に今はございます。毎回たたんで発送するので、折りじわが気になるとのことで、ともにたたみ方について一緒に考えさせていただきました。

中心部分のエコーキルトが大変美しく、そっと触れさせていただきました。これは制作期間があまりなかったとのことで、フラッグのキルト幅と中心のキルト幅を少し変えて制作されています。きちんと作っていても、必ず一カ所フラットにキルトが行かない部分が出てくるのが不思議、という貴重なお話も聞かせてくださいました。すごいですよね~3メートルのキルトです。それでもステージで飾ると大きさを感じられないので、もっと大きいのを考える?とお話しましたら、それは大変。とおっしゃっておられました。

最後に見せていただきましたのは、225×275cmの日本ハワイアンキルト製作所サイトでもご紹介させていただいております「Hibiscus」です。このデザインはハワイの作家のものなので、パターン代は一切頂かず、出力費用と送料だけを頂いて、今も制作したい!という方には差し上げております。とっても素敵なデザインなので、多くの方にご提供させていただきましたが、ここまで仕上げてくださったのも、今のところNagao様だけなので、見せていただけてとても嬉しく思いました。わたくしはこのデザインが大好きなのでございます。余白が多いデザインなので、カットしてきちんと上に載せるのがとても大変。Nagao様も最終的にはパターンを測りながら置いて制作されたとのことでした。他にもパターンをご提供させていただきました方の作品も、是非拝見させて頂きたいと思うのでございます。
他にも平行して制作されているこのサイズの作品がございましたが、Nagao様曰く、モチーフが大きいから、完璧にアップリケできるバッドカバーのほうが、小さなものよりずっと楽。とのことでございます。ベッドにチャレンジしようとお考えの方。参考にして頂けると嬉しいと思います。
ちなみに300cmのハワイアンフラッグを2ヶ月半で完成されたという驚きのスキルの持ち主です。

初めてのチャレンジ

文藝春秋から出ている雑誌「CREA」に、とっても小さな小さな記事ですが、日本ハワイアンキルト製作所の宣伝を掲載しました。この手の雑誌で効果が得られるとは思っておりませんでしたが、営業のお兄さんが、一生懸命サイトを見てくださったようで、何度も何度も何度もご連絡をくださったので、決心してしまったのでございました。
この季節の特集としてはありえそうな「やっぱりまたハワイ。」というもので、2018年度版のハワイマップと、もう一冊おまけの付録がついていて、本日発売の雑誌でございます。今朝、掲載誌が宅急便で届いて、ああそうだった。掲載を決心したのだ。と思い出したのでございました。今年ハワイにでかけようとお考えの方には、読むべき項目があるのかもしれませんが、予定のないわたくしには、全貌を見てみて、あれっ 失敗しちゃったかな。と少し不安に思う部分もございます。これが出たからって、サイトのアクセスが変わるほどの面積ではないのに、外出先から帰宅すると、代理店から記事掲載勧誘のメールが入っているのを見て驚きました。メールには「CREA」を見ました。って書いてあって、こちらの利益になるようなアクションが望めない現状で、冗談じゃない。とため息をつくわたくしでございます。たしかに紙媒体の広告掲載が減っていると言われていることには気づいておりましたが、素早いアクションが恐ろしい。ましてやananなんてありえない。と、苦笑したのでございました。
本日は以上です。

ビーサンとレインボーにはまっちゃって

「かいこのハワイアンキルト」の小池愛子様より、また多くの作品のお写真をFacebook経由でお送りいただきました。ビーチサンダルとレインボーにはまってます。とお送りいただきました作品を一挙ご紹介させていただきます。今日は少お写真の処理に時間がかかってしまいました。
まずは、おっしゃっておられる「ビーチサンダルとレインボー」のショルダーバッグもしくはポーチ?でしょうか?

すごいのは、この完成された作品で3種もあるということでございます。レインボーとおっしゃっておられるのは、ベースに使われている材料のことで、ビーチサンダルには、柄物の生地が使われております。長さを調節できるショルダーベルトをセットして使うことをお考えになっておられるようで、こうして3点並べると、確実に商品であることを感じられます。生地の柄の向きや、鼻緒の色との組み合わせがうまくいっているので、どのバッグも、カラフルで安定感のある魅力を持った楽しくてかわいい作品に仕上がっていて、わたくしならどれがいいだろう?などとお写真を拝見しながら考えてしまいました。

これ以外にティアレの1点も制作されたご様子で、こちらにはショルダーをと取り付けた全貌のお写真もお送りくださっているので、とても参考になりました。ハイビスカス柄のデニムっぽい生地はブルーを基調にした色なので、補色のオレンジをお使いになって、すっきりまとめておられているのはさすがでございます。花の中心にビーズでデコレーションが施されており、ひとつひとつの作品に工夫がされているところ、さすが教室を主宰されておられるだけあるな~と思いました。

続きましては、ビーチサンダル+レインボーのバッグでございます。Honuのパターンは小池様のオリジナルなのに、お写真をお送りくださってしまって、なんだか申し訳無い気がいたします。ベースのレインボーの色味に合わせてモチーフの色や持ち手の色を、しっかり考えておられること、次にご紹介させていただくお写真を一緒に拝見させていただいて感じました。

こういうセンスって、持って生まれたものなのかもしれませんが、レインボーの生地を使って作品を制作することをお考えの方にはとても参考になります。それにしてもすごい!このクオリティのバッグの作品を2点一緒にお送りくだされるなんて!

このバッグの内側は、このお写真のような仕様になっていて、ちゃんとポケットも付いています。また、中袋の生地も違うパイナップル柄のものをお使いになっていて、なんてかわいいの~。とお写真を拝見して思いました。小池様の作品はどれも美しい色と、楽しさいっぱいのものばばかりで、雨の季節も吹き飛ばすエネルギーを感じます。
ですが、作品はこれだけではありませんでした。

ホヌとパイナップルのスタイ(よだれかけ)が3点も。裏のお写真もお送りくださったのですが、最初にご紹介させていただきましたビーチサンダルにお使いになっておられるパイナップル柄をお使いになっておられます。そうか~。ハワイアンキルトでスタイを作ると、こんなふうに立体感が出るから、意外に使いやすいのかも。とも思いました。息子達に子どもが生まれ、わたくしに、孫ができたときには、この作品を参考にさせていただこうと、じっくりとお写真を拝見させていただいたのでございました。
最後の1点は、最初にご紹介させていただきましたショルダーバッグ(ポーチかな?)の形違いでございます。ショルダーベルトを取り付ける仕様になっています。
これだけの数のお写真を拝見させていただくと、小池様が何を考え、どのように作品に向かっておられのかを、近くにいて感じられる気がします。ああっやってこうやって、こうすればこんな作品になるんじゃないかな。よし!やってみよう と。制作過程においても、あきらめることなく、ベストな1点を作りあげようとしておられること、どの作品のお写真からも伝わって参ります。
多くのお写真、ありがとうございました。以後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

このUluもオーダーなのだそうです

Kawasaki様は、つい最近鍋つかみのお写真をお送りくださいましたが、その際に、作品を二つ制作され、一つはプレゼントされるとのことでした。この「Ulu 4」はその後にパターンをご注文くださり、あっという間にアップリケが終わられたとのことで、お写真をお送りくださいました。

今回は、興味深いコメントを一緒にお送りくださいました。
「しつけに細かく気を配ったので、かなり正確にアップリケが出来、とても満足です。どの作品も、無理矢理、位置を合わせることが少なからずあったのですが、今回は、それによる不自然なラインもなく、うまく仕上がりました。」

素晴らしいです。確かに大変美しくアップリケが終了されているご様子のこの作品は、ご友人様からのオーダーで、材料の色などを相談されながら決められ、素敵な作品に仕上がりそうな気配がぷんぷん。Kawasaki様は、いつも完璧に作品を仕上げられておられるので、この作品を手にされる方は幸せな方。いいですよね~。
しつけの重要性についてもコメントいただけたことは、わたくしとしては大変嬉しく思うのでございます。とにかくしつけが大好きなわたくしですが、しつけしたサンプル品を縫ってくださいとお願いすると、皆さんアップリケまではすぐに仕上げてくださいます。しつけがちゃんとされているから、すぐに縫えるし、複雑なパターンでもアップリケが楽しかった!と言ってくださいます。やっぱりしつけって面倒だけど大切なのだと思います。
よく考えると、最初のしつけというプロセスはとても大切なもので、ここでゆがんだり曲がったりすると、作品の完成に大きな影響を及ぼすものになるからです。完成作品がなんとなく平でなかったり、波打ったり、ゆがんだりするのは、だいたい最初の置き方としつけがいいかげんな場合によくあることなので、Kawasaki様のような方が、このように言ってくださっているのを拝見しながら、全く同感ですと、いただいたメールに声をかけてしまうのでございました。
教室を運営されておられる方も、きれいにしつけすれば、それがガイドになってアップリケがどんどん進む。→作品の完成が早くなる。→キットの回転が早くなる。なんて虫が良すぎな考え方なのでしょうか?

人のために作る作品

おとといご紹介させていただきました、すごいペンケースにお使いくださったパターンは「Open Plumeria」だったのですが、わたくしとしては、本日ご紹介させていただくH.S様のポーチのような作品が出来上がってくると勝手に想像しておりました。

この左側の作品です。このポーチは、仕事仲間の方にプレゼントされるのだそうで、ベースの色は差し上げる方からのオーダーで決められたとのことでございました。いいですよね~。思った通りのモノが手に入られられるなんて。いつも本当にうらやましいと思います。
20×20cm新ミニタペストリー用パターン2」の、Open PlumeriaとMonsteraをお使いになってくださってポーチに仕上げてくださいました。

「このポーチのサイズは、仕事で使用する事務用品などを入れておくのに便利です。今回も仕事仲
間に差し上げます。モンステラの地布は、植物柄が入っています。甘くないピンクが希望だったので手持ちの布を使用しました。プルメリアは、希望のオレンジを地布に使用し、白のプルメリアのキルティングに薄いオレンジを使用しました。」

と丁寧なコメントを寄せてくださいました。作品と一緒にお送りくださるコメントには、コンセプトが詰まっておりますので、作品を拝見させて頂く際に大きな助けになりますし、どのように考えられたのかは、わたくしは以降にパターンを描く際にももっと大きな助けになります。

材料を変えると、全く違う雰囲気を持つ作品に仕上がるところも楽しい。ソリッドの生地のかわいらしさと、表情のある生地の立体感や空間を感じさせる仕上がりと両方を拝見させていただたことにうまさを感じます。モンステラにリアル感がプラスされていて、ちょっと写真のように見えるのに対し、不透明なプルメリアは、かわいらしい雰囲気で仕上がっているように感じて、これってプレゼントされるとき、けんかになったりしないのかなあ。とも思いました。それにしてもうらやましい…。

同じくH.S様は、ゴールデンウィーク明けにもお写真をお送りくださっていたのでございましたが、新しいパターンを売りたいと先に「わたくしごと」を優先させてしまったため、ご紹介がこんなにも遅くなってしまいました。ごめんなさい。
このときは、
「バッグやポーチなどをたくさん作りましたが、写真に撮るのを忘れていたようです。手元に去年作ったマルシェバッグ2つの写真がありましたので、送ります。」
とおっしゃっておられていますが、えっ2つしか残ってないの?ととても残念に思いました。
ですが、このCoralのバッグは、ご自分がお使いになろうとして制作された貴重な1点だったのですが、お嫁さんに「いいですね~素敵ですね~」と言われて、結局はプレゼントになってしまったのだそうです。あら、うらやましい。これ大きなマルシェバッグなので、余計うらやましい。
もうひとつの作品は、このPineappleのバッグです。このバッグに使われているのは手染めのものなのだそうで、パイナップルの表面にはチェコビーズを取り付けておられます。お写真を拝見させていただいたときには、このキラキラしているものは何?と思ったのですが、ちゃーんとご説明くださっています。さらにすごいのは
「100個のビーズが足りなくなり、残りはスワロフスキーを使いました。」という超ぜいたくなバッグなのでございます。
このパイナップルのパターンは、キルトラインをそのまま入れるとパイナップル感が出るのですが、そこにほどこされたビーズで、美しさが加わり、パイピングで仕上げられているので、やっぱりぜいたくなバッグだと思うのでございました。さらに手染めの生地ということは、パーフェクト1点ものなのでもあるとも気づいたのでございました。このバッグを手にしたのは誰?ということもちょっと気になりました。

新型ペンケースに驚く!

つい最近このパターン「OP-175 Open Plumeria」をご購入くださいました、T.S様がお送りくださった作品のお写真です。えっこれはどれ?と一瞬わからないほどのアレンジがされており、これはもうT.S様のオリジナルでざいんではないでしょうか?と思ったのでございます。お送りくださったコメントの中には「早速 縮小してペンペースを作りました♪」と書かれているので、プルメリアのアウトラインと、葉をご活用くださったのだなと気づきました。後方にあるピンクのペンケースのパターンは、T.S様のオリジナルデザインの先がとがったタイプのプルメリアだと思います。こちらはリバースアップリケで仕上げられたとのことでございます。

反対側のファスナー部は、このようになっていて、結構複雑な形状をしているように感じ、仕立てがむずかしそうだななんて思ったので、ご質問させていただきましたところ

このお写真をお送りくださいました。さらに

「このペンケースは開けると全開になりトレイのようになるんです♪」
とご説明くださいました。

流行に敏感ではないわたくしは、すごおーーーーい。&なるほど!と、心から形状を理解することができたのでございました。どちらも、柄物のパターンもちゃんとプルメリア。そして何よりもご購入くださったパターンで、このような作品が出来上がるということに何よりも驚きました。細かなところまで、とっても手を掛けて仕上げておられていて、特にハワイアンチェックを使われた方は、中の色も濃いめのものをお使いになっているので、筆記用具を入れても汚れないという実用性も考えておられます。
オリジナルデザインのものは、かわいらしく出来ているので、ペンケース以外の用途にも使えそうだな、とかお写真を拝見して、いろいろと考えてしまうのでございました。いやーすごい。そしてとても楽しい!と、ご紹介をお許しいただけたのでございました。以後のT.S様の作品がとてもたのしみにもなったのでございます。