こんな素敵な贈り物

5月の長い休みの前になると、暖かくなり始めて、もうすぐ夏を意識し始めます。書店に行くと、悲しいかな手芸コーナーに、ハワイアンキルトの本が平積みで並び始めます。本来ハワイアンキルトは、キルトして仕上げるので、日本では秋から冬に大物を仕上げるのに向いています。夏だからハワイだからハワイアンキルトと考えるのは、実際に作品をお作りにならない方が思うことなのかもしれません。
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本日はHK様から多くのお写真をいただきました。サークル活動されている彼女のお仲間の作品です。まずは、仲の良いお友達にプレゼントするためにポーチを5つ制作されたというH.Machiko様の作品です。全部違うデザイン&色で、パスポートや大好きな宝塚歌劇団のチケットを入れる予定だったり、どなたも大変喜ばれたそうです。モンステラ&プルメリア、エンジェルストランペット、違うデザインのプルメリアが2つ、ドルフィン&ホヌ。どれをとっても超綺麗でかわいい。そしてこれらをご友人お一人お一人を思いながら制作されたMachiko様は、本当に愛に満ちていて、素晴らしい!わたくしも、こんなときはMachiko様のお友達になりたーい。
ソリッド無地だけで、全て制作されていて、それでもこれだけの数が集まると、モチーフや色が、ハワイアンキルトってこんなに綺麗で楽しいのよ、と語りかけて来てくれるようで、しばらくわたくしはこの写真に見入ってしまったのでございます。色きれ~い。デザインかわいい~。と。小物のパターンを上手にご活用くださっている活動の様子も頭に思い描きながら、みなさまもゆっくりとご覧いただければ嬉しいです。
nagao_coconuts_bag_800続きましては、A.Asami様のココナッツツリーのバッグです。パターンのサイズは53×53cmで、大型のレッスンバッグのパターンとしてデザインしました。Asami様の作品はベースにグラデーションの生地を上手に使い、エコーキルトもきっくり目立つような色を使って丁寧に仕上げられています。なた、グレデーションのグリーンと同系の色をココナッツツリーに使うという上手な使い方をしているのがにくい。持ち手部分も同じ生地を使って、完璧な仕上げです。
作者のAsami様はフープも収まる大型のバッグが一番欲しかったアイテムだったそうです。グラデーションを使えば、ココナッツツリーが風に吹かれてゆったりとした雰囲気が出せると感じたそうです。細かくてカットもアップリケも大変なデザインですが、それを丁寧に仕上げたらこんなに素敵なバッグになりました。Asami様には、これで燃え尽きてしまわれないよう、次の素敵な作品を拝見させていただけることを、心から願っています。
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三番目は、プルメリアのタペストリーです。バッグのためにデザインしたパターンを。タペストリーに仕上げてくださったのは、Midori様です。バッグの場合は、同じパターンを両面分制作しなくてはいけないので、結構時間がかかってしまって大変です。多くの作品をもっとたくさん作りたいという方は、こういうやり方もあるのだなあと思いました。プルメリアらしいスタンダードな色を使って、素敵な作品に仕上がっていて、楽しくなりました。
さて、HK様のサークルの作品ご紹介の続きは、明日。

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