牛のバッグ

新しく入れ替えたバッグのパターンは、見事失敗したかな?という惨状にあるのですが、デザインをしたわたくしは、それでオッケーなんです。なぜなら、バッグのパターンが売れなければ、ピローやウォールのパターンにしよう!と思っていただけるかもしれないの、と思えるからなのでございます。
もちろん描いたパターンは、楽しく、自信をもってご提案させていただいたものばかりなので、あれっ?もしかして理解されなかったのかしら?と、北村先生に言いましたら、彼女は、えっ?面白いと思うけど。と、をお選びくださったのでございます。kitamura_ushibag

NSB002_210やった~。やりました。牛のデザインです。北村先生が制作されたこのバッグは、キルトに負担をかけない仕様になっているというところも、素晴らしいと思うのです。
このパターンは、昨年阪神タイガース用にデザインした「虎柄」を、なんとかハワイアンキルトのパターンにできないか?と考えたことからはじまり、何度かチャレンジしたのですが、パターンにすることができませんでした。ですが、なんとか動物柄のパターンを描きたくて、シマウマやヒョウでもダメで、しかたなしに、ハワイアンキルトで動物柄にできるものはないか?と急に思い出したのが、わたくしが初めて使ったWinsowsマシンが、Gatewayだったことを思い出したのでございます。
gatewayGatewayの箱やディスクを収納するファイル、マウスパッドなどがすべて柄だったこと。そして現在も写真のファイルを使い続けていることを思い出し、「そうだ、だ!」と描いたのでございます。パターンをご覧いただくだけでは、まったく想像つかないだろうな。と思っておりましたところ、北村先生が見事、形にして見せてくださったという状況です。まったく売れない新しいバッグのパターンは、このに代表されるように、ハワイアンキルトの王道から全く離れて、「バッグでしかできないデザイン」というコンセプトで展開しているのですが、やっぱりちょっと無理があったかな?というのが現状の感想でございます。でも、バッグのパターンが売れないということは、ほかのアイテムを制作してみよう!と思っていただけていることともいえるので、それはそれで、わたくしにとってはとても喜ばしいことなのでございます。

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