ひさびさにベッドをカット!

すでに、一週間以上も前のことでございます。月1の会合で、ひさびさにベッドをカットしてみたのでございます。220×220cmのサイズは、日本製の生地ではぐことなくカットできる最大のサイズなので、225×225cmには少し足りないのが少し残念です。このとき使ったのは、最近色がぐっと増えたLECIENの1000 COLORSの新色で、ユザワヤで売っているソリッドの生地より、ほんの少し厚い。新たに、色に名前も付けられていて、イメージは、とっても良くなった感じがします。0619bed_800

パターンは、どうしても切ってみたいとわたくしが思って居りましたデザインで、これ、何だと思います?って聞いたら「フラワーベースかなあ?」というお答えが返って参りました。うん、なかなか渋いお答えですが、残念ながらそうではありません。
これは、シャンデリアです。デザインした人は不明で、最初は綿を入れずに、テーブルクロスとして仕上げられていました。その後、同じパターンを使って、キルティングされたものも残っています。制作者は、Maria Mahoe Hookano Waiuliという看護師だった人で、タイトルは「Ka Ipu Kukui o Kahului / Chandelier of Kahului」といいます。小さな写真で見つけて、パターンを描き起こすことができるように、必死に写真を探し、絶版になった本まで購入してしまいました。かごのように見える部分がシャンデリアで、アップリケすると形が見えてくる素敵なパターンです。四隅に入っているのは、シャンデリアを吊っている部分の装飾を描いています。
昔のキルト作家は、こうして昔あったデザインをそのまま制作するということをよくされていて、色が落ちてしまったり、痛んでしまった作品の復刻をするのは当たり前だったようです。こういう方々の努力のおかげで、わたくしたちは、昔のデザインを今の時代に見ることができるのだと頭が下がる思いです。ハワイアンキルトへの関わりのスタートが、パターンからだったわたくしは、今でもこれにばかり興味がございます。そして、どこかで、昔の人たちがしてきたように、素晴らしいデザインをこれからの人に見ていただけるよう、何かしておかなければいけないかな?とも思うのです。なので、こういうデザインを探してきては、カットしてみる ということを今までもやって参りました。実際に制作することに係わっているこの場に居る人たちにとっても、ベッドをカットするということは、意味の無いことではないはず。と信じて準備をするのでございます。
うらやましいことに、この時代の人たちは、ほとんどベッドカバーサイズの作品ばかり制作されていて、なんでこれをベッドのサイズで作る必要があるのか?というようなデザインの作品も残っています。ベッドが当たり前だったのですね~きっと。日本では、バッグやポーチが大好き!という方が結構たくさん居られて、このブログにも素晴らしい作品のお写真をたくさん掲載させていただけることにいつも感謝させていただいております。どの作品も、制作された方の思いや、工夫などがあって、いつもジャンルにはないと言いながら、素晴らしいものばかりです。でも頭の片隅に、ハワイではどうだったんだろう?ということを置く場所を見つけていただければ嬉しいとも思うのでございます。

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