英字新聞 On Lokelani

初めて作品のお写真をお送りくださいましたKitatsuji様は、英字新聞柄をベースにした「Heart Lokelani」のミニマルシェバッグを制作されました。いやー、全く考えませんでした、この材料。Kitatsuji様ご自身のコメントは、
「英字柄で作ってみましたがどうでしょうか?
1つ完成したら生成り色のレースの生地に淡いピンクやブルーレモン色などの色でパターンをのせても可愛いかなぁ何て思っています。」kitatsuji_lokelanibag1_800

kitatsuji_lokelanibag2_800とおっしゃっておられます。マツコデラックスさんがレノアのCMで言うように
「いいと思う。」
っていうのと、2つ目の作品の仕様についても教えてくださっておりますので、そちらも楽しみにしたいですと申し上げたいです。英字新聞柄も面白いけれど、葉に使われている大きめドット柄にも驚きました。さらに、ベースのイメージに合わせて、キルトラインも水平方向に入れられています。また、モチーフに入っているキルトラインも、絵画的にとらえていて、花の立体感をデッサンのように入れられています。そのせいでしょうか?また、全く違ったイメージのバッグに見えるのは、わたくしだけでしょうか?
白ベースの代わりに英字新聞、葉の部分にはグリーンを感じるドット柄、花の本体はピンクのむら染め。全くもって自由な素材で制作された、新時代のハワイアンキルトっていう感じがします。ハワイでハワイアンキルトが作られ始めた頃には、多くの作家が、柄物を使って作品を制作するということはありませんでした。おそらくソリッドの色数だって、それほど揃っていた訳ではなく、ましてや柄の生地を自由に選んで作品を制作することなど出来なかったからだと思うのです。過去の作品で、柄を使ったものを見たのは、わたくしも1点くらいで、確か小花柄だったと思います。当たり前の材料を揃えることだって、きっと大変だったんだと思います。時代は進み、モノが豊富で、どんな材料でも入手できる日本では、材料を通して可能性が広がることってあるんだな~と、この作品を通して教えられました。

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