Hula Girl & Kane Boy

ずいぶん前に、パターンだけじゃどんなものになるのかわからない。とどなたかに言われたことがございました。布にならないと想像がつかないのだと。わたくし自身はパターンを描く際に必ず布のことを考えながら作業するのですが、確かにどんなものになるのかわからないというご意見には納得行く部分もございました。なぜならパターンを描くという作業は、わたくし自身の身勝手からスタートしている行動なので、それを無条件に理解し受け入れて欲しいと願うこと自体が既に身勝手なのだと気づいたからです。そもそもデザインするということは、様々な恐怖をわたくし自身が感じる行為なのです。新しいデザインを見せて相手に同意を得られるかどうかは毎回テストを受けているようなもので、点が悪ければ落第。良ければ合格。さらにその結果は相手次第…。
なので、とりあえず布でカットして見るということは今は当然のことと考えております。ましてや新しいジャンルのモチーフが登場した際には、自身の身勝手さを少しでも理解して頂こうという気持ちが働くのかもしれません。
まずカットしたのは「バッグの素」ハワイアンキルトバッグ用厳選パターン30種・第1集の中に収録しました「Hula Girl」です。このパターン集でサンプルとして掲載しておりますバッグはW40×H30cmのレッスンバッグサイズを想定しておりますので、カットしたのも同じサイズでございます。
そうか…。顔が無いんだな。なんて思いましたが、そこは制作者の自由でございますので、これはこれで良いのだと思います。サンプルでは白ベースでご提案させていただいておりますが、それでは汚れが目立ってしまいます。今回このフラガールに関しましては、サンプル制作をお願いする関係上、スカイブルーベースで切ってみました。これで少しは実物の姿を想像して頂けるでしょうか?
もう一点は、当然「Kane Boy」となるわけでございます。こちらも「顔」がございません。ここで1点気づきましたのは、Lauaeが細かすぎてもう少し大きなサイズでなければ制作出来ないことに気づき、大きさの変更をいたしました。なるほど、これはカットして初めて気づくことでもございます。カットすることには意味があると改めて思うのでございました。ベースの色は、Hula Girlとお揃いにすべきと考え、スカイブルーにした次第でございます。
確かに布にしてみると、これから作るんだ!という気合いを感じさせるビジュアルに変貌いたしますので、より身近に感じられると思います。最終的にどんな形に仕上がるかということは以降のプロセスによって大きく変わるとは思うのでございますが、ここがスタートラインであることは間違いございません。残りのサンプルにつきましても、少しづつ切って、制作して下さる方を探そうと思っております。
「バッグの素」ハワイアンキルトバッグ用厳選パターン30種・第1集は、6月30日までの期間限定プライスで販売中でございます。多くの方にご利用いただけますよう今も、心より願っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です