Iolani Palace Coronation Stand

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gasrantan_kazuko_500Iolani Palace Coronation Stand銀座でこれをカットしたのは6月の終わり頃でした。サイズは225×225cmのベッドカバーです。過去のデザインを復刻しようという目的で、トレースしたデザインを記録に残っているカラーそのままに再現した作品です。これは甲府教室のAkaoka様が、ここまで仕上げてくださいました。ん?よく考えて見ると3ヶ月半で、アップリケが終了したということですか?ん?それってすごくない?と送られて来た写真を拝見しつつ密かに驚いてしまいました。おそらく制作されているAkaoka様は、このデザインを気に入り、思いの外すいすい縫えてしまったのかもしれませんが、それにしても早い。これからキルティングに入られるのですが、ここまでは順調順調という感じだったのでしょう。以後の進捗が大変楽しみで、頼もしいAkaoka様に心から感謝さえていただきます。やっぱりベッドカバーってすごいね。ここのところ大きな作品をご紹介できていなかったので、うれしさはひとしおでございました。

このデザインは、わたくしがデザインしたものではありませんし、アンティークキルトのコレクションからセレクトしてトレースしたデザインですので、パターン自体の販売はしておりません。制作されたいと希望がおありの場合は、直接お問合せください。実費だけでパターンをご提供させていただいております。

この写真は、キルティング前のサンドイッチしているところなのですが、甲府の村上先生は、生徒様からの要望で、キルト用の250×250cmサイズの綿をお使いになることを選択されました。通常わたくしたちが使うキルト綿は、圧縮していない厚手のものを使います。今回村上先生が使う綿は、世に言う「ドミット芯」と言われているもので綿をはぐ必要は無いのですが、厚手といえども平均の厚さは6mmなので、今までとは違ったできあがりになるはずです。昔のハワイアンキルトは、綿が用意できないこともあったので、中に毛布などを挟んで仕上げられているものも多数残っています。ですが、そういった材料を使う場合は、入れるキルトラインを変える必要があるので、村上先生には、数日制作をストップしていただくことをお願いしました。というのはわたくしがトレースしたパターンにいれてあるキルトラインは、厚手の綿を想定して描いたものだからです。なので、わたくしの中では現状のまま作り上げていただくのは制作者に対してあまりに申し訳いとも焦ったのでございます。ちょちょちょっと待って~。という感じに。
Akaoka様にも、お選びになった材料に合わせた仕上がりがあることを、新たに体験していただければ、またまた、ハワイアンキルトの楽しさを感じていただけるに違いないとも考えます。(制作の手を止めさせてしまってごめんなさーい。)わたくし自身は、パターンやキットを販売したいだけではないのよ。パターンデザインからスタートするハワイアンキルトに必要な情報や手法を、愛を込めてお伝えし、完成までに膨大な時間がかかるハワイアンキルト作品なのですから価値ある作品を皆様のお手元に残していただきたいなと思っているのでございます。たとえ「めいわく!」と言われても。

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