大公開!バッグのキットを作る

Louis Vuitton palody kit

昨日販売を開始しました某有名ブランドそっくりさんキットのメインアイテムでもあるバッグの正面2枚を組むプロセスを簡単にご紹介します。参考にしていただければと思います。このパターンは単純なだけにいろいろな切り方ができるのですが、切り方によっては生地を重ねすぎてしまったりきれいに形が出なかったり材料を無駄にしてしまったりすることに気づき、この形に至るまでいろいろやってみては失敗を繰り返しました。こんなことに多くの時間を使うのはばかげているのかもしれませんが、今はこの切り方と組み方が一番美しく仕上がると思っております。もっと簡単に良い組み合わせがあればお気軽にご提案くださるよう一緒にお願いいたします。

使用する型紙です。この型紙のセットを確立するまでとにかくいろいろ悩みました。写真の左上とその横が濃い色用(ここではブラウン)。左下の3枚が薄い色用(ここでは明るい茶色、ミルクコーヒー色の方)です。四隅に入る花形の位置を正確にするためにそっくりさんバッグのキット用の型紙は基本4分の1でつくっています。

①生地は写真のように中表にして8分の1にアイロンをかけた濃い色と薄い色の組み合わせを2組用意します。カットする際にはハワイアンキルトの教科書にも記載しているとおり輪を手前に置き、4分の1の型紙を置くために布を右上方向に開きます。

②まず薄い色の4隅に入れる花形の型紙を写真のようにあてて形をトレースします。きちんと正方形に布が折られているかどうかを確認できるという意味でも、正方形の型紙は便利だと思います。また、この部分は切り離してしまうので、アイロンの折り線はベースと合わせるときのガイドの役割も果たしてくれると考えています。

次に同じ生地の中心部分の形に縫い代をプラスした型紙をあてて形をトレースします。

③こんな感じになりますが、四隅の花形に、生地の向きを示す矢印を書いておくと開くときに便利です。

④カットするときにずれないように待ち針を打ちます。待ち針をうつ位置は、カットして使用する側の境界線に少し細かめにうっておくと布がずれないできれいにカットできます。こうしておけば切り捨てる部分との違いもはっきりするので失敗を防ぐこともできます。待ち針を打ったらこれはこのままおいておきます。

⑤次に濃い色の布に型紙をおいて形を映します。この型紙も基本4分の1なので、ちゃんと正方形に材料が切れているかも確認できます。

⑥こんな感じになります。

⑦これにも待ち針を打ちます。薄い生地と同じように使用する側の境界線に少し細かめに打っておくとカットするときに布がずれにくくなりますし、失敗を防ぐこともできます。

⑧両方をカットして、向きがわからなくならないようにおいておきます。

⑨中心から組んでいくので、この2枚から開きます。

⑩8分の1に折ってアイロンで印をつけた線を利用して生地を開いていきます。

⑪こんな感じになります。

⑫中心部分の垂直方向に待ち針を打ち、ずれないようにします。次に周りのブラウンの分部を生地の向きに注意しながら左上に置きます。この段階で生地は4分の1で折ってあるので4枚重なっているはずです。

⑬上の2枚を右に移動させます。この段階で、生地は2枚重なっているはずです。

⑭その後1枚だけをつかんで下におろし、写真のようにアイロンでつけた折り線を生かして重ねます。このときバイアス方向(上下左右の45度方向)は布が伸びてしまいがちなので引っ張らないように開きます。

⑮写真のように垂直方向とバイアス方向に待ち針を打ちます。左上に⑧でカットしてまだ使っていなかった四隅に入る花形を4枚まとめて左上に置きます。

⑯上の2枚をつかんで裏返しながら右上に置きます。両方とも花が2枚重なった状態になります。

⑰左上の1枚を上下に裏返して左下に置きます。このときアイロンの折り線がガイドの役割を果たしてくれるはずなので、置く位置をスケールやメジャーで測ることなく決められます。ここでわたくしはいつも8分の1に折ってアイロンをかける意味を痛感するのです。

⑱同じように右上の1枚を上下に裏返して右下に置きます。この時もアイロンの折り線を活用して位置を決めます。

⑲あまった部分で作った四隅の花の中心部分を載せてすべてを待ち針止めます。

⑳この後、中心部分が伸びてしまってどちらかにずれていないか確認するためにライトテーブルに載せて確認します。
これで片側が完成、反対側を作るので、これはこのまま置いておきます。

もう一方も①~⑳と同じプロセスでカットして待ち針を打ちます。

これも中心がずれていないかライトテーブルで確認します。

こうして2枚揃ったので、しつけをかけてキットに組み込みます。
どの色のキットもすべて同じようにカットしてしつけしたものをキットにセットしています。この形式で組むと2枚重なっている部分を少なくすることができるので、アップリケやキルティングがしやすくバッグも美しく仕上がります。と信じてキットを作っております。珍しいプロセスとしてはライトテーブルを使うところかもしれません。わたくしはキットを作る際にもパターンをつなぐ際にも日々ライトテーブルを使用します。見えない部分を見えるようにしてくれるライトテーブル。これはキットを作る際にもっと大きな役割を果たしてくれます。それは後日また記事にして書きます。

こういうのって今ならYou Tubeに動画として上げる時代なのかもしれませんが、これ以上動画の編集作業が加わるとわたくしは1日24時間では足りなくなってしまいます。古臭いやり方なのかもしれませんがこ~おんな感じでご紹介するわたくしをお許しください。
ちなみにとっても親切で美しいキットだとわたくし自身は思っておりますし、このような面倒なプロセスなしでいきなりバッグを作ることができるのでキットは「コスパ」がいい~。
どうぞよろしくお願い申し上げます。キットの詳細はこちらからどうぞ。

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