Crown パターン
ハワイ王朝は1795年から1893年までハワイ諸島に存在した王朝で、この年の革命で共和制となって1896年にアメリカ合衆国に併合されて消滅しました。イギリスとの交流のなかで、ハワイの王室にはいくつかのクラウンが残されています。イオラニ宮殿やビショップミュージアムなどで今も王冠を見ることができます。
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50×50cmのピローパターン。
■100%サイズ、2分の1パターン
■25%サイズ展開図付き
■参考キルトライン付き
この写真の王冠はカラカウア王のものです。エジプトからイタリア、イングランド、ベルギー、フランスなどを訪れたカラカウア王は、途中のイギリスで2つの王冠をオーダーし、一つは自分、もう一つは妻のカピオラニのために購入したとされています。両方の王冠には、521個のダイヤ、54個の真珠、20個のオパール、6個のエメラルドが配置され、ククイナッツとシェルで研磨された大きなガーネットが付けられていました。2つの王冠の制作費用は1,000ポンドかかり、この費用は1882年10月16日に現金で支払われました。この王冠の戴冠式がハワイで、1883年2月12日に行われたと言います。カラカウア王もカピオラニも、王冠はこの時1度身につけただけで、二度と使われることは無かったそうです。この王冠は、イギリスから贈られたものではなく、王自身がイギリスで購入して来たものです。
■ この商品はハワイアンキルト用の型紙です。キットではありません。
■ パターンに色はついていません。お好きな布、お好きな色で自由に制作してください。
■ ハワイアンキルトの縫い方、仕立て方などの説明書は添付されていません。
■ パターンの再販、複製、転売などはしないでください。
■ パターンを元にキットを製作して販売する際に被った損害などについては、責任を負いかねます。
■ 一度購入されたパターンは、商品の性格上一切返品ができません。ご了承ください。
パターンは左のような状態の構成になっています。左側に100サイズのパターンがあり。右上に、展開した図が描かれています。
キルトラインは、右の100%のパターンに直接点線で描いています。余白のエコーラインは記載されていません。
ダウンロード販売でご利用の場合は、PDFファイルでの納品となります。ピローのパターンに関しては、A3サイズでプリントする際に、必ず100%に倍率を変更してからプリントしてください。
カット線は、2ptで描かれている太い線です。作品を制作する際は、この型紙を直接切るなどはしないで、トレーシングペーパーや、プラスチックシートなどで、トレースしたものを新たに型紙として作成してください。
その型紙をアイロンをかけ、8分の1に折った布に、ストレートライン、バイアスラインに注意しながら、布に置き、まち針などで、型紙を固定し、チャコペンシルなどで、カットする線を布にトレースしてください。
その後型紙を外した状態で再びまち針などで折った布がずれないよう固定してから、よく切れるはさみで、一気にカットします。当サイトには、ハワイアンキルトの作り方の説明ページはございません。デザインパターンのみ提供させていただいておりますことを、ご理解の上ご利用ください。
その他ご不明な点や、パターンご依頼などは、お気軽にお問い合わせください。皆様のハワイアンキルト制作が楽しく行っていただけることを心から願っております。また、できあがった作品写真をお送りください。ブログやギャラリーなどで、ご紹介させていただきます。
※このサンプル画像はトレース防止のため、パターンはぼかしてあります。ご理解ください。