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パターンデザインのヒント(文:Y.Yoshida)

ハワイアンキルト用のパターンはいったいどのように描けばいいのでしょうか?デザインが描けなくて困っています。ではパターンをデザインするにはどうしたらいいのでしょうか?このショップには大小500以上のパターンを掲載しています。実際にデザインを描いたY.Yutakaは、以下のことを考えながらデザインを描いて います。デザインに苦しんでおられる方、是非参考にして、素敵なデザインを描いてください。

 

モチーフを見る目を持つ

これは、パターンをデザインするために必要なものの見方について知るということです。みなさんが制作されている作品は、花や実、葉や動物などがほとんどです。植物と言っても、木なのか、地面から直接生えているのか、蔓の植物なのか、どこに育っているのか、どんなグループなのか、など個々に名前が違うように、植生も姿も全く違います。動物たちも同じです。海にいるのか空を飛んでいるのか、藪の中に住んでいるのか、手足の数はいくつあるのか、どんな色や形をしているのか。
ハワイアンキルトは、最初シーツに写った植物のシルエットを元にデザインされたと言われています。これは、何を意味するかと言えば、ハワイアンキルトのパターンは、写実的でなく、必ず単純化されているということです。
これは、楽しい可能性を秘めているのです。写実的で無いなら、皆さんが対象のモチーフが持つ“らしい”と感じらいくつもの視点を絵にすることができるということです。現在皆さんが使っている基本パターンは、デザインした人のひとつもしくは2つ程度の視点で描かれたものです。ですから、ものの見方をよく知れば、誰にでも基本パターンをデザインできる可能性を持っているということになると考えられはしないでしょうか?
スケッチを上手に仕上げることではなく、見た物を単純化してものの“らしさ”を探すことが大切です。皆さんがオリジナルのパターンを描き、それを使っていろいろなものをデザインできるようになる基本のものの見方が一番大切だと思います。

 

植物の区分

ご自分の愛読書である植物図鑑をよく読んで見る。ハワイアンキルトのモチーフで最も多く使われるのは、花や葉、実のなる果物などの植物です。植物を観察するとき、対象がどんな植生を持っているのかを知ることからスタートします。ハワイの植物の区分は低木、高木、つる植物、多年草、ヤシ科・熱帯果樹などに分けられます。各グループを構成する植物は、どんなものが含まれるのでしょうか?みなさんの持っている植物の本などにも、種類は必ず書かれているので、それを参考にしてください。ここで大切なのは、植生と大きさです。自分の身長と比較して、上に見えるのか下に見えるのかで、見えてくる形も違います。見上げる植物は上から降ってくるように描き、見下げる小さな植物は、花の真上が見えてくるはずなので、それらを描き取って見ることで、基本的なイメージができあがります。もうひとつ大切なことは、ハワイで見る植物は、日本で見ることができる同じ種類のものとスケール感やボリュームが違います。最近亜熱帯化しているのでは無いかと思える日本でも、ハワイの豊かな気候にはまだまだかないません。ハワイに出かけられた際に、図鑑を片手に是非本物の植物を見るという体験をして見てください。昔「あっプルメリアが咲いてる。」と言われて一生懸命下を探した人が居た。というお話をお聞きしたことがあります。木に咲く花ということを知らないで、ハワイを歩いてしまったら、いつまでたってもプルメリアを見つけることができなくなってしまいます。それではあまりに残念です。

 

区分 定義 植物の種類
低木 低木(ていぼく、英:shrub)あるいは灌木・潅木(かんぼく)は、植物学の用語で、生長しても樹高が約3m以下の木のこと キツネノマゴ科・バンレイシ科・リュウゼツラン科・キョウチクトウ科・ウコギ科・ガガイモ科・ノウゼンカズラ科・ベニノキ科・ムラサキ科・ツツジ科など
高木 高木(こうぼく)は、植物学の用語で、木本のうち、樹高が5mを超える植物のことである。10m未満のものを小高木、20mを超えるものを大高木と呼ぶこともある。 ナンヨウスギ科・ノウゼンカズラ科・パンヤ科・ムラサキ科・モクマオウ科・ワタモドキ科・シクンシ科・マネ科・クワ科・ヤマモガシ科・アオギリ科など
つる植物 つる植物(つるしょくぶつ、蔓植物、英:climbing plant)とは、自らの力で体を支えるのではなく、他の樹木を支えにすることで高いところへ茎を伸ばす植物のこと キツネノマゴ科・キョウチクトウ科・サトイモ科・ガガイモ科・ノウゼンカズラ科・シクシン科・キク科・ヒルガオ科・トウダイグサ科・マネ科など
多年草 多年生植物(たねんせいしょくぶつ)とは、個体として複数年にわたって生存する植物のことである。多年生宿根草や木本植物がこれにあたる。 キツネノマゴ科・リュウゼンラン科・ツルナ科・ヒユ科・ヒガンバナ科・サトイモ科・ガガイモ科・シュウカイドウ科・パイナップル科・サボテン科など
ヤシ科
熱帯果樹
ヤシ(椰子)は、単子葉植物ヤシ科に属する植物の総称である。熱帯地方に多く、独特の樹型で知られている。熱帯果樹とは熱帯及び亜熱帯地域を原産とする果樹を指す。 ヤシ科・ウルシ科・バンレイシ科・パイナップル科・パパイヤ科・クスノキ科・バショウ科・フトモモ科・カタバミ科・ヤマモガシ科・アカネ科・ミカン科など
レイの花はどんな植物?

ハワイの8島それぞれを表すレイのモチーフはどんなものでしょうか?ほとんどが植物ですが、それぞれどんな植物なのでしょうか?モチーフは何かを知っていても、それらがどの種類の植物なのかは定かではありません。レフアやアンスリウムなども、花びらだと思い込んでいる場所がめしべ、おしべだったり、苞(ほう)と呼ばれる額の部分だったりします。描く前にモチーフについて少し調べて見ると、デザインしようと思う部分が変わってくることもあります。

 

島名 植物 植物の種類
オアフ島

イリマ

イリマ

学名side falax、ハワイ名:Ilima。アオイ科。高さ1.2mの小低木で花径2.5cmの黄橙色の花をつける。
ハワイ島

オヒア・レフア

オヒア・レフア

学名Metrosideros polymorpha、ハワイ名:”Ohi”a Lehua。フトモモ科。適応性が強く標高300mから3,000mまで分布。赤い房のような花で、多数の赤いおしべの花糸を2〜3cm突き出す。
マウイ島

ロケラニ

ロケラニ

ハワイ名:Lokelani。幻のピンクの八重咲きバラ。今日では桃赤色の八重咲きのバラをロケラニと呼んでいる。
カホラヴェ島

ヒナヒナ

ヒナヒナ

学名Helitropium anomalumvar.argenteum、ハワイ名:Hinahina。この島の海岸の砂地に育つムラサキ科の宿根草。銀灰色の葉に白い小花をつける。
ラナイ島

カウナオア

カウナオア

学名Cuscuta sandwichiana、ハワイ名:Kauna’oa。オレンジ色の茎をもつ寄生つる植物で、ヒルガオ科のネナシカヅラの仲間。
モロカイ島

ククイ

ククイ

学名Aleurites molucana、ハワイ名:Kukui。マレー半島原産で、古くにハワイへ移され、山岳地帯の谷に茂りハワイ州の木とされている。灰緑色の新葉が美しい。
カウアイ島

モキハナ

モキハナ

学名pelea anisata、ハワイ名:Mokihana。ミカン科の小低木で、アニス臭(土の臭い)の強い小さな実は暗緑でパープルに変わる。
ニイハウ島

ププ(貝)

ププ・シェルレイ

ハワイ名:Pupu。白い小さな貝。

植物のつくりを見る

ハワイに旅行に行ったときに、植物をよく見て観察してください。と言われることがよくあります。ハワイアンキルトのパターンをデザインするために、植物を観察するときは何をポイントに見たらいいのでしょうか?
花の構造はどの植物種も基本的には同じです。生殖器官であるおしべ、めしべ、子房は顕花植物であればどの花にも見られます。そのほか、花を構成する器官として萼片、花弁(花冠)があり、花の補助または保護の役割を担う要素もありますが、全部が揃っている訳ではありません。

 

植物のつくりを見る

 

花や木を見るときのポイントは、見る植物のどこがその植物の形を特徴づけているのか?を見ることが重要です。

木なのか草なのか
花と葉の関係や形、色、大きさ
茎から花につながる部分はどんな形をしているのか?
葉の形と葉脈
シルエットで描くとしたら、どんな形をしているのか?
花や茎、葉などの触感、香り
実がなる植物は、どこに実がつき、どんな形で実っているのか

通常の鑑賞方法と違って、花の形はもちろん、各構造がどのようにつながっているのかを見ることにチャレンジしてみてください。その植物を一筆で描き、色を塗りつぶしてみるのもいいかも知れません。デザインする際に、花と葉、あるいは葉と実、これらがどんなつながり方をしているかを見るようにして植物を観察してみるといいかも知れません。また、花屋で見るものと大きさや植わっている場所なども大きく違います。現地に観察に出掛けることはもちろん不可欠です。


影をつくって見る

植物のシルエットの写真を探してみる

 

植物のシルエットの写真を探して見ます。ウルもパパイヤもマンゴーもパッションフルーツも、想像上では皆同じ実に見えますが、植物の実際のシルエットを見ると、特徴的な形が見えてきます。また、自分で植物を観察している時でも、目を細めて、大まかな特徴を把握することにチャレンジしてみてもデザインしやすくなります。
ハワイアンキルトでよく用いられている葉の形は、どれも同じ形ではありません。また、ちょっとした花の傾き方やもデザインする上でチェックしておきたい項目です。

 

花の写真をなぞってみる

花の写真をなぞって、植物の構造を頭に入れる。

 

植物の特徴や、花の形状を最も理解しやすいのは、特徴が良く出ている写真をそのままなぞって見ることです。枝の付き方、花とおしべやめしべの形などとてもよくわかります。なぞっている最中に、必要な要素とそうでない要素を選別することで、ある程度デザインの基本ができあがってしまう場合もあります。写真をなぞるのは、植物の特徴をつかむのに最も効果的な方法と、私は一番この手法を活用することが多いです。知らない植物、初めて見る植物などを、デザインするときにも便利です。将来生徒さんからオーダーが入ったときには、活用してください。

 

とにかくたくさん描いてみる

ハワイアンキルトの制作は毎日習慣のように続けておられることと思います。では、デザインはどうでしょうか?ハワイの植物が近くになくても、日本の植物を使って、ハワイアンキルトのパターンをデザインすることもできます。
デザインが苦手なら、毎日スケッチブックを持ってこれにどんどんいろんな絵や文章を描いて、ネタ帳にして、おかしくても変でもデザインを描く癖をつけることをおすすめしたいです。デザインも、縫うことと同じように、毎日手がけて見ることが重要です。描いたデザインを、カットしたり、展開してみたりして、何に問題があるのかを検討し、修正を加えることもやってみてください。
そのとき、絶対にやってほしいのは、“キルトライン”を入れることです。描いたデザインがどこから見たものなのかを、他の人に伝えるのは難しい場合があります。また、キルトラインはちゃんと植物を観察したかどうかを後になって自分でチェックできる要素でもあります。ラインの入っていないパターンを自分以外の人に思った通りに仕上げてもらうことはほとんど不可能で、デザインしたパターンの意味がほとんど無くなってしまいます。当サイトのパターンは、全てにキルトラインが入っています。

 

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