HOKULEA (WH-097)
70×70cmのウォールハンギングのパターンです。2007年わずか全長20mにも満たない帆走カヌーが星だけをたよりに、太平洋を渡り、最終目的地である横浜港に到着しました。約5ヶ月をかけて、ハワイから太平洋を渡り、日本に向けての初航海に成功したのです。この古代カヌー「ホクレア号」は伝統的な技術で作られ、数千年前からポリネシアの人たちが行ってきた、伝統航海術“スターナビゲーション”で日本に到着したことは、この頃メディアにも大きく取り上げられました。幸せの星を意味するホクレア号の活躍を伝える記事を作成する仕事を自身も2009年4月に手伝ったことで、春先にはいつもホクレア号のことを思うのです。いつかはハワイアンキルトのパターンに…。と思ってきましたが、ようやく実現することができました。
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■70×70cmのウォールハンギングパターン。
■100%サイズパターン
■25%サイズ展開図付き
■参考キルトライン付き
Herb Kawanui kane氏の描いたこのホクレア号の絵はとても有名です。このパターンは、これをイメージして描いたものですが、コンセプトは違います。2009年に「Hawaii People」(現在は廃刊)というタウン誌の編集をしていた中で、出会った記事がきっかけとなっています。
この記事は、横浜港に到着したカヌーを制作したビルダー“タイガー・エスペリ”を紹介したもので、彼が1996年にサーフレジェンドとして日本に招待されたことをきっかけに、日本古来の自然と精神的なつながりが、太平洋の島々の人たちが持っていた考えと共通するものがあると感じ、これが後に「日本ハワイアンカヌー協会」設立のきっかけとなってこのプロジェクトになったという内容のものでした。
パターンは上のような状態の構成になっています。余白のエコーラインは記載されていません。
100%サイズのパターンは、クリアファイルに収めたものをそのままお送りします。どちらにも展開図が別紙で添付されています。
カット線は、2ptで描かれている太い線です。作品を制作する際は、この型紙を直接切るなどはしないで、トレーシングペーパーや、プラスチックシートなどで、トレースしたものを新たに型紙として作成してください。
その型紙をアイロンをかけ、8分の1に折った布に、ストレートライン、バイアスラインに注意しながら、布に置き、まち針などで、型紙を固定し、チャコペンシルなどで、カットする線を布にトレースしてください。布のはぎ方やカットの方法の説明はございません。当サイトはパターン販売をすることを目的としておりますので、ハワイアンキルトの作り方や材料などは、所属している教室もしくは、別途日本ハワイアンキルト製作所が主催するカッティング集中講座の受講をおすすめします。詳細はそちらをご覧ください。また、日本ハワイアンキルト制作所の手法などについては、ハワイアンキルトの教科書にも詳しく記載されておりますので、そちらをお求めください。
その後型紙を外した状態で再びまち針などで折った布がずれないよう固定してから、よく切れるはさみで、一気にカットします。当サイトには、ハワイアンキルトの作り方の説明ページはございません。デザインパターンのみ提供させていただいておりますことを、ご理解の上ご利用ください。
その他ご不明な点や、パターンご依頼などは、お気軽にお問い合わせください。皆様のハワイアンキルト制作が楽しく行っていただけることを心から願っております。また、できあがった作品写真をお送りください。ブログやギャラリーなどで、ご紹介させていただきます。
※このサンプル画像はトレース防止のため、パターンに文字を載せています。ご理解ください。