昨日ご紹介させていただこうと思ったのですが、1点ウォールだったのと、このデザインは黄色で制作されるケースが多いということに気づいたので、別にご紹介させていただくことにしました。このパターンは、「Baby Quilt Naupaka」です。女のお子様がお生まれになりそうな、あるいは生まれたという方にと想定してデザインしました。なので、イメージしたのはピンクでございました。
作品を制作されましたのは、北村先生の教室のSuzuki様です。オリーブ系のグリーンに黄色で制作されました。とてもきれいに制作されていて、キルトラインもパターンに忠実に入れてくださるのは、いつものことで、すごいなあと思います。ベースの色が透けて目に入ってくるせいか全体に落ち着いて見えます。とにかくきれいに完璧に作品を仕上げてくださるので、完成の姿から緊張感が漂います。
こちらは、つい最近ご紹介させていただいたLino QuiltのYoshinaga様の生徒様の作品です。お使いになっている黄色の色味は違いますが、狙うイメージは共通するものがあるかもしれません。Yoshinaga様の教室のものは、すこしフレームを大きくして、真ん中のモチーフとの間に距離をとっていることを、こうして一緒に拝見して初めて気づきました。
3番目は、Kaiho先生の教室のIkuta様の作品です。タイトルは「Naupaka」となっているので、Ikuta様は、ナウパカに注目して、制作されたのかな?と思います。この作品のお写真は、昨年開催したキルトショーにご出展くださった作品を撮らせていただいたものです。全体にふわっと柔らかな、あたたかい雰囲気に仕上がっていて、いい感じ。現在は、赤ちゃんとともに活躍中でしょうか?
もしかしたら、どなたも男女がまだわからにままで、制作に突入されたとすれば、安全な色「黄色」に落ち着くのは理解できます。黄色と紫は、それぞれ寒色系と暖色系の境目にある色なので、どちらにも使える便利な色。なので黄色なら、男の子でも女の子でも、大丈夫。それにしても、全く違う教室で、カットされたパターンなのに、みなさん黄色をセレクトされたことが、不思議でなりませんでした。
一番最初のSuzuki様の作品は、日本製の生地。二番目のYoshinaga様の作品は、Kona Cotton。三番目のIkuta様の作品がBella Solidを使っておられます。黄色と一言で言っても、いろんな色味があるということを改めて思います。白っぽい黄色、オレンジに近い黄色、緑に近い黄色、黒やグレーが混ざった黄色。出来上がった作品でも、見る環境によってまた、全然違って見えますが、色は言葉で簡単に言い表せない奥深さがあると、いつも思っております。
コメント
同じパターンのキルトを同時に見られて嬉しいです!
因みにお伝えし忘れていましたが、2番目の作品(当教室の生徒さまKさん)のものはサイズをリサイズ希望されたので100を110に変更してます。
最初は大きなサイズも躊躇されたいる方が多かったのですが、今では110サイズは皆さま抵抗なく「作りたい!」と仰る方が増えてきて嬉しい限りです♡
キルトバッグも素敵ですが、個人的にはハワイアンキルトならウォールやベッドの方が見ごたえを感じてしまいますね~
これから多くの方々が一生に残る大作キルトを作り、こちらのサイトを通じて拝見できたらとても幸せだな~と思います♪
そのためにまずは自分が頑張らなくては・・・ですよね(^_^)
おもしろいですよね~。
何も申し上げていないのに、皆さん黄色をお選びになられたこと。
ウォールは、材料の無駄もなく、効率的な考えでサイズが決められているので、
皆様が制作されるようになると、教室の雰囲気も変わるのではないでしょうか?
おっしゃるとおり、せっかく作品を制作するのなら、後々まで残ってゆくような
作品を制作していただきたいということはいつも思っております。
ウォールを完成させると、生徒様も大きな達成感を得られるし、
カットする先生も、スキルが上がってゆくので、winwinアイテムだと思います。
いよいよ次は、ベッドかな?なんて思います。