ソリッドの生地ならこんなイメージ

Y.A様からのオーダーで描いたパターン「Royal Crown with Emma Lily and Honu」を、ソリッドの生地で北村先生がカットしてくださいました。Y.A様が制作される雰囲気のものとはまた違った感じがします。kitamura_crown_honu_cut2_800

ando_crown1_800この色は、モチーフの中のストレート方向に入っているクイーンエマの王冠と、彼女が好んだと言われるEmma Lilyの色をイメージしてセレクトした組み合わせです。ソリッドの生地は、色意外の表情が全く無いので、パターンの面白さを楽しみながら縫うタイプの作品になります。Y.A様がお選びになった生地は、縫う場所によって、色や濃さが違っていて、材料の持つ魅力を楽しみながら作品を制作できる面白さがあると思います。
わたくし(たち)が、ソリッドの生地を使う理由のひとつは、パターンをよく見ていただきたいと思っているからなので、同じデザインでも使う素材や色によって全く違う作品ができあがるのだな~ということをこの2つの写真を見て改めて思うのです。また、制作される方の手法に従ってアップリケの折り曲げ具合や、角の処理などによってまた、全然違う仕上がりになることを考えれば、パターンは、制作のきっかけに過ぎないということを再確認するのです。それは、この二つの作品が出来上がったときに、「えー、これって同じパターンなの?」って思うほどの違いを拝見することができることは間違い無いと思います。

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