Tifaifaiって素晴らしい

ob_c641ca_tifaifai-uruTahitian Tapaなんて検索しておりましたら、偶然こんなブログ「Quilting, Patchwork & Appliqueを発見してしまい、昨夜は写真を見まくりました。 世界をヨットで旅した経験のあるらしい、おそらくフランス人の女性です。海外の人って本当に価値あるサイトを運営している人が多くて、日本のインターネット事情とは大違いねー。ほんとに素晴らしいわーと再度感動いたしました。
この写真はTifaifai Uru。このサイトには様々なジャンルの作品が掲載されていて、是非皆様にも見ていただきたい写真が満載です。

なかでもTifaifai(タヒチアンキルト)の作品が、わたくしはとても気に入りましたし、そこに掲載されている作品写真を見て、また、なるほどーと多くの事を知ったのでございます。わたくしの尊敬する某ハワイの有名キルト作家が、タヒチに遠征した際に、タヒチアンキルトに感銘を受け、自身も作品をデザインした作品が存在します。それは、かなり個性的で、大胆な「Taro」の作品でした。制作したご本人は、アップリケまで仕上げられており、その後日本のとある先生が、買い取り、ご自身はキルティングを施して、ハワイアンキルトの作品として仕上げられました。それを見てすごいなー、こんな大胆なデザインが描けるなんて素晴らしいなーと、びっくりしたことを今でも覚えています。

ob_cb25b0_salon-tifaifai-2013-patchwork-blanc-violetob_7a6856_salon-tifaifai-2013-patchwork-vert-jauneこれはそのブログから拝借させていただいた写真そのままです。タヒチアンキルトのオーソドックスなパターンとして、様々な作品が掲載されています。某有名作家の作品は個人所蔵の作品なので、ここに写真は掲載できませんが、その影響を受けて、わたくしも同様のTaroのパターンをご用意しています。わたくし自身は不勉強だったせいで、この事実を全く知りませんでした。他にも、その作家がタヒチアンキルトの影響を受けたとされる時期の写真で拝見したことのあるデザインパターンが、このサイトの上で見ることもできます。某有名作家が、以前言っていたいくつかの言葉の中に、人のデザインを真似してはいけないけれど、よく見て自分のデザインを描くようにしなさい、というのがありましたが、それを残した彼女自身も、いろいろなデザインの影響を受けていたことが個人的によくわかりました。そして、改めてデザインと表現の独自性を立証することの難しさを感じたのでございます。これって今の日本なら「真似した」って言われてしまうのではないの?ですが、今も昔も素晴らしいと思う表現は、誰だって作りたいに決まっている。多くの作品を見て、知っているということは、ご自分がデザインをしたり、作品制作をする際にはとっても大きな財産になるということを痛感するのです。
サイトの中には、ものによって、手描きのパターンや、ベッドスプレッドがどんな風に仕上げられているかなども見ることができます。タヒチアンキルトのアップリケの美しさなども見ることができるので、みてみてみてと、みんなに言いたい気分になったのでございます。

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