先週の日曜日に組んだ、Maile Lei & Mokihanaのしつけが全て終わりました。わたくしは他の仕事をしながら、毎日少しづつしつけるのですが、これはトータルで11時間くらいかかってしつけしました。一緒にカットしたKaiho先生の「Green Rose」は、きっともうしつけが終わっているのだろうな～などと思いながら、ようやくわたくしは、作業を終えました。
このウォールハンギングは、フラ教室主宰の先生とアラカイのためにデザインしたということは、以前にお伝えしておりましたが、デザインの対象とわたくしが想定したその先生が買い取ってくださることになりました。最初は買っていただこうと思ってデザインした訳では無く、先生のご質問にあったように、マイレを主役にしたデザインがあまり無いことに気づいて描いたパターンでしたが、事前に先生にお見せしましたところ、数日お考えになって、「どうしても気になるから、買い取りたい。」とご連絡をくださったのです。なんだか心が通じたようで、久々に嬉しい
気分を味わうことができました。ベースのグリーンとトップのパープルは、MaileとMokihanaの色。今回は特別に仕上げての納品とさせていただくことになりました。
しつけはとっても面倒で大変なプロセスですが、縫う方の立場に立って考えると、いい加減にできないし、これが作品の仕上がりのクオリティを大きく左右する部分でもあると考えるので、心を込めてしつけしました。まち針を全て外して、折りたたみが楽にできるようになるこのしつけを終えた段階まで来ると、すごくほっとするのです。ここまで来ればまず安心だ。という感じに。白い点線が、濃い色の生地に映えて、縫い手が、がぜん縫う気が起こるように、丁寧に丁寧にしつけました。
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