本年最初の北村先生の作品をご紹介させていただきます。ウォール&バッグのパターンの中から「Bamboo」をお選びくださいました。すでにキルティングまでが終わっており、最終的には、バッグに仕上がる予定なのですが、どうしようかと思案されておられるようで、この段階の写真を送ってくださったのです。そうか、このシリーズで竹のほかに梅と松をデザインすれば、年末に3点セットで飾っていただけるのかもと、北村先生から教えられました。サイトでも、ハワイで見られない植物のデザインをお選びくださる方が多いので、近日中にパターンを追加しようと思います。
わたくしは、北村先生のキルティングは結構好きです。彼女は、どんなものでも、ちゃんと植物の部分であることをわかって縫っているので、キルティングが入るとぐっと作品のクオリティが上がるのが素晴らしいのです。彼女の作品を見ると「おお!これぞハワイアンキルト。」と気分が高揚します。花の茎を縫うのが好きでは無いという方、結構おられるのですが、縫うときに、この茎を通って花が水を吸い上げるんだぞ。と思って縫うか、ただのモチーフ同士をつなぐ線と思って縫うかで大きな差が生まれて来ると思っているので、パターンの主役の花や葉を引き立てるためにも茎は大事!ってわたくしはひつこく言ってしまうのです。もともとウォール&バッグのシリーズは、茎を縫うのが嫌いという方のためにデザインしたので、まさか竹を作ってくださる方が居られるとは思っておりませんでした。だってこれって全部茎っぽいパターンですから。なので、これを選んで作り上げてくださったことに感謝いたしております。ありがとう。今年もよろしく!
ところで、プレゼントシープのパターンは、順調にダウンロードされていて、12年後の干支の準備を皆さんされるのだなーと思いましたら、幾人かの方から、さっそく作ってみようと思います。というご連絡をいただきました。これを描いたときに、松竹梅をキルトラインで描きたいと考えていたのですが、どうしても竹が収まらない。どうしよう!ええーい、色のワンポイントにもなるし、羊に背負わせてしまえーと、このデザインになったのでございます。それをさっそくKaiho先生がカットした写真を送ってくださいました。オリジナルカラーのピンクと、先日ブログに掲載させていただいたHK様の羊の色をいい!と思ってくださったのか、オレンジでカットされたものと2点です。これは、キットとして販売されるのか作られるのかはわかりませんが、ラインで描き切れなかった松を背負った羊は、そんなに変じゃないことを確認できたので、少しほっと致しました。カットしてくださってありがとうございます。
このパターンは1月10日まで、無料ダウンロードできます。また、以後は販売の予定はございませんので、欲しいと思った方は、是非早めにゲットしてください。12年後まで使えないかもしれませんが、それは無料なので、クレーム無しでお願いいたします。ちなみに30×30cmのサイズです。
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