LINEのプロフィール写真を見ておりましたら、最近まで東京タワーの夜景だった写真がこの写真に変わっていて、「あれ、写真変えたの?」ってお聞きしましたら、「これは、電話の待ち受けにも使ってま~す。」
と制作された北村先生がお話しておりました。なので、本日は、すこしなつかしい作品の写真をご紹介することにいたします。
これは2011年10月頃制作された作品です。北村先生は、ハワイアンフラッグの作品をお作りになることをずっと希望されておられたのですが、以前の教室を主宰する先生から「絶対にダメ」(理由はわかりません)と言われてしまったことをあきらめきれずに、「お願い、フラッグ書いて」とわたくしにご依頼くださったのでした。これは50×50cmのピローにハワイアンフラッグで枠をつけるというコンセプトの元で描いたものですので、完成サイズが114×114cmになります。フラッグはベッドカバーサイズのものが、アンティークキルトとして残されていますが、これは、小さめのサイズで、この雰囲気と存在感を出すことができますので、1枚持っていると格好いい。
ハワイアンフラッグやクラウンは、作りたいと思っておられる方も多いことと思います。わたくし自身、何年か経ってしまったら結構飽るのかもって思っておりましたが、久々にこの作品を拝見して、へーこれってイいつ見ても雰囲気があって、ハワイアンキルトらしくていいね。と改めて思いました。
パターンはこんな感じです。これは真ん中にクラウンを入れていますが、50×50のピローサイズのパターンならどれでも入れることができるのです。
クラウンだけや、Queen’s Fanの回りをフラッグで囲んでみたり、ご自分の好きな島の花を入れてみたりするのもまた、雰囲気が変わってステキです。
ハワイの旗は「カ・ハエ・ハワイイ(Ka Hae Hawaiʻi)」と言い、この旗を見たびに、英国か日本の植民地になりたかったけれど、アメリカの州になってしまったことの名残が旗に現れているな~といつも思うのです。ユニオンフラッグの横と下に入っている8本のストライプは、アメリカ的であるように見えますが、ハワイの8島を表していると言われています。アメリカでは無く、王様の居る英国と深い関係があったことや、皇室のある日本と関わりを持ちたいと願ったのは、ハワイは王様の居る場所だったからなのかなあとなんとなく気持ちがわかるように思うのです。
コメント
吉田様
お世話になっております。
フラッグキルト、格好いいですね。私も、クラウンやフラッグを
作るのは夢です。でも、まだまだ修行が足りません。
ハワイの歴史をほとんど知らない私には、まだ手はつけれません。
それにしても、、斬新で格好いいです。
Kawasaki様
コメント、ありがとうございます。
きっとステキなのはハワイの旗のデザインなのでしょうって思います。
フラッグは旗を布で合わせるのが難しいので、縫うまでを作るのが大変です。
この作品も、真ん中を仕上げてから、回りにフラッグを付けました。
直線ばかりで、結構大変だったとお話されています。
是非、いつかチャレンジしてみてください。