バッグを売ります

いやー暑かったです。今日。甲状腺を壊しているわたくしには、この暑さは相当つらいものでございました。そんな中、久々に日本ハワイアンキルト製作所のホームページを更新いたしました。完成製品の販売を開始したのです。初回はバッグ6点です。
OQB-003-2_670まずは、Honu & Tiareのパターンを使って作られたボストンタイプのバッグです。これは口金を付けて、仕上げるので、形がかわいく仕上がります。これは口金を少し外側に広げて形を作ってあるので、雰囲気がすごくよくまとまっております。このデザインはホヌ&ティアレなんてとんでもないパターンではあるのですが、個人的にはきっと素敵な作品が仕上がること間違い無し!と思っておりました。実際にバッグとなって出来上がってきますと、予想以上にかわいらしいものになったと思っております。また、Kona Cottonを使っておりますので、とにかく色が綺麗。ファスナーの端の処理もかわいらしく考えられている1点もののバッグです。OQB-001-1_670

つぎはおなじみのBambooのパターンを使って作られたバッグです。これは以前ご紹介させていただいたものですが、製作された北村先生より、商品としてご提供いただきました。バッグの詳細はショップをご覧いただきたいてもわかると思いますが。このバッグのポイントは、持ち手の根元、バッグ本体と重なる部分に留め金を使っているところです。ジョイント部分はよく考えてみれば、ミシンだけで縫い合わせて終了というのが普通ですが、これほどの大きさのバッグになると、中に入れる物によっては、持ち手が切れてしまうことを防ぐために用いるのだそうです。バッグの縫製に詳しい北村先生のご助言によって、この仕様となりました。ハワイアンキルトバッグの持つ温かなイメージに機能性を追加した大人っぽいバッグです。OQB-002_670

こちらも、製品として北村先生よりご提供いただきましたBeach Sandalポシェットです。これは、いろいろなチャレンジがなされているとてもクオリティの高いポシェットです。柄物の生地を使った作品に使うものを最近よく拝見しますが、うまくいっているものとそうでないものといろいろあって、柄物の生地を使うことの難しさを感じます。そんな中で、このポシェットはボーダーの生地を上手に使ってハワイアンキルトの楽しさがよく表れていてわたくしは大好きです。また、縁の仕上げに合皮のテープを使って、形がしっかりとするように仕上げられています。また、中はローラライ・ハリスのパネル柄の生地でうきうきするようなかわいい製品になっています。表裏のボーダーもつながるように作られているのも親切です。レザーのストラップは取り外しができ、ほかのものにも流用できるタイプのものがついています。OQB-005-1_670

続きまして、Tififi Pineappleのイエロータイプのトートバッグです。このバッグはキルト部分はKona Cttonで、そのほかの部分は一度洗ったビンテージ帆布を使って派手さを押さえた実用的なものに仕上がっています。これはとにかく色が綺麗。使い古したような帆布と鮮やかなキルトとの組み合わせがとっても素敵なおすすめバッグです。中は、マルチカラーのボーダーになっていて、ファスナー付きの大きなポケットがついているので、安心して毎日使えるミドルサイズのトートバッグです。詳細はショップページをご参照ください。OQB-004-1_670

同じくTififi Pineappleのブルーのトートバッグ。こちらは日本製の生地を使ったので、すこーしお値段を下げさせていただきました。こちらもイエローと同じように、一度洗ったビンテージ帆布を使って全体にネイビーな感じになっています。キルトの部分は表面だけなので、気軽に持っていただけます。こちらも中はボーダーを使っており、ファスナー付きの大きなポケットと、オープンポケットが付いています。ネイビーが好きなわたくしは、シックでいいな~と思っております。OQB-006-1

最後は、キット販売のサンプルとして作ったハイビスカスのバッグです。キットが10,800円なのに、このバッグは15,800円という信じられないプライスでご提供です。ハワイアンキルトでは通常使わない黒をあえて使ったのは、普段使いのバッグとしてお使いいただきたいとの願いを込めたからです。A4サイズがしっかり入る工夫がいっぱいのショルダーバッグです。作ってくださったのは北村先生です。

バッグはいつも申し上げているように、正式にはハワイアンキルトのアイテムとしては存在しないのですが、本当に多くの方が作りたいと願うものだということは、よく理解しています。ですが、キルトしたものを接ぎ合わせて持ち手を付ければいいという風に思っている訳ではありません。なので、わたくしたしの中でも常にバッグの縫製や、材料、素材などについてはいつも新しくて、作品を作らないという方にも、手にとっていただけるようなものを、パターンデザインを含めて考えて行かなければならないと思っているのです。ご紹介したバッグは全て1点ものです。気に入ったものがございましたら、お早めにどうぞ。

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