甲府のOgawa様。最近がんばって作品を仕上げてくださっており、ここのところ彼女の作品ばかりをご紹介できることを、うれしく思います。
これは昔、ハワイの某有名キルト作家が大きなサイズでデザインしたパターンを元に、皆さんがどうしても作りたいとのご希望に合わせてもともと4分の1のデザインだったものを8分の1にして描き直したタロリーフです。ベースは勇気を持ってブラックにし、その上にOSANAIのサークルパレットで制作されたものです。写真を拝見して、いいよね、素敵よねと素直に思いました。通常ハワイアンキルトでは黒を使うことはあまりいたしませんが、この色のサークルパレットですと、ベースにどの色を持ってくるのかが大変難しいです。紫、青、緑、黄色とその間にあるアンバーゾーン(茶色)…。いずれにしても深い色を持ってくることがセオリーだと思います。黒より濃い色は無いので、このチャレンジはこれでとってもすばらしいと思います。Ogawa様ご本人もきっときっと大変気に入ったことと思います。
このパターンは、ハワイの某有名作家が、タヒチアンキルト的な作品として残したパターンで、最初、アップリケだけがされた状態だったとお聞きしています。そのパターンに、キルティングを施した作品をわたくしは拝見させていただいたことがあります。村上先生もそのパターンの存在をご存じだったのですが、これに関しては、サークルパレットでカットしたら美しいと気づいた村上先生がすごい。この作品を見た教室のほかの生徒様は、なんとおっしゃたのかは不明ですが、ご自分も作りたいと思った方は多かったのでは無いでしょうか?
サークルパレットも、こんな風に使うと結構いいね!と思いました。村上先生、Ogawa様。どうもありがとうございました。
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