暑い暑いと言い疲れて、それでも本日もかなり暑いです。そして今日は7月最終日。Nakahira様がこの作品のお写真をお送りくださったのは、もうずいぶん前のことでしたので、もう少し作業が進んでおられることと思います。55×75cmサイズのグァバです。
察するに、Nakahira様も綿はシンサレートと思われ、フープの巾に合わせて、キルティング用のしつけが施されております。このお写真をお送りいただいたときのコメントは、
「まだまだ下手くそ アップリケもシンメトリーになっていないし 縫い目も汚い(T_T)研鑽するのみです。」
でございました。縫い目については、全く問題が無いように思えますし、パターンに忠実に制作されており、キルティングされてゆくと、素敵になりそうです。アップリケの細かな問題は、キルティングすれば、全く気にならないというのがほとんどで、Nakahira様がご自分で嘆かれる必要は無いように思います。それよりなにより、ここまでこんなに綺麗に制作されているのであれば、きっちりしつけされて仕立てられたのだろうなあと思いました。どこもつっぱるところなく、フラットに作られていて、丁寧な印象を受けました。
このお写真は、制作協力してくださっております、北村先生が、キルティング中ですとお写真をお送りくださいました。左は、アップリケが終わった状態で、彼女はmキルティングすると、立体感が出て、いい感じ~。とおっしゃっておられます。
いろいろなノウハウが存在すること、わたくしも多くの方がお送りくださるお写真を拝見していて思います。ですが、わたくしたちが推奨し、教科書に書いたやりかたでは、きっちりキルティングして仕上げるので、パターンにも徹底的に、キルトラインを入れてあります。ずっと前に書いたかもしれませんが、何をどの角度から見てパターンを描いているかは、パターンを描いた人にしかわからないから、わたくし自身が何をどう見たのかということを、パターン上に描いておかなければ、皆様に伝わらないと思っております。前に、キルトラインをきちんと入れないで、作品制作させる指導者の方を見たことがあります。アップリケが終わった段階で、ひとつひとつキルトラインを手で描いてもらうのです。パターンをデザインしたと同時に、普通ならキルトラインが描かれないのなら、それは影絵のパターンになってしまうような気がします。
キルトラインは、決まったものではありません。でも、何が描かれているかわからなければ、アレンジすることもできません。なので、サイトでも「参考キルトライン」とさせていただいております。なあんてのんびり書いてたら、できちゃった~ですって。素晴らしい!
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