ゴールデンウィークって言うけれど

このブログを書き始めて1年は過ぎたのですが、ちょうどその頃に出張で名古屋に行っていたため、1年過ぎました~と書くことができませんでした。時はもう4月の終わりで、この25年一度も休んだことが無いゴールデンウィークだそうです。最初の頃は、ご紹介させていただく作品も無く、この先どうなってしまうのかなあという不安がありましたが、ここのところ幸せなことに、毎日お送りいただく作品をご紹介できるようになりましたし、皆様のハワイアンキルト制作における様々な状況を知ることができて、びっくりするようなこともございますが、やっぱりそうだったのね。と思うことも多くございました。びっくりするような出来事を、わたくし自身も体験したことが、日本ハワイアンキルト製作所のサイトを作るきっかけにもなっていることは確かなことでございます。それでも、飽くことなくこのブログを書き続け、6月になったら、パターン販売開始1周年も迎えることができそうな気配が致します。たった1年の間に、何度やめてしまおうと思ったかわかりません。4月21日にGoogleの大きなアルゴリズム変更があって、モバイルに対応していないサイトは、順位が下がるぞ~なんて言われて、時代のニーズにも応えてゆかなければならなそうで、5月以降の物販お手伝いは全てキャンセルいたしました。もっと自分のビジネスを大切にしなければいけないと、強く思ったのでございます。

nagao_sandalbag_800そんな個人的な事情は置いておいて、昨日の続き、素敵な作品をご紹介させていただきます。
HK様のサークル仲間、昨日ご紹介させていただきましたココナッツのバッグを制作された、A.Asami様の「ビーチサンダル」のトートバッグです。モチーフを縮小し、両足分のサンダルを入れ、ご自身のアイデアで、水玉ドットをお選びになりました。これからの季節にぴったりとHK様もおっしゃっておられますが、全くおっしゃる通りのかわいいバッグです。鮮やかなピンクのベースとシェルがよく見るとほんのりむら染めなんですね。鼻緒がグリーンで、補色を差し色としてお使いになっていて、全体的な色に満足感のある作品です。これ、持って歩いたら、目立つし、注目されること間違い無しです。モチーフを左に寄せることで、エコーラインが、打ち寄せるさざ波のように見えて、海辺を歩いていて、波に運ばれた貝がビーチサンダルの上に乗って来ました。という風に見えて、わたくしはすごくいいなと思います。HK様も、このサイズのバッグを制作っされていますが、少しデザインを変えるだnagao_bag3_800けで、ずいぶんイメージが違って見えます。ひつこくいつも申し上げておりますが、ハワイアンキルトにバッグのジャンルは正式にはございません。それでも、女性にとって、バッグは、ご自分が制作されたものを、ご自分でお使いになることで、ハワイアンキルトを知らない方が、町や職場をはじめとする様々な施設で見て、いいな、わたしも作ってみたいなと思って頂ける宣伝的アイテムなのかもしれないと思うのです。なので、バッグはハワイアンキルトを習おうと思われるきっかけになることも多いと思うのです。
名古屋松坂屋のイベントでも、いくつかのショップがハワイアンキルトのバッグを販売していたのですが、もちろん日本製ではありませんしデザインの種類も限られていて、わたくしも、もっと素敵なデザインのバッグがあるのにな~と思ったりもしたのです。まあ、フラを学んでおられる方が中心のイベントだったので、きっとご自分で制作される時間の無い方たちが多いから、こういう製品を入手されるより仕方がないのかもしれません。バッグやポーチから作り始めて、いつか大きな作品を作りたいという方が増えてくだされば、いいなと願いを込めております。
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OP0003そのポーチだって、こんな素敵な作品に仕上がったら、素晴らしいと思うのです。こちらを制作されたのは、Y.Michiko様です。元のデザインはモンステラの葉が3枚だったのですが、1枚を取り、シンプルに仕上げてくださいました、とメッセージが添えられておりました。これも色が上手で、ポイントは、右のイエロー系のモンステラの葉です。グリーンの同系色で全部を構成するのではなく、勇気を持って、別の色相の色を配置することで、逆にまとまりが出ていてこれはこれで、完璧。素敵~。縫製も丁寧にされていて、販売製品のような作品。この完璧なポーチも、ハワイアンキルトをやってみようと思うきっかけになるよう、みんなに見せびらかしていただきたいと思うのでございます。

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