バッグ&ポーチ

angels_bag_kaiho柏と志木で教室を主宰されている海保先生のバッグ&ポーチです。

ます最初はエンジェルス・トランペットのバッグです。マチ部分のキルティングステッチもきれいに仕上げられていますし、バッグ全体の仕立ても完璧です。海保先生の好きな色合いで、清楚なバッグに仕上がっていて、まるで売っているもののようです。最近ちまたでそれなりの仕様のバッグを安価で手に入れられるようになるなか、全て布で仕上げたバッグは、良い意味でも悪い意味でも手作り感たっぷりに出来上がるので、中には絶対に持ちたくない!という方がおられます。海保先生は、パッチワークの指導者としての資格もお持ちなので、両方の良い点をうまく作品に活かして、このバッグのように、どなたでも使ってみたくなるバッグを仕上げてくださいました。バッグのデザインでは、モチーフの一部を入れる場合花や葉の切り方を間違えると、何の花かわからなくなるので、このバッグのようになるべく全体が入るように配置をすると素敵に見えますよね。また、エンジェルストランペットは、下向きに花が咲くので、そのままその姿をデザインに写し取ると、自然に見えます。

honu_bag_kaiho次はホヌ&プルメリアのバッグインバッグです。中にいくつかの仕切りやポケットがついていて、バッグの中に入れて使うタイプのバッグです。どうしてこういうデザインが成立するのか、実はよくわかっていないのですが、基本のデザインは自分が描いたものです。想像の上のハワイ?ホヌとプルメリアは人気のモチーフ?とかなんとか自分に問いながら描きました。以前海保先生の色の好みについて書いたことがあるのですが、この作品は、それを読んでご自身が冒険された色だとおっしゃっておられました。確かに彼女にしては珍しい配色です。でも、この作品を制作されているときはちょっと新鮮で、楽しかったのではないでしょうか?でも、フラの仕事をしていた時にも思ったのですが、ピンクって本当にみんな大好きな色なんですね-。色に困ったらピンクにしとけ!なんていうことがよくありましたから。

angelfish_pouch_kaiho最後は綿サテンで作られたエンジェルフィッシュのポーチです。ファスナー部分にハイビスカスの描かれたククイが取り付けられています。さわやかな夏を意識したできあがりです。少し大きめで、ソフトなスクエア形のポーチは、キルティングにラメ糸が使われています。ラメ糸を使ったキルティングは、よく使われる手法です。また、この作品のように、目にスワロフスキーや、スパンコールを使って楽しく仕上げるのも小物ならではです。

アイテムが違っても、作風が一貫しているのが、ハワイアンキルトの面白いところです。同じhonu_pouch_kazukoモチーフ同じデザインでも、制作する方が変わると仕上がりも変わります。このポーチは海保先生と同じデザインですがこんなにも仕上がりが違って見えます。これは甲府で教室を主宰されてる村上先生の作品です。たまたま色も同じだったので、比較して見て面白いな~と思ったのでございます。海保先生は、お花が好き、村上先生はホヌが好き?なんて作品を見て思うのです。

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