4月の最後の記事「猫に呼ばれた息子たち」で描いたパターン。これは、息子たちが救った猫をイメージしたものでございました。猫ね~猫。こんな感じだったのかしら?と呼ばれたのは、わたくしではございませんでしたが、いい大人である息子たちを呼び出すという現象が、どうも気になって仕方がございませんでした。そこで、イメージだけで描いたこのパターンを形にすることで、あの猫への供養にしようと考えたのでございます。
たまたまラインナップを考えていた、ミニサイズのマルシェバッグのベースが、わたくしのPCの画面に表示されておりましたので、それをベースにしてこの猫を描きました。
ただ、アウトラインだけを描いたままのパターンに入れるキルトラインは、この段階では未定の状態でございました。なぜなら、ただ、こんな感じ。とイメージを描いただけに過ぎなかったですし、これを実際に制作してみようとも思ってはおりませんでしたので。ですが、あれから、なんとなく、誰かが、わたくしに形にしたほうがいいんじゃない?キルトラインの結論はまだ出てないんじゃない?と言われているような気がして、なんとなく落ち着かない。いつもなら、キルトラインは、パターンを描いたと同時に決まるという感じで来ておりましたので、イメージで描いた猫の真っ黒なボディに入れるラインが決まらないなんてなんなくおかしいい。
そして、片方は、こんな感じのラインで仕上げてみたのですが、うーーん。なんかしっくり来ないよなあ。この猫の状況を考えると、ちょっとなあ。と、出来上がった片面を見て、考え込むのでございました。
で、反対側は、全く違う考えで、猫を供養する花で、ラインを入れることにしました。以前デザインした、ウォール&バッグのセットのパターンで、全く売れなかった、この花のパターンをラインとして使うことにしたのでございます。少し雰囲気が変わって、見た目も意味合い的にも、これがいい!。
クオリティはさておき、こうしてあの猫のパターンを完成させる課程でいろいろと考えるということが、息子たちを呼んだ猫に報いる気がしております。
ちなみに底面にも、猫を施しております。この猫だけで、小物も製作できそうだなとも思いました。最初に想定した通りの「目」の大きさは、自身のスキル不足で、でっかい目になってしまいました。
コメント
わぁー!!かわいい!!
猫好きさんにはたまりませんねー
猫ちゃん、息子さん達を選んで呼んだのかも
しれませんねー
供養してくれる優しい大人。
それにしても!吉田さんが作られたんですか?
上手!!
形も今年の流行りですよねー
習作は自分で手がけないとなかなか確認できないのです。
天気がよかったから、たまには外で写真を撮りました。
これで、わたくしの供養は終わりました。
こんばんは。☆
いつもお世話になっております。
バッグの形と猫ちゃんのデザインと色合わせがベストマッチングですね。
可愛いです〜。‼
キルトラインが変わると、こんなに雰囲気も変わるなんて驚きです。
悩むんですよね~。形から入ってしまうと、ラインどうしようなんて。
黒は使えないので、濃いグレーで、対応しました。
何か付けてしまおうかと思いましたが、今回は
猫のみで勝負しようと試してみました。