Ti Leafのベッドカバー

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Ti Leafのベッドカバーの完成作品のお写真が送られてまいりました。aisomeno様の作品です。わたくしのもとにお送りくださったお写真はこの1点ですが、ご自身のブログInstagramで、もう少し詳しくプロセスを拝見させていただくことができます。
このデザインをご購入いただいたは2018年10月のことでございましたので、3年9か月ほど経過しております。その間、aisomeno様は、Hula Implimentsなども仕上げられておられますので、その期間すべてをこのTi Leafに費やされてきたわけではないと思いますが、それでも長い時間が経ってこうして完成に到達され、お写真をお送りくださったことに心より感謝させていただきたいと思います。
ありがとうございます。
また、ご一緒にお送りくださったコメントが大変素敵で、心が洗われるような気持ちになりました。

完成までにいくら時間がかかっても古さとか時代遅れとか感じることがないのがいいですよね。

そそそそそうなのですが、この作品に関してはますお選びいただいた材料が成功につながったのだと感じました。ソリッドの白ベースに、ソリッドのグリーン。Ti Leafをご存じの方なら、この作品からモチーフのもつ艶感や強さやみずみずしさを感じるのではないでしょうか?フラのグラスパウ(葉で作ったスカート?腰巻?)やフレッシュレイなどに使われ、レイメイキングでも最初に触れることが多い材料です。鮮やかでそれでも柔軟性が高く丈夫なので加工しやすく、このデザインの周囲に描きいれたのもティリーフのレイです。

初期のハワイアンキルトはベースは白、モチーフもソリッド1色というのが多く、材料が高価で生地の色数も多くなかったことが理由とされています。今は、色無地はもちろん様々な表情を持つ素材を自由に選べるのがあたりまえですが、作品のサスティナビリティを考えると、このTi Leafは時代を超えた良さをこれからも持ち続けるのだと思います。
また、実際にベッドカバーとしてお使いになっておられるところも素敵です。

一生に一枚はベッドカバーを作りたいというお話をよく耳にします。みんなのあこがれベッドカバー。確かにわたくし自身もベッドカバーを仕上げられる方は特別な方と思っております。なので、aisomeno様も特別な方です。わたくしがお送りくださった作品のお写真で喜ぶと思ってくださったのも嬉しい。ここのところ「落ち込むことは多いけど…」というマイナー気分だったのですが、このお写真で一気に気分が上がりました。モノづくりってやっぱりすごいし素晴らしい。そして以後も作り手側に立ったものの考え方を忘れないようにしようと改めて思うのでございました。

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