これは北村京子先生が母上に贈るために作られたカーネーションのクッションカバー。まだ、仕立て前の段階で、見せてくださいました。
亡き母のためにアメリカの女の子がカーネーションを贈ったことで始まったというのなら、生きてるママに贈るのはどうかしら?とは思うのですが、色や縫い方など想像以上に愛らしく仕上がったこの作品を贈られたお母様は、きっとうれしいでしょう。8分の1のハワイアンキルトの基本といえるデザインを元に、白ベース+ソリッドカラーを使う作品がわたくしは一番好きです。パッチワークのように生地を組み合わせて作る作品が多い中でこういう作品を拝見させていただくと、ねっ!生地に表情がなくても、こんなに説得力のある作品ができあがるハワイアンキルトを多くの方が楽しんでくださることを願っています。
季節の行事や楽しいエピソード作りのパターンをご自分の暮らしの中から発見して作品にして残していただくためのパターンを、これからも描き続けてゆきます。ちなみにこのカーネーションのパターンは500円です。
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