6月20日~7月19日が1クールで、湘南台西口にある手作り作品販売スペース「金の道銀の道」での初めてのオフライン販売の結果は、けっこうおかしくて、出店スペースの代金ぴったり稼ぐことができました。ということはこの一か月間の広告宣伝費用はゼロだったということで、悪くない結果だったと思っております。売れた商品の単価は500円のものと600円のもののみで、これがわたくしの住む湘南台における「手作り作品」の地位なのだということを学ぶこともできました。
この結果を受けて、今月も出店の抽選に当たったので初回の経験を生かして初回に売れたものはそのまま継続して、商品をすべて入れ替えて再度チャレンジすることにしました。
どうでしょう?前回に比べてずいぶん展示をすっきりとさせたつもりです。基本的にすべての商品の価格を1,000円以下に抑え、点数を減らし、気軽に手に取っていただけるようにしました。また、ここの照明は基本的に青白く寒々とした感じなので、置くモノもそれにマッチしたものに変更しました。さて、どうなることやら。
商品価格の20%を金の道銀の道さんに支払うのですが、それを差し引いてぴったり出店費用分を売り上げた初回でしたので、今月の目標はそれ以上売り上げるというささやかなものに設定いたしました。使われデザイナーであったわたくしの人生。この年齢になって、わたくし自身や自分オリジナルの商品を売ることはもう遅いんじゃないか?と人に言われてしまうかもしれませんが、人生100年と言われる昨今、わたくし自身が使われデザイナーとしてやってきたのとほぼ同じ時間、以後の人生が残っているとしたら遅いも早いもないんじゃないかと思うのでございます。
ですので、日本ハワイアンキルト製作所サイトも少しづつ変身させていこうと、コンテンツの追加を試みつつあります。パターンを描くわたくしに加え、これからも自分自身のためにクリエイションしていくわたくしの姿を披露していく場として使おうと考えたのでございます。そのちょっとしたわたくし自身の経歴についても、新たに記載しました。
それにしても、この「金の道銀の道」を運営されておられる方々には頭が下がります。この場所は、わたくしが湘南台に引っ越してきた17年前からずっとあるそれなりに歴史あるスペースなのですが、販売展示されているモノは本当にいろいろあってその商品やらモノやら中古品やらを預かり、在庫を管理し、それほど高価なものがやりとりされるわけではない状況を毎日毎日見なければならないなんて、ホントに大変です。中には黙って持っていかれてしまうことも多々あるようで、そこを了解してください。と契約時に一筆書くことを求められます。
神奈川県は、東京とくっついていて、東京と同等に見られることが多いのですが直近の選挙でもtwitterで三原じゅんこさん1位当選について「#神奈川県民」というタグが話題になったように、わけのわからない民度の低さを感じることが多々ある不思議な場所です。金の道銀の道の運営に携わっておられるあの方たちも、もうちょっと高価な品々がやりとりされる場所になったら、さらに嬉しいのではないかしらと思っておられるはずなのに、わたくしが売り上げた作品の価格も500円と600円のもののみ。きっと神奈川では、手作り品に出せる金額の相場はこれ!って感じになっているのかもしれません。わたくし個人としては、手作り作品ほどもっと高価にやりとりされるべきといつも思っています。だからどんなに埋もれても、minneやcreemaが活用されるのかもしれません。ちなみにわたくしもエントリー中です。
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