キットを作って教室に持って行くと、必ず複数枚売れると、先生がお話くださるSuper Hibiscus!!。
ベージュ&ブラウン系で、北村先生がアップリケまでを仕上げて持って来てくださいました。これは、綿を挟むことはぜす、ソファにかけて使うような仕様に仕上げるとおっしゃっておられました。これは最大サイズの135×110cmのデザイン。前に赤でカットしたものを掲載させていただきましたが、落ち着いたブラウン系もまた、イメージが違って改めて色の大切さを感じるのでございます。赤と比較してご覧になりたい方はこちらをご覧になってください。できあがりがキットの状態で想像できるこのわかりやすいデザインは「ハイビスカス」だったことが気に入っていただけた理由なのかもしれません。おそらくハワイアンキルトをご存じ無い方は、南国=ハワイ=ハイビスカス、とイメージされると思うのです。このパターンのわかりやすさで、少しハワイアンキルトをやってみようかな?と思って頂けたら嬉しいと思うのです。
同日、北村先生が、さらにサイズダウンした90×90cmのパターンをカットして来てくださいました。
お目にかかる前前日、急遽「90cmが見たい」とお願いをし、「何か90cmが切り出せる材料はないの?」とお聞きしましたら「Kona Cottonの色変更になったグリーンがあるよ~ん」と。「これに合う、薄い黄色系もしくはグリーン系のは?」って言うとこんな写真が送られてくるのです。(スマホってのは本当に便利)。で彼女は「この写真は実際の生地の通りに写ってまーす。」とかなんとか。わたくしはその写真を見ながら、パターンと色見本を作成します。どなたかからのご注文がある訳ではないのに、北村先生は、どんな時にもご協力くださいますし、先行投資をいやがらない姿に、いつも感謝させていただいております。なので、「いつも、申し訳ありませんねー」というと、「いーえぜんぜん。カットの練習になるし、自分も見てみたいし、楽しいし。」だなんて。
だいたいの方は、パターンだけ見て、どんな形になるのかを想像できないのが普通なので、こうしてカットして生地になった状態をご覧いただくと、急に身近なものと感じていただけるのか、パターンご購入のご注文をいただきます。これを見せた当日も、会合に参加されていたKaiho先生が、このハイビスカスを買い取ってくださいましたし、パターンもご購入くださいました。少しカットが難しそうなこのデザインが目の前でキットになったものと、パターンとがあれば、彼女は教室用に、新たに販売用の商品を揃えることができます。わたくしとしては北村先生に無理言ってカットしてもらったものが、買い取られたことで少しほっと致しました。
その場で縫い始めたKaiho先生は、「これって縫ってて楽しいし、形が単純だからどんどん縫えちゃう。アップリケを早く終わらせて、全体を見て見たい!って思わせてくれるわ~。」なんて大喜び。そうなんです。楽しいのが一番。
彼女はキルトするのかそのままにするのかは決めかねておられましたが、そういう選択ができる数少ないデザインです。まあ、教室運営をされている方には、早く仕上がる回転の速いデザインであることは確かですし、作り上げる方も、あっという間に大きなサイズの作品を手にできるというデザインでもあると思います。緑もいいわよね~。
コメント