オバマが来て帰った

今は、2014年4月後半に入りつつある時期で、おぼかたさんや、韓国の大型船の事故が起こったり、オバマ大統領が訪日したり、ニュースソースに事欠いていない感じです。昔、父が、テレビで流されるニュースや、CMは、ある意味洗脳的な要素があるから、気をつけて見た方がいいよ。と言っていたことを思い出します。“みんながこちらの思うようになってくれなければ、意味がないんだよね。”とつぶやく父は、電通に勤めておりましたので、この言葉の意味を肝に命じて生きてきました。

父が言いたかったことは、自分がどんな不利な状況に立たされても、優位に立っても、周りの人や情報が、自分にとってどんな意味があるのかを、己の目で見て己の視点から判断しなさい。それは時には人と違っていたとしても、自分が判断することが大事なんだ。という教えだったと思っております。仮に下した判断が1対100で、その結果ひとりぼっちになってしまったとしてもです。

船が過積載だったとか、乗務員が我先に逃げたとか、船会社のオーナーがカルト教団に関わっていたとか、毎日毎日マイナスの情報がプラスされてゆくのを聞くと暗い気分になります。世の中全体が、おまえたちが悪いことをしたと徹底的に攻撃をしかけているようで。では、自分自身を見てみたらどうなんでしょう。自身がほかの人のミスを徹底的に攻撃できるような一点の曇りのない暮らしをしているのでしょうか?少なくともわたくしに関しては、人のことを攻められるような暮らしはしておりません。事実、実生活でも上から言われることや叱られることのほうが多いです。でも、人生のどこかの時点で、こういう機会を少なくしてゆくように願って精進すること以外自分を保ってゆく方法が現状、見つかりません。

taroanduluそれでも幸せだと思うのは、デザインができることです。地道にものごとをとらえて形にするのは簡単なことではありませんし、描こうとする何かを作り上げるプロセスは、他人の存在を一切考えることなく、すべてが自由で解放されています。また、デザインしたパターンを作ってくださる方がおられることは、大きな心の支えになっています。これは、4種デザインしたタロ&ウルのベッドカバーです。最初にオーダーをお受けした時の色から、デザインを見て変更されたそうです。ベッドカバーですので、どのくらいの期間で仕上がるかはわかりませんが、完成された暁には是非お写真をお送りください。

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