ウルのバッグ

甲府の村上先生より、生徒様の作品写真が送られて参りました。53×53cmの大きめバッグ。レッスンにお見えになる生徒様が、制作中の作品をフープと一緒に持って来られるようにとのオーダーでデザインしたものです。マチ幅は10cmくらいでしょうか？素敵な仕上がりで、うれしくなってしまいました。こういうバッグならハワイアンファブリックのでもいいのでは？などとお考えになる方、違うのですハワイアンキルトのバッグは。キルティングとエコーラインという独特の手法を用いて仕上げられることで、構造的にも、見た目にもたっぷりとした重厚感のあるすばらしいバッグができあがるのです。この方は、ウルの実に入れる少し細かめのラインを忠実に仕上げてくださったことで、リアルでリッチな雰囲気のバッグに仕上げてくださいました。生徒様がお使いになっておられる様子の写真もお送りくださり、こんな素敵なバッグを持って歩いていたら、道行く人に声をかけられるに違いないと思いました。きちんとバッグのためにデザインされたパターンでソリッドの生地を使い、手法に従って仕上げるという当たり前のバッグの説得力に、わたくし自身もとっても感動しました。

Ohai Ali’iの210×210cmのベッドカバー。ハワイアンガーデンのウォールハンギング。