大きなマルシェバッグのパターンを販売しますなんて申し上げながら、ずいぶん時間が経ってしまっております。パターンを描き、画像を描きだし、1点1点ページを作る。おちゃのこネットやカラーミーショップなどのメジャーシステムを使っていない日本ハワイアンキルト製作所サイトは、すべて手作業でページを増やすという昔ながらのやり方で運営しております。えーそうなの?と思われるかもしれませんが、SEOがあまり好きではないので、地道に地道にやってゆきたいとも考えているのでございます。
最近作品を形にするには、自分の力でなければいけないと反省しておりますので、どれか一つを形にした上で、パターンを売ることが正しいのでは?とも考えておりますので、中でも最も売れなそうなパターン「Watermelon」を140%に拡大したパターンで制作してみました。まずはミニマルシェバッグとの大きさ比較で、上の写真のような感じのスケール感になります。パターンの大きさは、W50cm(底部は18cm)×H28cmになるので、ぐっと実用的になります。ちなみにいつも同じ持ち手を使って見本を作るのは、第一に持ち手についてはパターンをご購入くださる方に自由に制作していただきたいと思っておりますので、あまり意味を感じさせないものにする。第二に、全部同じイメージにすることで、パターンや大きさの違いだけに注目していただけるようにすること。なので、あまり気になさらないでください。
バッグ単独ではこんな感じ。個人的にスイカはあまり好きではありませんが、モチーフとしては常に面白いと思ってラインナップに加えています。わかりやすいし、きれいだし、季節感もある夏の果物をあえて今作ってみようと思ったのは、スイカなんてね~。何考えてんの?と失笑されそうなデザインかもしれないとは感じてはいるのでございますので、誰かが形にしない限りは、バッグのパターンとしてかわいそうなものになってしまうかもしれないという思いもあるからでございます。
出来上がったこのスイカのバッグを見て、息子たちにもバカにされるかしら?と思ったら「へー意外にいいじゃん。」と、わたくしの行動に対してねぎらいの言葉をかけてくれたのでございます。特に「底がすげー」と言われて、確かに。でも、この底だけでもポーチやバッグを作ったら面白いかも。とは思っております。いずれにしても、物を通してのコミュニケーションはとても楽しいものでございます。
最後に、プレゼントパターンを円形でしあげてみてもいいのでは?と、軽く作ってみたのが上です。ちゃんと作っているつもりでも、ほんのり円がゆがんでいるのは、お許しください。20×20cmのパターンに対して直径22cmの円の中に入れてあります。同じ色で作ると飽きるので、赤玉の玉子をイメージした色にしました。周りの処理など、圧倒的に早く完成できることに気づきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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