Kona Cottonの色味

Tififi Pineappleのサイズダウンに苦労をして35cmのバッグ用のパターンを描いたことはすでにお知せ済みですが、本来パイナップルは黄色くあるべきと思いながらどうも日本の生地ではうまく行かない。なんとかできないかしらんと、今回Kona Cottonで合わせてみました。kitamura_pineapple_yellow_800

これを制作してくださっているのは、いつもの北村先生です。彼女と一緒にたまたま直接Kona Cottonを販売しているところに行き当たりました。そこで、パイナップルの黄色の色合わせをしてみようと選び、北村先生がカットし、アップリケまで仕上げてくださり、こんな感じになりました~と写真を送ってくださったのです。kitamura_pineapple_800下の写真は、日本の生地を使って青系で作ったものです。こうして比較してみるとよくわかるのですが、同系色として色のまとまりがあるのは、上のコナコットンで合わせたもののほうだとわたくしの目には見えるのです。というのはKona CottonにしてもBella Solidにしても、250色~300色の色数があるので、合わせやすいに決まっているから当たり前なのです。せっかく色数があっても、日本で全ての色を輸入して扱っているところはありませんので、今回セレクトした色も、店にある中から仕方なく合わせたものに過ぎませんですが、それでもやっぱり違うのです。
店で北村先生と「黄色系か~。色数少ないね。合わせられそうで、合わせられないね~」なんてぶつぶつ言っておりましたら、北村先生が、「最近、色が飛んでるって言う意味がすごくよくわかる。」と彼女もぶつぶつ。材料を全部仕入れたらそれはお店も大変なのでしょう。でも、ラインナップを見ていて思うのは、作る人と売る人とでは、必要とする色が違うのだな~ということです。並べて綺麗に見えても、そのまま使えるわけでは無いということを痛感するのでありました。
生地と綿。財力を身につけたら、全部仕入れて販売した~いと思うのです。

コメント

  1. lino より:

    こんばんは♪
    私もショップでコナコットンを扱っている一人なのでコメントさせて頂きました~
    コナコットンの良さを万人の方に知って頂くことはなかなか難しいと思いますが、色の種類と発色・生地の風合いはハワイアンキルトを作るには適していると思っています。
    確かにショップでも揃えられる色数には限りがありますよね。。金額面や入手ルートを考えると手軽に使える生地でもないのかな~、、でも風合いなど使ってみるとその違いは一目瞭然かと思います
    また見本帳も見ているだけで楽しいですよね♪

    吉田さんが仰るように、財とスペースがあれば私も是非全色揃えたいです(^ム^)

  2. anoono より:

    コメントありがとうございます。
    色見本見てると本当に楽しいですよね。合わせるために多くの色を揃える不合理さが素晴らしいと思います。
    Made in Japanでそういう生地があったらもっともっと素晴らしいとも思います。

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