前回メールをいただきましたのは2017年10月19日のことで、その際にはアップリケが終了された旨をお知らせくださっていましたがそこから数えて4年。ベッドカバーが完成されたことをお知らせくださいました。パターンはOhai Ali’i 2です。
ここのところ、ようやく忙しくなりはじめ、数ヶ月後に収入を得られそうだという殺伐とした中、今朝お送りくださったこのK.W.様のベッドカバーのお写真を拝見して心が洗われるような気持ちになりました。
その時のメールにも書いてくださいましたが、
「かならずハイビスカスまで仕上げようと思っておりますのでなにとぞ気長に、気長に、本当に気長にお待ちいただけますと幸いです。」
そのお言葉どおり、4年の歳月を経て、今朝完成作品のお写真をお送りくださったのです。
ハワイアンキルトって本当にすごい。4年もかかって一針一針仕上げていくプロセスを考えると、このサイズを仕上げられる方って特別だなと思います。さらに次回作の予告までしてくださっています。それもすごい。K.W様も
ハワイアンキルトは楽しくて果てしないですね(笑)
とおっしゃっておられます。このお言葉は重い。けど、素晴らしい。
白をベースにしたグリーン系のむら染め?グラデーション?の材料をパターンに、裏はピンクのレフアがポイントになったグリーン系の布をお使いになり、全体を締める意味でしょうか?濃いめのグリーンのバイアスで縁を仕上げておられます。ベッドのような大きな作品を制作する際に、K.W.様がお使いになったような表情のある材料を使うのは、飽きずに仕上げられる手法のひとつかもしれないな。と感じました。裏に少しシワが寄ってしまったことを気にされておられるようですが、この大きさをこの精度で仕上げられる方はやっぱり特別です。
それはこのお写真を拝見して納得いたしました。
Ohai Ali’iの下に見えているこの赤いのは何?と思ったのですが、これは以前に制作されたベッドカバーだそうです。なるほどね。やっぱりK.W.様はわたくしの中では特別な方です。
以後も、楽しく果てしなくハワイアンキルトを続けてください。わたくしはずっと待っております。
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