お送りいただいたメールのタイトルを、そのまま使わせていただきました。だってとてもわかりやすいなあと思ったからでございます。作品の制作者はH.Suzuki様。本日ご紹介させていただく作品はすべて「ギフト」なのだそうです。うらやましい。うらやましすぎです。今回Suzuki様は、作品について細かくコメントを一緒にお送りくださいましたので、本日はそれも一緒にご紹介させていただきたいと思います。
作品の色は、差し上げる方が長く使ってもらえるようにと、相手の好きな色をお使いになっておられるそうです。どこからどこまでも、うらやましいお話です。
まずは、Whaleのパターンを使って制作されたポーチです。個人的には、パイピングが好きです。この趣味のよいファブリックが作品のクオリティを高めているように思います。また、パターンの使い分けで、表情のあるポーチなので、わたくしだって頂いたら大切に長く使わせていただきますもの。
クジラのポーチ…パイピングを地色でつけましたが、モチーフが生かされなかったので、あれこれと生地を引っ張り出して作成しました。また、クジラの中は濃い目の糸でのキルティングをしました。
とコメントを頂きました。制作された方のお言葉は、お写真の大きなフォローになっていると思いますし、教えられることも多いと思います。ここでは「クジラの中は…」という部分で、お写真を拝見する上で、わたくしにとって大きな助けになりました。
続きましては、Lokelaniのパターンが、素敵なバッグになったところです。
ロケラニ…ピンクを指定されました。ピンクにピンクの生地合わせが難しい。残り布にあったキャシマムのプマ(中央が薄く、サイドが濃い)を使用。薄い部分を地に、濃い部分をモチーフにし、葉は同じプマのグリーンです。1つの生地から濃淡を使い分けて正解だと思いました。
というコメントをいただきました。これは貴重な生地の情報を書いてくださっています。ピンクを合わせるのに苦労されたとのことですが、わたくしはこのバッグ、素敵だなと思いました。ピンクなのに、なんだか色味がいろいろだなあと思いましたのは、選ばれた生地に、こんな意味があったのね。とコメントを寄せてくださったからわかることもございます。これも2種のパターンをうまく使い分けてくださって、マグネットもキラキラ!こってり「ロケラニ」を感じられる素敵な作品です。
最後は、Patagonian Fishのパターンを使って制作された、マスク&ティッシュのケースです。わたくしも愛用しておりますクリネックスの保湿ティシュが入れられているのを見て、うれしくなりました。
パタゴニアフィッシュ…周囲にミロの糸でステッチをかけてみたところ、かっちりと仕上がりました。
と、コメントをいただきました。表と裏の色のコントラストが楽しい作品です。このPatagonian Fishは、いろいろな作り方が考えられるパターンですので、Suzuki様は、こうして仕上げてくださったのね~と、楽しく拝見させていただきました。
日本の新学期は、4月。何かを始めようとする準備は3月かしら?と思っているので、こうして「やってみようかな?」と思っていただける作品をお送りいただくと、わたくしもうれしくなります。以後もまた、作品のお写真を、コメントと一緒にお送りください。
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