最近多い、サポートチャット。わたくしは、電話より早く問題が解決できるので、よく活用します。本日も少し問い合わせをしたいことがございまして、チャットの担当者とつながるのを待っておりました。おそらく先方は複数の問い合わせに同時に対応しておられるのだろうとは思いますが、5分ほどで、つながりました。わたくし自身に対する個人認証からスタートし、問い合わせ内容を入力。だいたい入力後3分ほどで、向こうから最初のレスポンスがございました。男性か女性かは不明ですが、最初から入力された文章表現がきつい。怒っているの?と思ってしまうような言い回しに、わたくしはびっくり。さらに、回転を早くするために、先方の担当者がさっさと終わらせようとしている雰囲気がぷんぷん漂って参りました。とても有名な会社なのになんだか、がっかりです。
ふと思うのですが、メールやチャット。もちろんブログなどもそうですが、最近怒っておられるの?と思う書き方をされる方が多くて、戸惑う機会が増えました。あまりに多いので、自分に、何か問題があるのかなあ?人を怒らせる要素が詰まっているのかしら。と思いながらチャットの相手に気分を害されながら、やりとりを続けたのでございます。文章は、顔が見えない分、気をつけないといけないよね。と細心の注意を払って、作品をご紹介させていただきます。
まずは、埼玉のHayashi様の「M.C. Orchid」です。新しいデザインを、いち早く気に入ってくださったみたいで、すぐに着手され、これもあっという間に完成された様子です。北村先生の教室で、学んで居られるHayashi様は、お仲間からは「工場」と言われるほどのスピードで、作品を完成してくださっています。また、あまり他の方が選ばないデザインを制作してくださるので、いつもとてもありがたく思っております。蘭を抽象的にしたこのパターンは、最初からM.C.(マルチカラー)で制作していただくことを考えた珍しいパターンです。ピンクが好きなHayasi様らしい素敵な作品です。
ここからの作品は、Tajima QuiltのTajima様から届いたお写真でございます。カルチャークラスの生徒様の作品が、続々と出来上がって来られたとのことで、お写真をお送りくださいました。
赤白のウルは、とても美しい組み合わせで、わたくしも大好きです。ハワイアンキルトの基本のモチーフと言われるウルは、ファーストキルトに選ぶという教室も多いと聞きます。アップリケ、キルティングとも、ハワイアンキルトの縫い方を学ぶ全ての要素が入っているとも言われていますので、どなたでも一度は制作されるモチーフかもしれません。
色違いで制作されたこの「Honu & Shell 2」2点は、色を入れ替えただけで、こんなにも雰囲気が変わるのね~と、教えてくださる2点です。海をイメージさせる青系の色が美しい。2点を交互に見ると楽しいです。Tajima様はパッチワークも教えておられるので、パイピングのくるみ方がとても丁寧です。このホヌ&シェル2は、日本ハワイアンキルト製作所のサイトでも、お選びいただく機会が多いパターンです。幸せを呼ぶ、守ってもらえるなどの意味があるのですが、日本でも長寿など、縁起の良いイメージから、好んで制作される方が多いのかもしれません。
最後は、綿を挟んで、キルティングスタート寸前の「Baby Pine」です。パイナップルは、今年流行のモチーフなのだそうで、フラのイベントに出店している業者さんからも、パイナップル流行なのよ~というお話をよく伺います。
わたくしは、個人的には制作過程のお写真を拝見させていただくのが好きです。しつけの入れ方や、綿と裏布との組み合わせ方など、本当にいろいろあるのだなあと、手法の違いを知ることができるからです。しつけのかけ方以外にも、布のカットにピンキングを使うのか。しつけ糸はどんな糸なのか。綿はシンサレートかな。とか、キルティングが終わった後にしつけを外すのねとか、1枚のお写真が多くのことを教えてくれるのです。この後、どのように作品が閑静に向かうのか、ドキドキしながら拝見させていただいております。完成の様子も、また、拝見させてください。
最後は「Sunflower」です。このパターンはアップリケ好きの方のためのデザインです。ヒマワリの花のイメージ通りの黄色をふんだんに使ったかわいらしい作品です。花びらがきれいに縫われていて、嬉しくなるような作品です。
花の中心部分もバッチリとキルティングされているのですが、外周のエコーは、少なめに仕上げています。最近、エコーを全部入れないという作品をいろいろと拝見させていただく機会が多いので、これはこれでハワイアンキルトにおけるトレンドであることも感じます。
これが正解という手法はひとつもございません。楽しく自由に作品を仕上げることが一番大切なことだと思いますので、手法は後からついてくるものなのかもしれないと、作品を拝見させていただくたびに思うのでございます。Tajima様、お写真いっぱいお送りくださりありがとうございました。
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