ここのところ、ふと気づくと、針に糸を通すときに、一番大切な針穴が二重に見えてなかなか糸を通すことができなくなっておりました。今まで裸眼で頑張ってきたけれど、いよいよ老眼鏡が必要になってきたかなあ。それとも新調したメガネが、合っていないのかなあ。いやだなあ。
運転していても、前の車のナンバープレートが二重に見えるし、なんとなく一カ所にピントが合っていないような。目の使いすぎかなあ。と、人生初の眼科にわたくしの目を診てもらいに行きました。仕事上、目はとっても大切ですし。
そこで、初めて眼科の病院というのを見ました。へえ。こういう所なのね~。と超びっくりいたしました。だって眼鏡屋さんかコンタクトレンズ屋さんぽい。まじに「目」を診てもらいに来ている人は、ほとんど居ない。昨日もたくさんの患者さんが来てはいますが、眼鏡やコンタクトレンズの人ばかり。自分、大丈夫かなあと少し心配になりながら、待合室(というか、全てがオープンなので、椅子と言ったほうが良いのかな?)で周りの様子をじっくり観察させていただきました。知らなかったことは、まだまだ多いと、改めて思うのでございました。
そんな目の状態ではございますが、ハワイアンキルトのパターンを描く仕事のほかに、わたくしはファブリックのパターンも描いていて、本日はブーゲンビレアを型にしようといろいろと調べておりました。そしてこれを見つけてしまったのでございます。
なななななんと、ブーゲンビレアのBonsaiでございます。
なんでこの写真を?と申しますと、眼科以上に驚いたからでございます。この植物は、オシロイバナ科の蔓性樹木で、とっても色鮮やかな、葉のような花が咲きます。(花は実は、小さな白い部分)中央アメリカや南アメリカが原産の要するに「木」なんですが、今、海外でブームのBonsai(盆栽)にも使われるとは思いもしなかったのでございます。家に居た長男にもこれ、すごくない~。ブーゲンビレアの盆栽だって。びっくり~。と。でも、これってブーゲンビレアが「木」であることがとってもよくわかるから、いいな~。と同時に、日本人と全く違う盆栽に対する受け止め方が、新鮮!とも思ったのでございます。このお写真は、この「サイト」からお借りして参りました。他にも素敵なブーゲンビレアの盆栽が見られるので、楽しんでいただければと思います。と同時に、固定観念にとらわれない日本発の文化である盆栽について、日本ではあまり使われないモチーフを使っていても、それなりのクオリティにまとめあげている部分は見習うべき点が多いとも思うのでございました。わたくし自身も、どこかで、これはこうでなくてはいけない!と狭い範囲で思い込んでいる部分があるのではないかな?と、気づかされ少し自身を点検してみようと思いました。
ちなみに、眼科で診察を受けたわたくしは、どういう訳か大学病院への紹介状を渡されたのでございました。
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