モキハナで考える

mokihana_kitamura600先日トレースしたパターンからサイズダウンでリデザインしたウォールハンギングが、カットされた写真が送られて参りました。このパターンは、オーダーにて承ったものですが、その方がこのデザインを使ってカッティングの講習をお受けになりたいとのご要望がございました。カットの講習を担当されるのは、埼玉で教室を主宰されている北村先生で、勉強熱心な彼女は、人に指導させていただく前に、パターンをカットすることで、指導の際の問題点をリストアップされたようで、いつもながら仕事の早さに驚かされます。確かに、教えることは本当に大変だと思うのですが、それにしてもねえ。もちろんわたくしも、デザインを描く際に、必ずカットの際の注意点があるパターンの場合には、必ずその部分をオーダーされた方にはなるべくお伝えするようにしております。大きなサイズのものを参考にただリサイズするだけでなく、サイズが変わればデザインが変わる、それに応じて注意しなければならない場所も変わるものです。北村先生にとっても、新しいデザインなので、このパターンの特徴を理解するにはまずカットするのが一番!とお考えになったことと思います。

debbies_mokihana_dep2500色については、基本的にはベッドカバーで使われている色のイメージを大切にしたほうがいいと考えたので、ほぼ同じ色でカットしてもらいました。というのは、良いと思った作品は、デザインはもちろん使われている色も、同時に良いなと感じている場合がほとんどなので。このほかに色を悩む場合には、モチーフカラーをお選びいただくのが良い方法だと思います。モキハナの基本色は紫系なので、少し灰色っぽい紫で制作されても素敵だと思うのです。作品制作の際に色に悩んだら、日本ハワイアンキルト製作所の「色にいてのヒント」ページをご参照ください。これに決めた!とすっきりしていただくために考えるヒント項目をいろいろ載せています。カラーチャートなどもダウンロードしていただけるので、作品制作にご活用ください。

コメント

error: 右クリックはできません。申し訳ありません。
タイトルとURLをコピーしました