これはまた、当ブログ初のアイテムであり、かなりの大作です。PUNAのShimamura様から今朝送られてきたお写真です。Shimamura様は、ハワイアンキルトの完成製品をオーダーを受けて製作しておられます。これもお客様からのご注文に合わせて、ここのところずっと作ってました。とコメントされておられます。そしてこれが最新作なのだとも書かれておりました。
自由に奏でる。このお写真を拝見してわたくしが最初に浮かんだ言葉はこれでした。大型の、たとえばベッドカバーなどに生き物のパターンを使用することは夜中にモチーフの生き物たちが動き出し、安眠を妨げるという理由でタブーとされていますが、これはまさに正反対。ピアノ自身も楽しく奏でられる時をこのカバーを身にまとって待っているように見えるのが楽しい。
正面にはホヌ、上の面にはハイビスカスとパイナップル、見えなくなるであろう背面にも文字でキルティングを入れておられます。ご自分が持っておられるパターンを自由にアレンジされて、この世界を完成するオリジナルデザインに仕上がっているのをお写真をじっくり拝見させていただいて堪能しました。
うーん。それにしてすごい。この大きさのこのサイズの作品を仕上げられるなんて素晴らしい。これはお客様も喜ばれたはず。と何度もうなりました。
リズムを奏でるような上面のハイビスカスとパイナップル。見えない所にまで配慮がされていて、どこもかしこも音を奏でる準備を整えているように感じます。
側面はイルカが沢山描かれていて、水音が聞こえてきそうです。ピアノカバーは、アイテムの持つ性格上面によってそれぞれ表情を変えられるものなのだとこの作品のお写真を拝見して気付きました。ご自分の好きなモチーフやイメージを寄せ集めて一つの作品にすることができるなんてピアノカバーって面白い。そして、この作品をオーダーされたオーナー様が少しうらやましいと感じました。
それにしてもすごい。何度でも言いたいです「すごい」って。
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