先日Super Hibiscusをキルティングして仕上げてくださったKaori姫。そこにちょこっとご紹介させていただいたあのLokelaniのアップの写真、覚えておられますでしょうか?それが、バッグになって出来上がって参りました。
昨日は月に1回の会合だったので、皆がこのバッグを見て大騒ぎ!この形いいじゃん。ちょっと見せてよ。とか「ちょうだーい。」なんて言うお声も。このパターンは、ウォール&バッグのパターンとして、12種類をシリーズで描いたのは、確か、小栗旬の出ていた「BORDER」というドラマが放送されていた時期だったと思います。このシリーズは、西洋化された今の家にぴったりな、少し現代的なハワイアンキルトのパターンとしてデザインしたのですが、ショップではそんなに人気が無いので、悲しい。時間があれば、このシリーズは自分で全部作り上げてみたいと思ってデザインしたのですが、なかなかわかってもらえないようで、少し残念でした。そんな中、先日は北村先生がBambooを、本日はKaori姫がLokelaniを作ってみてくださったので、わたくしは超嬉しい!ありがとう。わたくしなんぞが作るより、北村先生やKaori姫がいち早くこのパターンの良さに気づいてくださって、こうしてクオリティの高い作品に仕上げてくださったほうがずっとずっと意味があります。
バッグに仕立てる前の様子は、こんな感じで、バッグのサイズに合わせて、パターンを少し左右に移動させたそうです。真ん中の部分がバッグの底に来るようにしたのね。素晴らしい!!この前もお伝えしましたが、生地はKona Cotton。綿はシンサレートHL160をお使いになったそうです。今回のようなバッグの場合、中にたくさんのものが入るので、しっかりと嵩を保持しようとする性能を持つ、シンサレートを使うということは、使いやすさと見た目を保つという意味で、さすが~。バッグに仕上がった写真を見てみてください。たくさんのものが入っているのにふっくら。超素敵なバッグに仕上がってます。
この後、せっかくだから、東京ドームに行ってみるか~なんて、国際キルトフェスティバルに出かけました。会場で、Kona Cottonを扱っているブースに出かけたところ、店の方からも「あら、素敵、写真撮らせていただいてよろしいですか?」なんて言われてKaori姫も、もちろんとみんなでにこにこ。写真に撮ったら、絶対どこかに掲載してくださいね。
次は、Hibiscusを作ってくださるそうなので、また、楽しみに待ってます。
恐ろしいことに、このブースで、そちらのバッグの写真もいいですか?と言われて、「は?」となったのが、この写真のバッグです。これは「サイズダウンの苦しみ」でお話させていただいた、わたくしの習作で、決して完成されたパターンでも作品でもありません。
このとき、パイナップルの中の三角形について悩んだわたくしは、都合アップリケしたパイナップルを2枚作ることになった訳で、最終的には、両面をキルティングして、袋に仕立て、持ち手を付けてバッグになったのであります。これを制作した結果、パターンを修正したものが、以下です。
うん。直した甲斐があった。素晴らしい。これを作ってくださったのは北村先生。三角形の部分も完璧だ。といよいよパターンの販売にこぎつけられそうだ。と思うのでございます。このパターンのプライスは、400円の予定です。安いと思いませんか~。
コメント