6月23日にご紹介させていただいた北村先生の「Royal Crown」がいよいよキルティングスタートということで、綿をはさみましたと、お写真が届きました。
今回裏にはウイリアム・モリスデザインの生地をお使いになられました。裏返すとこの色ってとても素敵です。北村先生は、「まわりをくるくる巻いて留めたら、布団みたいになっちゃた~」とおっしゃっておられます。前にも何回か書きましたが、作品の裏地は、とても大切な要素です。なので、わたくしも、生地屋さんと色々なお話をしながら、まとめて購入します。これはそのひとつです。また、ベッドカバーの裏地は、6~7mは必要になるので、一気に1反なくなる場合もあります。ユザワヤの店頭では、長さが足りなくて買えない場合もあるので、やっぱり一反買いがベストなのです。
ここのところ、わたくし自身少しやる気をなくしておりましたが、その理由がなんとなくわかって来たのです。
「わたくしの子育ては終わった」それに、わたくしの気持ちがついて行けてなかったのだと。
長男は、すでに社会人になっておりましたが、次男が5月に就職が決まって、もう誰も晩ご飯を食べないのに、二人が居たときと同じ量を作ってしまったり。いつまでも子どもだと思っていた息子たちは、もう完全にわたくしの手を離れ、それぞれの社会を京成し始めているということに気づくのが遅かったたのです。大丈夫かよ自分!
そんな中、北村先生が。アップリケ終わった~と、このRoyal Crownを見せてくださったことで、ああ、このままじゃいけない、しっかりしなきゃって思ったのです。やっぱりベッドカバーっていいね。本当に素晴らしいね。こうして励みになる作品のお写真を拝見できるわたくしは、幸せです。ありがとうございます。
わたくしの親も、就職したり、結婚したりするわたくしたちを、こんな気持ちで見送っていたのだろうと、初めて気づいたのでございます。まだまだだなわたくし。
コメント
まだ吉田さんの域には達していないので想像することしかできませんが、子育てを終えた母はそんな風に誰もが感じるのでしょうか…
でもきっと一生懸命その大変な時期を頑張ってこられた方だからこその寂しさや虚しさなのかもしれませんね。。
私の場合はこそだって真っ最中〜
3・6・12歳とバリエーションも様々な年代に対応するだけで頭と身体がついて行けずにいます。
30代からの子育て開始ということもあり、自分の時間が持てるのはもっと先の話ですので、逆に言えば吉田さんが羨ましい限りです。
今は仕事や自分の思考することに没頭できる時間が乏しい私です。