Paeonia Suffruticosa(牡丹)

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やった~。久しぶりにバッグではない作品をご紹介できるこの喜び。この作品は北村先生が主催される教室で、いつも多くの作品を完成させてくださるYokoyama様の作品です。Paeonia Suffruticosa(牡丹)は、数年前にパレオのデザインを依頼された際に、ハワイアンキルト用にしたら、楽しいのではないかな?と思ってデザインしなおしたパターンです。サイズは135×110cm。横型ウォールとしてデザインしたものです。大きな花1点のパターンなので、小さく見えるかもしれませんが、花の幅は1mを超えています。
suzuki_botan_800このオレンジ系のほかに、パープル系の色もあるのですが、Yokoyama様は、オレンジが気に入ってくださいました。パターンには参考キルトラインを描いてありますが、キルティングしない軽快な仕上げでもお使いいただけるようなパターンにしてありますが、Yokoyama様は、完璧にキルティングまでして完成させてくださいました。やっぱりキルティングされているほうが、ずっと立体感が出て生き生きします。キルティングって素晴らしい!!ラインを縫い上げてくださってうれしい!!。ありがとう!
なんて、制作にまったく関係のないわたくしごときが申し上げるのもおかしいのかも知れませんが、想像以上の仕上がりに、心から感動しました。この作品を縫いながらYokoyama様は、牡丹の花を感じて縫ってくださったのでしょう。それは、牡丹をきっと知っておられるからだと思うのです。ハワイアンキルトのモチーフの多くは、花や動物などの命あるものが多い。だから、モチーフを知るということが大切なのだと、この作品を拝見して改めて思いました。ここは花びら、ここは葉。みんな地面から水や養分を吸い上げて、こうなるんだよ。って自分に言い聞かせ、モチーフを感じて制作された作品は、こんなにも素敵なのね~。是非とも作品そのものを拝見させていただきたいと思うのは、わたくしだけでしょうか?

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