日本ハワイアンキルト製作所サイトで公開しておりますバッグのパターンを総入れ替えします。なぜなら、こんなにパターンの種類はいらないということがわかったからです。このブログにお送りくださったバッグのお写真を拝見させていただいても、そう思うのでございます。
わたくしがサイトをオープンしてから2年近くになりますが、その間に作品となったモチーフは
①タロ
②ウル
③プルメリア
④レイ&フラワー
⑤Gecko
⑥モンステラ
⑦エンジェルストランペット
⑧ロケラニ
⑨ハイビスカス
⑩クラウン
の10種類と、最近ピンポイントで、カラーというような状況です。
もうひとつ。多くの方は飽きてしまうので、「何か新しいものを。」といえずともお考えの方もおられると思えますので、今まで結構買っていただけたパターンを含めて、総入れ替えすることにいたしました。まあ、わたくし自身も飽きてきたことは確かなので、総入れ替えする時期に来たことをわたくし自身が一番感じているのでございます。
現状のバッグは、4月10日までの取り扱いとさせていただきます。差し替えたパターンは、以後削除してしまうので、ご購入いただけなくなります。
個人的にはバッグのデザインを描いている、自分自身が、ときどき許せなくなるのですが、オーダーが最も多いアイテムであることは間違いありません。バッグを作ることが目的で、ハワイアンキルトを習うという方もおられることも、わたくし自身、よーーーく知っております。でも、ハワイの美術館やホテルに残っている作品のほとんどは、ベッドカバーのサイズのものばかりです。いつも申し上げておりますように、バッグはハワイアンキルトのジャンルには正式にはありません。ピローやウォールのパターンをデザインし、それを元にベッドサイズに展開し、布の持つ素材感ではなく、パターンの素晴らしさ、縫い方の美しさを互いに認め合うそんな活動を昔のキルターは、していたことを、日本のキルターの皆様にもっと知っていただきたいと、心の中では思っているのです。
なので、バッグのデザインに対する考え方を、ここで大きく変えました。純粋なハワイアンキルトのデザインでは、バッグにしても素敵ではないと思ったからです。そして、わたくしの知らないところで、バッグがこんなにも価値のあるものだと、サイトを運営していて強く感じ、心の中で否定しながらも、認めなければいけないのだということも、よくわかりました。
パクっている人たちも、そろそろ何か新しいものを提供せよ!なんて思うでしょ?ふふふ。
なので、すべて入れ替えたいとも考えたのでございます。日本で発達中の、独自アイテムとして、ハワイアンキルトでありながら、多くの方に、認めていただけるようなデザインを、描くことを、わたくしの仕事の中に追加しながら、作業を行っています。
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