キルトワークショップのご案内 | 日本ハワイアンキルト製作所デザインノート

オゴ・オノロアハワイのキルトイベントその１ — オゴ・オノロアハワイのキルトイベント

ハワイアンキルト製作所は基本、パターンの販売を中心にこれまで運営して参りました。わたくしのお客様達は、キットでハワイアンキルトを作りたいという時期をすでに過ぎてご自分で材料を選ぶことができ、材料のカットやセットが問題なくできる方たちばかり。ですので日本ハワイアンキルト製作所サイトでは特別な場合を除きキットを購入するために訪れてくださる方はほとんど居られません。
同時に教室を運営されておられる指導者の方も、ご自分のデザインのフォロー的にサイトのパターンをご利用くださっておられます。こういった方には当然キットは不要で、逆にキットを商品として教室を運営されておられますので、わたくしがキットを扱うと逆に営業妨害になってしまうとずっと考えております。

今回オゴ・オノロアハワイのキットの企画製作をお手伝いさせていただきました。同時に珍しくわたくしのサイトでこのキットを販売しております。その理由は、オゴ・オノロアハワイに依頼されたからで、サイトにキットを掲載しても売れることはないということはよく理解した上での行動です。
今回オゴ・オノロアハワイがハワイアンキルトをセレクトしてイベントやクリスマスディナーのセットとしてハワイアンキルトをセレクトした理由は、緊急事態宣言の解除により、飲食店の状況は今逆に厳しくなっているというお話をお聞きしたからです。
■ 材料の仕入れ価格が上昇している
■ オゴ・オノロアハワイのある赤坂のような東京の一等地では未だテレワークが続いていて、人の数は宣言中と同じ
■ 夜の営業が一定条件のもとで解除されても、ほとんどの人が20:00には会合を終わらせるようになった
■ 協力金などのフォローが以降は何もなくなった
などの理由によるもので、オーナーのもと子さんは、飲食店としての未来に今不安を抱いていることがわたくしにも伝わって参りました。そして、VELTRAと自身のお店とで同時にご自分のハワイ料理とハワイアンキルトをセットにして売りたいとのご要望にお応えすることにしたのでございます。
何度もお店に通い、彼女の熱い思いに突き動かされわたくし自身もキット製作を久しぶりに行いました。未だクリスマス気分はほど遠い感じがしますが急遽11月27日にワークショップを開催さることになっております。（これは初回で、以降数回開催する予定にしています。）このワークショップを担当するのはMIYUKIさん。「悲願のHibiscus」という内容で以前彼女の作品をご紹介させていただきました。日本ハワイアンキルト製作所サイトでパターンをご提供させていただいている某有名作家のデザインを仕上げられた唯一の方です。
何か協力できることがあれば良いのですが、パターンをデザインし、キットの仕様を決め、サンプルを作成し、キットを生産し、この赤いフライヤーを作成し、集客のお手伝いをする以外のことはもうわたくしには無理なんじゃないかと思うくらい自身の時間を使いました。ですが、どなたかハワイアンキルトを始めたい。しかも楽しく始めたいとお考えの方にこのことをお伝えくださるととても嬉しいです。