110×135cmサイズが大好きなわたくしたちなのですが、北村先生がKoari姫のためにSuper Hibiscus!!!をカットしてくださいました。ベースがグレー、パターンが赤+白で、パレオ用に描いたデザインをハワイアンキルトパターンとしてデザインし直したものです。綿をはさまないで、タヒチアン風に仕上げても、キルティングしてハワイアンキルトとして仕上げてもどちらでも使えるデザインだと思うって北村先生もおっしゃっておられていて、なるほどーって思ってしまったのです。タヒチアン風に仕上げるのなら、葉の葉脈も切り落として仕上げてほしいなと思うのです。
当サイトのパターンを最初から使っていただいている先生方では、だいたい100cmくらいのウォールハンギングが一番売れるサイズで、110×135cmのウォールを手がけるのは当たり前。ポーチやバッグのキットは全く必要無くなってきているそうです。バッグやポーチのキットって、プライスの割にいろいろ部品を揃えたりセットアップが大変だったりするので、気づくとそれほど儲からないし、材料にもロス大きくて、葉1枚切り出すために、最初は30cm~50cmの生地を用意しなければいけません。だからって同じキットを何十個も作ろうものなら、教室で全く売れなくなってしまう。なぜなら、人と同じもを作りたいとは人はあまり思わないからで、葉1枚のために買った生地は、いつ採算がとれるようになるのか考えると、なんだか気分が悪くなってしまいそうです。
だからわたくしたちは、ウィールハンギングが大好きなのです。布の幅に無駄は無く、ベッドカバーのように接ぎ合わせる必要も無く、教室でも1つでポーチのキット何個か分のプライスで生徒様に買っていただけます。生徒様もウォールを仕上げると、大きな達成感を得られるし、スキルアップもするし、十分見せて頂く価値のある作品をご自身の手元に得ることもできます。ウィールハンギングはみんなが幸せになれるサイズなんだと心から思うのです。先生やパターンを買って頂いた方に幸せが訪れなければ、やってる意味はございませんです。
わたくしがパターンを販売し始めるなどということを始めたのは、多くの方にハワイアンキルトの楽しさを心からを味わっていただきたいと願ってのことです。パターンを買っていただき、好きな生地で自由に作って「わたしが作ったのよ」って多くの人に正々堂々を見せて楽しんで頂きたい。ご自分の考えに合わせてパターンをアレンジして、オリジナルの作品を仕上げて見せてほしい。そしてハワイアンキルトがパッチワークと同じように多くの方の趣味として定着してほしいと願いを込めているのです。
ハイビスカスやホヌ、プルメリアやパイナップルやウルなどのよく知られたデザイン以外にもたくさんのデザインがあることを知っていただきたいと、わたくしの持っている全てのパターンを正々堂々と公開しているのです。わたくし自身は、本当に全て自分でデザインを描いておりますので、何をどう解釈してそのデザインになったのか?対象となるモチーフってどんなものなの?など、パターンを販売するだけでなく、多くのハワイアンキルト制作に向けて、助けとなる情報を公開しながら、サイトの運営をして行こう決心しているのです。
パターンの全てをご購入頂けるとは思っていませんが、多くのデザインを見て、選ぶ楽しさから作る楽しさにつながっていってくれれば、多少のリスクは仕方なしかな?なんてね。
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