再びPatagoniaのカタログ

patagonia26月頃に、Patagoniaのカタログについて記載したことがございました。季節が進み新しいカタログが手元に届きました。そしてやっぱりこの会社は独特の思想の元に、企業努力をしているのだと改めて思ったのです。

まず。問題のシールは確実に改善されていた。
今回より、大きく紙質が変わったことによる改善なのかどうかは不明だが、シールとカタログの紙質はぴったりマッチしていることは確かだ。
だが、インクのにおいが強くなったことで、長いこと見ていると気分が悪くなる。
写真のクオリティは素晴らしい。特に「動くウール」が最高に素晴らしい。
不要なダムをぶっ壊すキャンペーンのおまけポスターが付いているのがすごい。(これ、家の壁に貼れっていう意味?訳がわからん)

「社員をサーフィンに…」という鼻持ちならない本をわたくしは読んでしまったのですが、自分を信じて地道にビジネスを確立してゆくことの大切さを語っている部分は、確かにね~、おっしゃるとおりでございます。と納得してしまう部分があるのは確かで、特に季節ごとに送られてくるカタログは、読み物として、ものすごく充実しています。全部読めば、立派なエコロジストとして成立するほどの情報が満載で、それが製品作りと直結しているリアルさがあるのです。ウェアやギアの写真も、どうやって撮っているのかわからないほどクオリティが高いと、送られてくるカタログは全てコレクションしてしまいたくなる緻密さがあります。経営理念は置いておいて、印刷の仕事にも関わってきたわたくしにとって、こういうクライアント様がおられたら、人生が変わっていたかもなと思うのです。画像をクリックして「動くウール」を是非ご覧ください。いつかわたくしもこんな考えのある商品カタログを作れたらいいと思うのでありました。

コメント

error: 右クリックはできません。申し訳ありません。
タイトルとURLをコピーしました